「プロフィール写真撮影はどこに依頼するのがオススメ?」
「フォトグラファーマッチングサービスはどうなの?」
最近では、一眼レフを持つ人が増え、自称「写真家」という人も多くなりました。
「写真撮影を依頼したいけどフリー写真家ってどうなの?」
「写真撮影マッチングサービスはどこがオススメ?」
そんな悩みを抱える人も少なくはありません。
そこで今回は、京都で写真家をしている僕が、「フリー写真家は安心できるの?」「オススメの写真撮影マッチングサービスはどこ?」にお答えしたいと思います。
目次
写真家には得意不得意がある
まずは、写真家には得意な分野と不得意な分野があり、どんな写真をどのように撮ってほしいのかを明確にしなければいけません。「価格が安ければ誰でもいい」だと、納得できる写真は作れません。
自称「写真家」と言っている人の中には、一眼レフを持って数ヶ月の人もいます。
趣味で写真を撮っていた人も、コロナ時代に経験した不況に対応するために「写真経験があるしカメラマン登録サイトに登録でもしておこう」と軽い気持ちで登録をしている人も多いんです。
趣味の写真撮影と仕事の写真撮影は全然違うのに「経験あり」と錯覚してしまうんですね。
ちなみに本記事を書いている僕は、京都で写真家をしていて、撮影技術を学び、人物撮影の実績を積んで、有償で写真撮影の依頼を受けています。
写真家としての公式サイトもあるので、よければ覗いてみてください。
たとえ撮影費用が安くても、そこにかけた費用が無駄になってしまいます。
あなたのイメージをしっかり伝えて、納得できる写真を撮ってもらう方が価値を感じるし「費用をかけて撮ってもらって良かった」と思えます。
世の中には、大きく分けて2種類の写真家がいます。
・暗めで心に響くアートな写真を撮るのが得意な写真家
明るめの写真家の得意なジャンル
明るめで綺麗な写真が得意な写真家は、ブライダル、成人式、卒業式、子供写真を撮ることが多いです。
一般記念写真のように、人生の節目を記念に撮るの得意とする人で、子供の笑顔を引き出すのが得意だったり、ポージングが上手だったりします。
綺麗に明るい記念写真を撮ってほしい場合は、明るめの写真が得意な写真家に依頼するといいでしょう。
暗めの写真が得意な写真家
暗めで心に響く写真が得意な写真家は、モデル撮影、ストリートスナップ、アーティスト写真が得意な人。
ちなみに僕は暗めの写真が得意で、雨の日、シネマティック、アート風の写真が得意で、時々、SNSのプロフィール写真を撮ることもあります。
一般記念写真というより、作品制作やドラマチックな写真の依頼を受けることが多く、モデルの世界観をアピールする場合や、アーティスト写真を撮るのが得意な写真家です。
自分らしい世界観をアピールしたい場合は、暗めの写真が得意な写真家に依頼をするといいでしょう。
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写真撮影を依頼する方法
では、写真撮影をどこに依頼するのがオススメなのというと、価格を抑えたいなら写真撮影マッチングサービス、写真にこだわりたいならフリーの写真家に直接依頼するのがオススメです。
写真撮影マッチングサービス
今の時代は、写真撮影マッチングサービスも増えて、とにかく急ぎで写真撮影の依頼をしたいと言う人も多いです。そんな場合は、写真撮影マッチングサービスがオススメです。
写真撮影マッチングサービスを利用するメリットは、次の3つ。
・一気に複数人の写真家に相談できる
・企業が仲介しているから安心
それでは、一つずつご説明します。
低価格で写真撮影を依頼できる
写真撮影マッチングサービスの一番のメリットは、低価格で写真撮影の依頼ができるところでしょう。
もちろんサイトにもよりますが、ほとんどの写真撮影マッチングサービスが『1万円〜』と設定されています。
例えば、『ふぉとる』という写真撮影サービスサイトの場合だと、『10,780円〜』で、他のサービスと比べても安めです。
画像引用元 : ふぉとる
写真家をしている僕からすると「安すぎる!」とクレームを言いたくなりますが、それなりに写真技術がある人もカメラマン登録をしているので、撮影スキルはそれなりにあります。
