雨を待つ余白 | 日傘をさして真夏の雨を待つ楽しみ

朝起きて窓を開けると、空には雲ひとつなくどこまでも青く、夏の陽ざしが街を包んでいました。

そんな快晴の中の横浜の旅。

「いつか行ってみたい」と強く思っていた、横浜赤レンガ倉庫を満喫できるというワクワク感。

それが、今日の一日のはじまり。

そんな、横浜赤レンガ倉庫を歩いたときのことを思い出すと、ここで話さずにはいられませんでした。

当日、雨は降らなかったけれど、不思議と「雨を待つ時間」に“贅沢”を感じました。

古びたレトロなレンガの赤色。
建物の内側にできる光と影。

女性が立っていたその姿に、まるで「まだ来ていない雨」を想う気持ちが重なって見えました。


モデル : 葵美月さん / 撮影 : 京都の写真家リョウ

赤レンガの前で雨を待つ女性

6月の後半。

横浜の赤レンガ倉庫で撮影されたという写真を見たとき、そこに映る空気がとても印象的でした。

強い日差しの中、日傘をさして立つ女性の表情には静けさがあり、雨を待つ期待からか、空を見上げる姿にストーリーを感じました。

「今日は晴れだから雨は降らない」

そんな当たり前のことだけど、不思議と雨を待つ余白が見えました。


モデル : 葵美月さん / 撮影 : 京都の写真家リョウ

日傘は雨傘と似ている

雨の日には雨傘。日差しの強い快晴には日傘。

最近では男性女性関係なく、日傘で暑さをしのいでいる光景をよく見かけます。

そんな日傘をさしている姿って、雨の日とどこか似ている気がするんです。

歩き方が少しだけゆっくりになったり、傘をさすことで顔にできる光と影のコントラスト。

それはきっと、降り注ぐ何かの余韻を楽しむという同じ行為があるからかもしれません。

雨の日には、傘に落ちる雨の雫の音を感じ、晴れの日には、傘に包まれた影の居心地の良さを感じる。

もし青い空に、“まだ来ない雨”の気配を感じることができたら、そこには雨を待つ余白を感じて穏やかな気持ちになれるはず。

雨が降る前の時間が魅力的に思える

旅で撮った写真を見ていると、ふとこんなことに気づきました。

「雨の日に撮る写真は映画のワンシーンのように素敵だけど、雨が降らない時間も美しいものだ」って。

雨の雫というブランドが描いているのは、そんな“雨を待つ余白”です。

「ただの快晴」ではなく「雨を待つ快晴」。

日傘の影に包まれながら、まだ見ぬ雨を想う。そんな気持ちを楽しめるのは、この季節だからこそなのかもしれませんね。

雨の雫3つの情景

京都を拠点に写真家をしているリョウが立ち上げたアートブランド『雨の雫』には、3つの情景があります。

・雨の日の静けさ
・雨上がりの余韻
・雨を待つ余白

ー関連記事ー

今回お話しした情景は、『雨を待つ余白』です。

晴の日が続いていると、時々、また「あの時のような雨の静けさを感じたい」と思うことがあります。

暑い日が続くと、雨の涼しい感覚を待つとき。

仕事で疲れがたまると、時々聞きたくなる雨音。

ジメジメする雨の日だけど、雨の日ってどことなく“静けさ”を感じるんです。

その静けさを感じれる雨の日を待つ楽しさを、ぜひ味わってみてください。

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雨の雫アクリルフォト作品
運営者 / 写真家リョウ

写真作家リョウ

雨の日の静寂、雨上がりの余韻、雨を待つ時間。心に静かに届く“感情の景色”を、写真と言葉と空間演出で届ける写真家。ブランド「雨の雫」として額装作品やコラボレーション作品を展開中。

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