最近は一眼レフを持つ人も多く、子供の成長記録や趣味で風景を撮影したりモデルを撮影してSNSに公開する人が増えてきている。
だけど、せっかく良い一眼レフを購入しても、いまいち上手に撮れないといって諦めてしまうのはもったいない。
そこで今回は、写真家として活動している僕がやってきた『一眼レフ上達法』について話そうと思う。
一眼レフ上達のヒントにして、どんどん撮影の練習をしてほしい。
目次
アート制作も写真撮影も基本は練習
一眼レフの撮影技術を上げるには、とにかく色々なものを撮ってその写真を自分なりに分析すること。
写真の基本的なことならプロの写真家に聞く方が早いが、とにかく撮影の練習を増やすことが上達への道なのである。
僕はデジタルアート制作をしたり、シネマチック写真を撮影したりしながら、自分が理想にしている芸術生活を目指している。
デジタルアートの素材を集めるために、好きな一眼レフを持って好きな場所へ行って自由に撮り歩き、その写真でデジタルアートをつくって、ゆとりのある生活を過ごすこと。
僕の理想の芸術生活についてここでは割愛するので、興味があるならこちらの記事も読んでほしい。
2021.09.14
自分らしく自由に理想の人生を歩く理想的芸術生活とは?
理想的芸術生活は現在デジタル画とシネマチック写真家として活動をしているリョウがどこにいても収益に繋げる仕組みをつくって自分らしく自由に芸術人...
こうしてデジタルアートに使う写真を撮っていると、自然と撮影の技術を覚えるようになる。
最初は『全自動モード』で撮影していたけど、いつの間にか自分らしい写真を撮るために、全て手動で設定する『マニュアルモード』を使うようになったり。
「この構図は嫌いだなぁ、もう一度撮り直そう」と構図にこだわるようになってくる。そうやって写真撮影をしてきたが、誰かに教わったことは一度もなく、すべて『独学』で身につけてきたもの。
その写真は今では『心引きつけられるストーリー性のある写真』をコンセプトにしている。
写真家として、これまで撮影してきたポートフォリオサイト があるので、ぜひこちらのサイトも見てほしい。
デジタルアートもそれと同じで、独学で始めたグラフィックデザイナーで身につけた、Adobe社が販売している画像編集ソフトのPhotoshopでつくっている。
プロの写真を見て研究する
撮影の技術を上げるには、プロの写真を見て研究すること。とは言っても、一眼レフに慣れていないとプロの写真を見て研究することは簡単なことではない。
まずは、海外で活躍しているプロの写真をどんどん見ること。
僕がよく参考にしている写真サイトが、次の3つ。
- [YouPic]
- 500px
[YouPic]と500pxは、海外のハイレベルな写真が公開されていて、写真上達のためにとても参考になる。
[YouPic]
[YouPic](ユピック)は、2012年にスウェーデンで設立された写真公開サイト。
プロ写真家というより、アマチュアレベルの写真が多く公開されている印象があるが、アマチュアレベルと言っても写真のクオリティーは高い。
これから一眼レフ上達を考えているなら、まずは[YouPic]を参考にするといいだろう。なぜかというと、いきなりプロレベルの写真を見ると「こんなの無理!」と諦めてしまうからだ。
まずは[YouPic]を参考にして、どんな写真が好まれやすいのかを分析してみよう。
2021.04.22
写真公開サイト[YouPic]って知ってる?写真家を目指す人が写真の魅力を上げるサイト
写真の技術を上げる海外の写真公開サイト[YouPic]。これから写真家を目指す人が使うべき写真公開サイト。Instagramとの違い、他の海...
500px
500px(ファイブハンドレッドピクセル)は、2009年にカナダで設立された写真公開サイト。
[YouPic]と違って、ハイアマチュアクラスの写真が多く、一眼レフもそれなりの高額機種を使って撮影している写真が多い。
500pxでは、撮影時のカメラの設定も記載されているため「この写真を撮は、こんなカメラ設定で撮っているのか」と、撮影する時の環境に合わせたカメラ設定の参考にもなる。
僕はどちらかといえば500pxを見て、構図やレタッチをする時の参考にすることが多い。
Pinterest(ピンタレスト)は、アメリカ合衆国に拠点をおくPinterest,Incが運営している画像ブックマークサービスである。
インスタと同じように画像メインのSNSと言うイメージが強いが、全く違うものと考えておいた方がいい。
Pinterestは、Webサイト上にある画像や写真を自分のアカウント内に『ピンボード』を作ってブックマークして、アイデアをストイックしておく使い方になる。
例えば、ポートレート撮影をする前のイメージを擦り合わせるために、Pinterestで他の人が撮影したポートレート写真を見てアイデアを浮かばせたり、お部屋の模様替えをする前に、Pinterestで「インテリア」と検索してヒットした写真を参考にしたり。
その使い方はフォロワーを増やすと言うより、ブログやオンラインショップへの誘導に使われることが多く、誘導率を上げるのにとても効果的なツールである。
2022.05.10
作品のアイデア探しにとって必要なツールになるPinterest(ピンタレスト)の活用法。
クリエイティブな活動をしていると日によってアイデアが浮かばないこともあります。僕がデジタルアートや写真撮影をする時のアイデアを浮かばせるとき...
