作品づくりに一眼レフを試したい人へ｜安心できるレンタルサービスを比較

「作品制作のために一眼レフを導入したいけど、いきなり購入は不安」

一眼レフの購入を決めて、カメラのキタムラやヨドバシカメラに見に行くと、10万円もする値段を見て「10万も出して使いこなせるだろうか？」と躊躇してしまいますよね。

そんな時にオススメなのが、一眼レフのレンタルサービスです。

一眼レフのレンタルサービスをうまく活用することで、

ことができます。

今回の記事では、現在、京都を拠点に写真作家とし活動をしてる僕が、創作活動のために一眼レフの購入を考えているあなたの不安を取り除くために書いた記事です。

ぜひ、参考のために最後まで読んでください。

一眼レフをレンタルするメリット

まずは、一眼レフをレンタルするメリットからお話ししますね。

最近では、一眼レフを購入するからレンタルするへと変化しつつあります。

その理由は、次のようなメリットがあるからです。

それでは、一つずつご説明します。

最新機種が気軽に試せる

一眼レフレンタルの一番の魅力は、何と言っても最新機種が気軽に試せるところでしょう。

最近は、ミラーレスの一眼レフが主流になってきています。

ところが、ミラーレスを購入しようと思うと、本体だけでも15万円以上、レンズを入れると30万円はかかります。

気軽に「ちょっと買ってみようかな」というわけにはいきませんよね。

その点、レンタルなら最新機種を『月額3,000円〜レンタルできるサービス』もあるので、購入前に気軽に試すことができます。

例えば写真家の憧れ、超高級一眼レフ『Leica（ライカ）』。

画像引用元 : Leicaのサイトより

上記のサイトを見ると、『ライカSL3』を購入しようと思うと『100万円以上』はします。

その高級カメラをカメラレンタルのサブスク「GooPass」で1日レンタルすると、『35,000円』程で使うことができます。

画像引用元 : GOOPASSサイトより

気軽に『Leica（ライカ）』を使えてしまうのは、写真作家をしている僕としては複雑な気持ちですが、いろいろなカメラを試せるのは嬉しいことです。

レンタルは価格以上の魅力がある

次に一眼レフをレンタルするメリットは、価格以上の魅力を感じることができるところ。つまり、コストパーフォーマンスが高いところです。

一眼レフを購入する人が増えてきた理由は、以前に比べて購入しやすい価格になったから。とは言っても、ハイアマチュアクラスの機種は、本体だけで10万円以上、レンズをそろえると20万円以上します。

もちろんその価格に見合う機能がついているし、スマホのカメラ機能では再現できない写真を撮ることができます。

自然なボケ感、ズームしても画質の劣化はない、ホワイトバランス、明るさなどの細かな調整が可能。

それほど、一眼レフは高性能なカメラなんですね。

そんな、高性能なカメラを月額3,000円〜2万円ほどで使用できると思ったら、一眼レフのレンタルにはメリットが多いと言えます。

短期間での使用に最適

そして、短期間での使用に向いているのもメリットだと思います。

もちろん、長期利用をしたい人には『月額3,000円〜で返却無期限のレンタル』を取り扱っているところもあります。

それについては、『おすすめの一眼レフレンタルサービス』の項目でお話しするので、ここでは割愛します。

短期間で一眼レフを利用したい場合というのは、

• たまに企業から撮影の依頼がくる時
• モデルと作品撮りをするためにハイクラスな一眼レフを使いたい時
• 子供の運動会で超望遠レンズが必要な時
• 購入前に試してみたい

など。

撮影頻度が多い場合はレンタルより購入する方がお得ですが、上記のように、一時的に一眼レフを使いたい場合は購入よりレンタルの方がお得です。

あと一眼レフを所有するとなると、防湿庫に入れて保管する場所も必要になるし、メンテナンスに手間がかかります。

その上、故障してしまうと修理費用も数万円はかかります。

実際に、僕が一眼レフを中古に出した時の費用について、下記の記事で話しているので参考にしてください。

2022.03.08

一眼レフの修理 | カメラのキタムラに修理に出したら丁寧に対応してくれた

一眼レフカメラを持っている人ならわかると思いますが一眼レフのメンテナンスにはとても費用が掛かるもの。そこまで費用をかけてメンテナンスするから...

その点、一眼レフのレンタルなら、保管場所も定期的なメンテナンスをする必要がないので、安心して撮りたいものに集中することができます。

保管やメンテナンスの手間がかからない

そして、一眼レフのレンタルだど、保管やメンテナンスなどの手間がかかりません。

さらに、一眼レフを購入した故障した場合、修理費用だけで3万円以上はかかります。

全ての修理の目安をお伝えすることはできませんが、以前に僕がカメラのキタムラに修理を出したときの記事があるので、そちらを読んでください。

2022.03.08

一眼レフの修理 | カメラのキタムラに修理に出したら丁寧に対応してくれた

一眼レフカメラを持っている人ならわかると思いますが一眼レフのメンテナンスにはとても費用が掛かるもの。そこまで費用をかけてメンテナンスするから...