『ふぉとる』は、ニューボーンフォトや七五三の撮影を依頼する人にはオススメで、明るい写真を得意とするカメラマンが多い印象です。
その他にも、写真撮影マッチングサービスはいくつかあるので、『写真撮影 依頼 サイト』などで検索してみてください。
一気に複数人の写真家に相談できる
写真撮影マッチングサービスの良いところは、サイトの相談フォームからメッセージを送ると、複数のカメラマンに相談ができるところ。
例えば、「ドラマチックな写真を撮ってほしいのでイメージに合う場所を提案してくれるカメラマンさんいお願いしたいです」と送ると、対応可能なカメラマンからサイト内のメッセージ機能に返事が届きます。
その中から、対応が良かったカメラマンに依頼をすると言うのが一般的なので、安心して写真撮影をしてもらえます。
企業が仲介しているから安心
ほとんどの写真撮影マッチングサービスは、企業が運営をしています。なので、しっかりした規約もあるし、カメラマン登録の際に入念な審査もあります。
撮影スキルの審査、面談、依頼者とのやりとりのテストなどに通過しなければ、カメラマン登録はできません。
それに、サイト以外でカメラマンと直接の仕事のやりとりが禁止されているので、トラブルを未然に防ぐこともできます。
写真撮影マッチングサービスのデメリット
もちろん、写真撮影マッチングサービスにもデメリットがあり、禁止事項が多かったり、納得のできる写真にならないことも多々あります。
基本的に登録カメラマンは、依頼者との個人的な連絡先の交換や、直接仕事のやりとりは禁止されているため、返事が届くまでに時間がかかることもあります。
サイトのシステム上は、一定の時間が経ったら、カメラマンに「返事をしてください」と連絡がいくようになっていますが、サイトのメッセージ機能なので「気づかなかった」となる場合も。
さらに言えば、登録カメラマンは撮影技術の高いカメラマンばかりとは限りません。中には、偶然審査に通ったと言うカメラマンもいます。
「実際に依頼をしてみたら、スマホでも撮れるような写真が納品されて残念だった」という人に会ったことがあります。
そのようなカメラマンを見極めるには、カメラマンページで公開されているポートフォリオをじっくり見て選ぶといいでしょう。
僕の場合は、個人で写真撮影を受けているので、個人のポートフォリオサイトを持っています。
フリーの写真家に直接依頼をする
次に、フリーの写真家に直接写真撮影の依頼をする方法もありあます。
写真家に直接写真撮影の依頼をするのは、時間にゆとりのある場合や写真にこだわりたい場合にオススメです。
フリーの写真家に写真撮家を依頼するメリットは、次の3つ。
・時間や撮影日の融通がきく
・直接写真家とつながることができる
独自性のある魅力的な写真を撮ってもらえる
フリーの写真家に写真撮影を依頼する一番のメリットは、独自性のある唯一無二の写真を撮ってもらえること。
例えば、SNSのプロフィール写真(アイコン)は、個人で仕事をする人にとっては大切なもので、その人らしい世界観を表現した写真が必須です。
コロナで経験した不況時代を経験したことで、企業に雇われるより個人で稼ぐ力を身につけたいと考える人も多くなりました。
そういった人たちは、SNSを活用して収益につなげる方法を身につける必要がありますが、それにはまず、SNSのプロフィール写真(アイコン)でユーザーの興味を惹きつける事が大切です。
フォロワーを増やすための準備として、スマホで自撮りした写真ではなく、写真家に依頼をして魅力的な写真を作る必要があります。
ちなみに、下記は僕がメインで使用しているSNS『Lemon8』の画像です。おかげさまでフォロワーが4,000を超えました。
では、ユーザーの興味を引きつける写真にするにはどうすればいいのか。
それは、独自性(オリジナリティー)のある写真をプロフィール写真(アイコン)にすること。
そういった独自性のある写真にするには、あなたの持っている表現をうまく引き出してくれる写真家に依頼すること。
特に、芸術的な感覚を持った写真家の場合は、あなたらしい独自性のある表現をうまく引き出してくれます。
時間や撮影日の融通がきく