写真上達を目指すなら参考になる
一眼レフの上達を目指すのなら、上記3つにはアカウント登録をしておく方が良い。
実際に僕も3つのツールに登録をしているが、少なくとも『500px』と『Pinterest』には登録しておいた方が良い。
500pxのハイアマチュアクラスの写真を見て一眼レフの設定や構図を参考にして、Pinterestで写真のアイデアを浮かばせていく。
僕が登録している、3つの写真公開サイトを下記のまとめているので、興味があれば覗いてみてほしい。
その他に僕は、写真作品を公開している独自のポートフォリオサイトがあり、それが先ほど紹介した『写真家ポートフォリオサイト』である。
500pxや[YouPic]にも写真を公開してしまうと誘導率がバラけてしまって、正確なサイトデータが取得できなくなってしまうので、僕は主に自分のポートフォリオサイトを優先に公開している。
日常的な風景を撮る
そしてもう1つの撮影上達法は、日常的な風景を撮ることで、心が揺さぶられる魅力的な写真が撮れるようになってくる。
予測ができない日常的な写真は、その瞬間にしか撮れない写真。
その『瞬間を逃さずにシャッターを押す』ということは、瞬時にその時の環境に合わせてカメラの設定をする必要がある。
もちろん一眼レフには全て自動で設定してくれる『P』モードと言うものがあるが、いつまでも『P』モードで撮影していては撮影技術が上達しない。
できれば全て手動で設定する『M(マニュアル)』モードで撮影する方が、自動よりも自分らしくクオリティーの高い写真を撮ることができる。もちろん、一眼レフカメラの基礎を身につけていることが前提になるが。
以前に僕は、7つのカメラの基礎知識のについて記事を書いたことがある。
- ボケ感を調整する『絞り』
- シャッタースピードの調整
- ISO感度とは?
- ホワイトバランス(WB)の調整
- 光の効果的な使い方
- 画角を決める基準『黄金比』
- 一眼レフカメラの撮影モードの違い
このように、一眼レフの基本をマスターした上で、今回の記事を参考にすれば一眼レフの撮影はどんどん上達するだろう。
2020.12.18
一眼レフ初心者必見!写真技術を上達させるために必要な7つの基礎知識。
初めて一眼レフを持つ時に7つの基礎知識を身につけることで写真技術を上げることができます。一眼レフカメラの機能の基本やプロカメラマンのような写...
最後に
今回は、一眼レフ上達のためのヒントと撮影する上で意識しておくことについて話してきた。
僕自身、一眼レフカメラを始めて約7年になるが、今でも一眼レフ上達のために写真公開サイトを参考にしたり、Pinterestでアイデアを浮かばせることがある。
絵も写真も同じで、技術の取得という意味ではまだまだ学ばなければいけないことがあるが、どんどん自分がイメージしている表現をカタチにすることができている。
例えば、僕が運営している写真家公式サイトで公開している記事のように、僕は雨の日のポートレートが僕らしい写真だと思っている。
雨の日の憂鬱な感情はネガティブに思われがちだが、実は心がリラックスできる効果がある。
そんな雨の日のポートレート写真のように、心が揺さぶられる魅力的な写真をコンセプトにしている。
2021.04.01
雨の日ポートレートはエモくて心が揺さぶられるシネマティックな写真が撮れるチャンス!
雨の日のポートレートはシネマティックな写真を撮るチャンス!モデルの憂鬱な感情をそのまま表現すればそこにストーリーが生まれる。雨の日のポートレ...
ほんのり暗めだけど心が惹きつけられるストーリー性のある写真を公開中
▶︎https://www.instagram.com/ryo_creativephoto/(インスタグラム)
▶︎https://creatorofart.net/(アート×写真家リョウの紹介サイト)
▶︎https://artphotoryo.myportfolio.com/(ポートフォリオサイト)
コメント