心の疲れを取り除くには何が必要か。簡単そうで難しく、ストレスを発散しているつもりでも翌日になると「やっぱりしんどい」と感じます。その原因は「心にゆとりがない」からなんです。 運動をしてストレスが発散したと感じるのは一時的なことで、汗を流したその時だけの効果なんです。大切なことは、運動して汗をかいてストレスをなくし、さらに心にゆとりを持つことです。
日常生活のリズムが狂う
アート×写真家として活動を始めたまではよかったのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で芸術業界はかなり厳しい状況になりました。自粛生活が続いてしまったことで、アート×写真家としての活動が制限されてしまい作品撮りができなくなりました。このままアート×写真家としての活動を続けて良いものかと悩んでいました。 僕の場合は、自宅兼事務所で仕事をする毎日を過ごしているので、気分転換に散歩をしながら心のストレスを調整していたのですが、自粛生活のおかげで外出する日数が減り、人目を気にしながら買い物へ行く日々へと変化して、生活のリズムが狂い始めました。
それでも行動しなければいけない
そんな自粛生活を2週間続けましたが、それももう限界でした。そんな時に、仕事に集中しようと自分に言い聞かせ、パソコンのデータ整理をしていた時でした。2016年ごろに撮影した写真が出てきたんです。 当時の僕はCanon40Dに50mm単焦点レンズを付けた、アマチュアクラスの一眼レフで風景を撮り歩いていて、街の風景や夕日を主に撮っていました。
作品と額装がセットで購入できる
そんな中、偶然撮れた絵画のような夕日の写真があったんです。データの整理をしたことで再び見ることができた絵画のような夕日の写真。それがこちらです。
実はこの写真は撮影したそのままの写真で、加工は一切していないんです。今見ても驚いていますが、それほど一眼レフの知識がないのにこのような幻想的な夕日の写真が撮れたなんて信じられませんでした。 岐阜の山頂から撮影した夕日の写真で、結構な山の高さのある場所でこの写真を撮る10分前までは雲が多かったんですが、運が良く夕方になると雲と雲の隙間から沈む太陽の光で空全体が絵画のようになってその瞬間を撮影した写真です。 こうして当時の写真を眺めていると、時間が経っていることに気がつき、不思議なことにいつの間にか焦っていた心が穏やかな気分になっていました。
浮かんだ作品アイデア
芸術作品というものは、ちょっとしたことからアイデアがひらめくものなんですよね。そんな、僕の頭の中にはあるアイデアが浮かんできました。そのアイデアとは、今回の僕のように心にゆとりが持てる写真を世界に届けたいというものです。 その第一弾として、僕が仕事の出張先から帰宅するときに撮影した、柔らかな色をした日本の美しい夕日の写真をいつでも見てもらえるように、スマホの壁紙として無料でダウンロードする企画でした。 そして今回はその夕日の写真を、さらに部屋に飾ってもらうことで、リラックスできるくつろげる部屋になるように、作品と額装をセットで購入してもらえるようにしました。