一眼レフは湿気に弱いので、クローゼットや引き出しに保管すると錆びたりレンズにホコリが入って使えなくなってしまいます。

一眼レフを使用した後は、一般的にはブロアーでホコリを吹きはらい、専用の布で本体の汚れを拭き取り、レンズ部分についた指紋や油を優しく拭き取ったり、使用していない時は防湿庫に入れて保管しなければいけません。

その点一眼レフのレンタルだと、使用後は軽く拭き取って返却すればよく、保管場所もいらないしメンテナンスの手間もかかりません。

おすすめの一眼レフレンタルサービス

ここまで、一眼レフのレンタルサービスを利用するメリットについて話してきました。

では現在、どのような一眼レフのレンタルサービスがあるのでしょうか。

今回、一眼レフのレンタルについて話す上で情報を提供していただいた会社を含め、3つのレンタルサービスを紹介したいと思います。

これから紹介するレンタルサービスは、知る人ぞ知る利用しやすくて評判の高い一眼レフのレンタルサービスです。

ぜひ、一眼レフをレンタルする時の参考にしてください。

それでは比較してみましょう。

CAMERA RENT

まずはじめに、今回一眼レフのレンタルの記事を書くにあたってご協力をいただいたのが、『CAMERA RENT（カメラレント）』です。

画像引用元 : CAMERA RENTサイトより

CAMERA RENT（カメラレント）の特徴は、サブスクリプション方式の月額制一眼レフレンタルサービス。

返却期限に縛られることなく安心して一眼レフがレンタルできるサービスです（レンタル期限は無期限）。

従来は「レンタル料金=２泊３日 / 3,700円で、1日延長 / +1,000円」など、レンタル期限の設定がしたサービスが多いため、「明日には返却しなければ」と焦って撮影に集中できませんでした。

だけど、CAMERA RENT（カメラレント）の場合は、一眼レフをレンタルしている間は月額費用が発生しますが、利用者の好きなタイミングで一眼レフを返却すればいいのです。

あえてデメリットを言うなら

そんな『CAMERA RENT（カメラレント）』にもデメリットはあります。

そのデメリットとは、利用したい機種が「レンタル中」になっているとレンタルできないことです。

CAMERA RENT（カメラレント）には『レンタル予約』の機能があります。

例えば、レンタルした機種がレンタル中だった場合、その機種を利用している人が返却を申し出た際に優先的に連絡が届く機能です。

もし一眼レフをレンタルしたい場合は、早めに確認することをオススメします。

GOOPASS

次に、CAMERA RENTとよく比較される一眼レフのレンタルサービスが『GOOPASS（グーパス）』です。

画像引用元 : GooPassサイトより

GOOPASS（グーパス）の特徴は、サブスクプラン（月額制）とワンタイムプラン（１泊２日〜）を、利用シーンに合わせて自由に選択できるところ。

一眼レフの機種も『2,500種類』あり、先ほど話した、写真家の憧れる高級一眼レフ『Leica（ライカ）』もレンタルすることが可能です。

サブスクプラン（月額制）は、１ヶ月、３ヶ月、６ヶ月、１２ヶ月の4つの期間から選べて、その期間は機種の入れ替えもできるので、いろいろな機種を試したい人にはオススメです。

あえてデメリットを言うなら

写真家も使ってみたいと言われている高級機種の『Leica（ライカ）』もレンタル可能ですが、サブスクプランの費用が1万円以上の機種がほとんど。

レンタル頻度が多い人はかえって費用がかかってしまう場合があるので、気分転換や自分へのご褒美にレンタルするなら価値はあります。

画像引用元 : GOOPASSサイトより

シェアカメ

次の『シェアカメ』も、名前を聞いたことがある人も多いかと思います。

画像引用元 : シェアカメのサイトより

シェアカメは、サブスクプラン（月額制）はなく、『２泊３日』からレンタル可能で、そこまで長期のレンタルは必要ないと言った人向けのレンタルサービスです。

もちろん1日だけのレンタルも可能ですが、その場合でも『２泊３日』の料金になってしまうので、ちょっとした旅行や運動会などにオススメです。

また、初心者のためにシェアカメのサイトで『カメラ診断』もでき、用途にあった一眼レフセットをオススメしてもらえるので、安心して一眼レフのレンタルをすることができます。