フリーで写真家をしている人は基本的に自由人が多いので、撮影日程や時間を合わせやすいです。
しかも撮影時間も「1時間」と決めていても、依頼者が良ければ金額をそのままで30分サービスで撮ってもらえたり、写真の枚数も多く納品してくれることもあります。
もちろん写真家にもよりますが、フリーの写真家は融通がきくのも特徴です。
直接写真家とつながることができる
フリーの写真家に撮影をお願いして、その写真が気に入ったら、直接写真家に連絡してリピート依頼をすることができます。
企業が間に入っていないので、撮影マッチングサービスとは違って気も楽だし、何かあれば直接写真家に相談できるのもメリットでしょう。
フリーの写真家に依頼するデメリット
とは言っても、フリーの写真家に撮影を依頼するのにもデメリットはあります。
まず、繁忙期になると日程が合わず、なかなか撮影ができないこともあります。なので、余裕を持って早めにその写真家の日程をおさえておく必要があります。
そして、同じく繁忙期になると、写真の納品が遅い場合も多いです。
写真撮影マッチングサービスは撮影が終了して、1週間以内に納品と決められているところが多いですが、フリーの写真家の場合は、2週間以内〜1ヶ月かかる場合が多いです。
撮影マッチングサービスとフリー写真家のどっちがオススメ?
ここまで写真撮影をいらしする方法について2パターン紹介してきましたが、正直なところ、どちらがオススメというのをハッキリ伝えることは難しいです。
まずは、あなたがどんな写真を撮ってほしいのか、「できるだけ早く撮ってほしい」「時間よりもこだわった写真を撮りたい」などにの希望によって違ってきます。
「結局どちらがオススメなの?」
その答えは、
・独自性があり唯一無二の写真を作りたい場合は『フリーの写真家』がオススメ
と言うことになります。
東京出張写真撮影始めました
京都で写真家をしている僕は、これまで京都を中心に関西だけで写真撮影をしてきました。
ですが、あることがキッカケで、東京出張写真撮影を始めることにしました。
東京でモデルを撮影したのがキッカケ
僕は先日、京都から東京へ行って、あるモデルの方を撮影しました。
その日はあいにくの雨でしたが『雨の日をシネマティックに撮る写真家』をコンセプトにしている僕にとっては、最高のシチュエーションです。
そん雨の中の撮影は、晴れの日よりもさらに人らしさを感じる『シネマティックな写真』にしてくれます。
その時に撮影したモデルさんからも「雨の世界観もすごく良くて納品された写真をみると鳥肌が立つほど感動しました」と喜んでもらえました。
この時のモデルさんは、以前に読者モデルとして活躍されていたモデルさんで、当時の写真は明るくて綺麗系や可愛い系の写真が多かったんです。
だけど、雨の中でも独自の世界観を表現して、ネガティブだけど人らしさを感じる写真を撮ることができました。
それがキッカケで、東京出張写真撮影を始めることにしました。
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SNSのアイコンはとても大切なもの
SNSが日常的になり、個人で仕事を始めた人も収益化するために必須と言われるほどSNSはなくてはならない存在となってきました。
とはいっても、SNSを収益につなげるのはとても大変です。
認知度がなければ投稿を見てもらうことができず、フォロワーも増えません。
そんなSNSを収益につなげるには、いくつかの要素が必要になります。
・ユーザーを引きつける投稿
・「いいね」の反応がなくても投稿し続ける継続力
「毎日投稿をしているのに全然フォロワーが増えない」
「作品制作の依頼を増やすためにSNSを活用しているけど効果がない」
もし、あなたが今そのような状況で悩んでいるなら、あなたのアカウントに統一感がなかったり、あなたらしい世界観を出せていないことが原因です。
そのような間違えたSNSの運営を続けていても、フォロワーは増えません。
では、どうすればSNSのフォロワーを増やすことができるのか。
結論から言うと、あなたらしいプロフィール写真(アイコン)を作り、あなたらしいプロフィール文を載せ、あなたらしく統一感のある投稿を続けることです。
どんなアイコン写真が魅力的?
SNSのアイコン写真で魅力を感じるのはどんな写真かと言うと、あなたらしさを感じる写真です。
例えば、僕のInstagramのアイコン写真がこちら。
フォロワー数は少ないですが、深層ファンが僕の投稿写真を見てくれています。
上の画像だと少し見えにくいので、拡大してみると下記のような写真です。
僕の好きな写真家ソール・ライターを意識して撮った写真。
ガラスに映る自分の姿、背景、ガラスの向こうの世界を多重に重ねた写真。
50歳になった機会に、SNSのアイコンを変えるためにセルフポートレートを撮って、写真家である自分の姿をいつでも思い浮かべて、どんどん成長させるという想いを込めたアイコン。
こう言った心境で撮った写真を見ると、その写真が撮られた見えないストーリーを想像して興味を持ってくれる人が集まってきます。
写真家リョウが撮る写真はシネマティック
僕が撮る写真は、映画のワンシーンを切り抜いたようなシネマティック写真です。
無理なポージングや斜め45°でカメラ目線で笑顔じゃなく、映画の中の心に響いたシーンを永久に見続けられる写真。
それが、僕の撮る『シネマティック写真』です。
ストーリー性があって心が惹きつけられる写真。
ほんのり暗めでネガティブに感じますが、そのネガティブな感情が人らしくて共感されやすく興味を持ってもらえます。
見ることのない写真になってしまう
ここまで読んでくれたあなたは、もしかすると過去に撮ってもらった写真に違和感があって、その写真をクローゼットの中に眠ってる状態ではありませんか?
そのような「見ることのない写真」になってしまう原因は、他の人と同じような写真になっていたり、部屋に飾るのに違和感があるからなのかもしれません。
もちろん、その写真を撮ったカメラマンの撮影技術が悪いわけではありません。
「でも、急に自分らしい表現って言われても難しいよ」
それもわかります。急に「自分らしさを表現しましょう」と言われても表現できませんよね。
では「自分らしさ」とは何か。
自分らしさとは、あなたがこれまでに過ごしてきた、あるいは経験してきたことを思い浮かべて、そこで自然に出た表情や行動が『自分らしさ』です。
思い出し笑いでも、憂鬱になっても、それが今の『あなたらしさ』です。
少し思い浮かべてください。
もし、そのような『自分らしい表現』ができた写真が撮れたら。映画のワンシーンのように、あなたが主役になったような写真を撮る事ができたらどうでしょう。
いつでも見ておきたいし、近くに飾りたくなりますよね。
友達や恋人から「この写真メチャおしゃれ!」と言われたら、すごく嬉しいですよね。
僕が撮る『シネマティック写真』は、そんな『人の心を惹きつける写真』がテーマで、依頼者と一緒に映画のワンシーンを作る写真です。
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最後に
写真撮影を依頼するなら、魅力的な写真を撮ってくれる写真家に依頼したいもの。
写真撮影マッチングサービスも、フリーの写真家に直接依頼するのもメリットデメリットはあります。
まず大事なのは、どんな写真を撮影してほしいのかを明確にして、それに合う写真撮影依頼を選ぶのが、魅力的な写真を撮ってもらうコツです。
・独自性があり唯一無二の写真を作りたい場合は『フリーの写真家』がオススメ
それを目安にすることで、どちらで依頼をすればいいのかと言うことがわかります。
あなたらしい写真を撮ってくれる写真家に出会うことを、僕は願っています。
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