カメラ診断は、どの機種をレンタルすればいいのかわからない人には嬉しい機能ですよね。

あえてデメリットを言うなら

シェアカメのデメリットは、月額プラン（サブスク）がないこと。

もちろんレンタルの延長はできますが、サイトを見ると、最長でレンタル日から数えて『11泊12日』となっていました。

長期的なレンタルを目的としているなら、『CAMERA RENT』や『GOOPASS』がオススメで、短期のレンタルなら『シェアカメ』がオススメ。

実際にレンタルサービスを利用してみた

以前、僕も実際に一眼レフのレンタルサービスを利用してみたので、感想を共有しておきます。

一眼レフをレンタルする際の参考にしてください。

今回、僕が利用したレンタルサービスは『シェアカメ 』です。

シェアカメ を利用した理由は、次の3つ。

このような条件を踏まえると、『CAMERA RENT』『GooPass』ではなく、『シェアカメ』が合っていました。

一眼レフのレンタルサービスは、ほとんどがクレジット払いです。

そんな中、唯一、現金払い対応だったのが『シェアカメ 』でした。

シェアカメは、『後払い、請求書払い』が可能。

現金にこだわっているのは、僕はクレジットカードを持たない派なためです。

届いたレンズを確認

今回『シェアカメ 』でレンタルを申し込むと、このような感じで届きました。

レンタルしたのは『Canon 24-105mmの標準域のレンズ』で、フルサイズ対応ですが、僕が普段使用している一眼レフが『Canon 7D MarkⅡ（APS-C）』なので対応可能なレンズ。

僕の持っている一眼レフに取り付けるとこのような感じ。

試し撮りも兼ねて、翌日に控えている大学のスナップ撮影のためにレンタルを申し込みました。

上記の写真は届いてすぐに中身を取り出した状態。

黒い頑丈なケースの中に、さらにレンズ用のケースが入っていて、中を取り出すと注文通りのレンズが入っています。

その他には、ご利用ガイドブック、返却用の送付票（着払い）、納品書が入っているので、スムーズに返却ができそうです。

レンズを使用した感想

早速、今回レンタルしたレンズを持って街撮りに出かけました。向かった先は『京都駅』。

まず試しに、京都タワーを地上から見上げるように撮影。

雲が京都タワーの頂上にかかっていたので、ロウソクの煙のように見たてて撮りました。

24-105mmのレンズは、プロの写真家もよく使っている標準レンズ。

画質も綺麗で輪郭がシャープ、色もハッキリ出るこのレンズは、さすがプロ機種という感じです。

レンタル価格は『2泊3日 / 5,000円』と、お手頃価格。

これなら一眼レフを始めたばかりの人でも、ある程度クオリティーの高い写真を撮ることができるでしょう。

他にもこんな感じの写真を撮ることができます。

総合的な評価

今回は、請求書払いができる『シェアカメ 』で2泊3日のレンタルをしましたが、僕的には満足のできるレンタルサービスでした。

シェアカメは返却する際の送料はかからない（3,000円以上の場合）のも、利用者のことを考えた嬉しいサービスと言えます。

今回、試し撮りしたレンズ『24-105mm』も、僕の作品撮りに合いそうなので購入リストに入れたいと思います。

一眼レフをレンタルする際の注意点

一眼レフのレンタルサービスは、メンテナンスの手間もかからないしコスパも良いけど、レンタルする際に注意することもあるので、レンタルする際の注意点をまとめてみました。

予約のタイミング

一眼レフをレンタルする際に、希望する機種がレンタルされていることも多いので、少し早めにレンタルすることをオススメします。

レンタル期間縛り（２泊３日〜など）のあるレンタルサービスの場合は、少し早めにレンタルしてしまうと、かえって費用がかかる場合があります。

サブスクプラン（月額制）があるレンタルサービスなら、返却日を気にせずにレンタルできるので安心です。

利用者の返却スケジュールは確認できる？

希望機種がレンタル不可になっていると「返却スケジュールを確認したい」と思うこともあるかもしれません。

サブスクプラン（月額制）でレンタルされている場合は、残念ながら返却スケジュールを確認することができないのが現状です。

サブスクプラン（月額制）は、返却期限が設けられていないため、利用者の予定返却スケジュールを確認することが難しいようです。

つまり、返却スケジュールは利用者の気分次第というわけですね。

ただし、レンタルサービスによっては『レンタル予約』ができるところもあって、先に利用されている人が返却の申し出があると、優先的に返却予定日の連絡が届くようになっています。

「絶対このレンズじゃないとダメだ！」というこだわりがある場合は、早めにレンタル予約をしておくか期日縛り（２泊３日〜など）のプランを利用するといいでしょう。

一眼レフの使用シーンに合わせてプランを選ぶことができるように、2つのサービスに会員登録（無料）しておくことをオススメします。

レンタルする際の確認事項

ここでは、一眼レフをレンタルする際の注意事項についてまとめてみました。

サブスクプランでも数日レンタルは可能？

『CAMERA RENT（カメラレント）』の場合で言えば、サブスクプラン（月額制）でも数日のみのレンタルは可能のようですが、料金はサブスクプラン（月額制）と同じになってしまします。

「今回は数日だけで十分」と言う場合もあると思うので、2つのレンタルサービスに登録して、その時の一眼レフの使用シーンに合わせて申し込むのが効率的です。

ちなみに現在のところ、それぞれの一眼レフのレンタルサービスの会員登録は無料です。

サブスクプランはレンタルしない間も費用はかかる？

一眼レフレンタルのサブスクプラン（月額制）も期間縛り（２泊３日など）も、レンタルをしていない期間は料金が発生することはありません。

まずレンタルを申し込むには無料会員登録が必要で、レンタルを申し込んだ時点でレンタル費用が発生する仕組みになっています。

レンタルをしない期間に費用がかかる心配はありません。

『レンタル中』一眼レフの予約待ちは費用はかかる？

『CAMERA RENT（カメラレント）』では、予約待ちはレンタルされていないのと同じになるので、レンタル費用が発生することはないとのことです。

料金が発生するタイミングは、希望の一眼レフが返却されてレンタル開始になった時からレンタル費用が発生します。

レンタル中に気に入った機種を購入することはできる？

一般的にはレンタルしたその機種を購入することはできません。

あくまでも、レンタルを目的とした商品です。

もしレンタルした機種が気に入った場合は、その機種を返却してヨドバシカメラかカメラのキタムラなどで購入してください。

新品が高額できびしいといった場合は、カメラのキタムラの中古で購入する方法もあり、結構掘り出し物があるので検討してみましょう。

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記録メディア（SDカード）はついている？

一眼レフのレンタルサービスには、大抵の場合、写真を保存する記録メディア（SDカードやminiSD）はついていないません。

なので、記録メディアの準備も忘れずに準備しておくといいでしょう。

また、レンタルをする前に対応の記録メディアを確認しておく必要もあります。

古い機種の場合は、CFカード対応の場合もありますが、ほとんどが『SDカード』か『miniSDカード』対応になっています。

一眼レフレンタルを申し込む際は、忘れずに準備しておきましょう。

返却時に注意すること

一眼レフのレンタルサービスを利用するにあたって、レンタル中は大切に扱うことはもちろんですが、返却をする際にも注意しておきましょう。

返却時は同封のケースに入れて梱包する

レンタルといっても、一眼レフの取り扱いには細心の注意を払う必要があります。

レンタルで届くダンポールは丁寧に開けて保管し、返却時に再利用するのが一般的です。

一眼レフは、同封されているケースに入れて、ケースと中身がガタガタしないようにしっかりと固定して返却しましょう。

返却時の送料はかかる？

『CAMERA RENT（カメラレント）』の場合、返却時の送料は利用者の負担となっているようです。

レンタル時に同封されている、元払い伝票を貼って発送します。

その他の返却についての注意事項は、レンタルサービス会社によって違うので、それぞれのサイトの返却方法を確認するといいでしょう。

最後に

と言うことで、今回は一眼レフのレンタルサービスを利用するメリットと、オススメのレンタルサービスの紹介をしてきました。

一眼レフのレンタルサービスのメリットは、

で、「購入するまでは考えていないが、せっかくの旅行だし、いつもよりいい写真が撮りたい」となった時に、気軽に一眼レフを使うことができます。

サブスクプラン（月額制）の場合は、返却期限はありませんが、期限縛り（２泊３日〜など）の場合は、期限になったら返却するのを忘れずに。

スマホカメラの性能がどんどん高くなって、「スマホでも綺麗に撮れるよ」と言う人も多いですが、一眼レフはスマホでは撮ることができない写真があります。

背景のぼかしもスマホより自然で綺麗だし、ズームで撮っても画質は荒くならないし、色温度も調整できるし、明るさ調整もスマホより綺麗です。

さらに最新機種が格安で試せるのは、すごく魅力的なことだと思います。

素晴らしい一瞬を残すならスマホより一眼レフの方が、だんぜん綺麗に残せます。

一眼レフで撮影した綺麗な写真をSNSに投稿すると、フォロワー増加につながるかもしれません。

一眼レフで撮影した子供の写真をオシャレに部屋に飾ることもできます。

この機会にぜひ、一眼レフのレンタルサービスを活用してくさい。