デジタルアートに使う人物写真。撮影する前のロケハンでトラブルを事前に防ぐ

ブランディング & キャリアストーリー

デジタルアートの中に人物を入れる場合、モデルに依頼してポートレート写真を撮ることがある。

例えば、こちらのような作品。

デジタル作家R.i.が作った作品

このようなデジタルアートを作るには、モデルが安心して表現できる環境が必要不可欠だ。

そこで今回は、作品撮りをするための『ロケハン』について話そうと思う。

『ロケハン』とは、いわゆる『下見』ということ。

事前にロケハンをすることで、トラブルを回避することができたり撮影のイメージが鮮明になる

屋外での作品撮りのイメージ

デジタル作家をしている僕も、人物を入れた作品をつくるためにモデルを撮影をすることも多い。

その時は必ず『ロケハン』をして、撮影場所がどんなん環境でどんな写真が撮れるのか確認するようにしている。

例えば、

  • 人通りが多いのか少ないのか
  • 光の当たり方はどんな感じなのか
  • 周りに自然が多い場所なのか家が密集しているのか
  • 撮影が可能で撮影許可は必要なのか

など、他にもその場所に訪れて初めて気づくこともある

最初はネットやSNSで検索して、撮影場所について書かれているコメントや画像を見てイメージするが、実際に撮影する場所に行って確認する『ロケハン』をする方がイメージが浮かびやすい

今回は実際に僕が、ポートレート撮影をする予定の天王寺へロケハンに行った時のことを話している。

天王寺の『七坂』をロケハン

今回の記事では、ポートレート撮影の予定ロケ地として候補だった場所が、大阪にある天王寺『七坂』という場所。

七坂は大阪府大阪市天王寺区の南西部にある7つの坂の総称で、

①真言坂(しんごんざか)
②源聖寺坂(げんしょうじざか)
③学園坂(がくえんざか)
④口縄坂(くちなわざか)
⑤愛染坂(あいぜんざか)
⑥清水坂(きよみずざか)
⑦天神坂(てんじんざか)

とそれぞれの坂には名前がついているが、もう1つ有名な「逢坂」もあるので「八坂」とも呼ばれているらしい。

Link ▶︎ 天王寺七坂 – Wikipediaより

それぞれの行き方は、Osaka Metro「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩3分~10分くらいだっただろう。

周りにはコインパーキングもあったが、今回のロケハンではモデルさんが来やすいかどうかを確認するために、電車で向かうことにした。

そして、ロケハンをして感じたことをまとめてみた。

懐かしい昭和時代を感じさせる雰囲気

天王寺の七坂は石畳があったり白い壁が続いている坂があったりで、懐かさを感じる道が多くレトロで昭和な雰囲気の写真が撮れそうだと感じた

天王寺の七坂にロケハンに行った日が平日だったので、人通りは少なく主要道路というより裏道のような感じ。

たまに少し大きな配達のトラックが通る程度だったので、今回と同じ環境なら集中してポートレート撮影ができそうだ。

人通りも少なく車も多くないため、ポートレート撮影に集中できると思っていたが、よく周りを見てみると一般の家が多く静かに生活している。

これはもしかすると、ポートレート撮影をする時の声やカメラのシャッターを切る音が響いて、迷惑になるかもしれないと思い始めてきた。

ロケハンをして感じたこと

今回、大阪府天王寺の七坂へロケハンをして感じた良い部分をまとめてみると、

  • 平日は人通りが少なく撮影に集中できそう
  • 車も頻繁に通る道でもなさそう
  • 石畳や白壁がレトロで効果的に使えそう

だったが、それ以上にポートレート撮影をする場合に気をつけなければいけない事が、

  • 一般の家に迷惑にならないように気をつけなければいけないこと
  • 表札や家が映らない角度を考えながら撮影をしなければいけないこと
  • 声やシャッター音が響かないように考えなければいけないこと

という部分が僕的にはとても気になって、ポートレート撮影に集中できないと感じた。

それに、モデルからすれば、

「ここの場所、本当に撮影してもいいの?」

と不安にさせてしまったり、トラブルに巻き込んでしまうかもしれない。

モデルさんにポートレート撮影の依頼をするには、安心して撮影ができるための準備をすることが必要である。

もちろん、声を出さずシャッター音を響かせない工夫をして撮影をすれば問題はないかもしれない。

だけど、気づかないうちに家の一部が写り込んでいたり、家の表札が写っていてトラブルになる可能性もある。

そう考えると大阪府天王寺の七坂は、ポートレート撮影をするロケ地には向いていないと感じた。

もし少人数での写真撮り歩きや、カップルで散歩するコースにはちょうど良い場所だろう。

あと天王寺の七坂にはお寺巡りもできるが、静寂な環境下ではポートレート撮影には厳しい場所だと思う。

天王寺の七坂でくつろぐ猫

今回、大阪府天王寺の七坂をロケハンしていて癒されたこともある。

それは道を歩いていると、瓦の上で日に当たってのんびりとくつろいでいる猫の姿を見ることができたこと。

観光に七坂に訪れる人も多く人馴れしているからかもしれないが、ある程度近づいても逃げることはなく、眠そうにあくびをする猫にも遭遇。

思わずあくびをしている瞬間を撮ってしまったが、とても自然体の猫に僕も癒された。

最後に

今回、ポートレート撮影をするためのロケ地に選んだ、大阪府天王寺にある七坂へロケハンに行ったが、ポートレート撮影には向いていなと感じた。

その理由は、

  • 一般の家に迷惑にならないように気をつけなければいけないこと
  • 表札や家が映らない角度を考えながら撮影をしなければいけないこと
  • 声やシャッター音が響かないように考えなければいけないこと

もしポートレート撮影をする前に今回のようにロケハンをしていなかったら、住民とトラブルになっていたかもしれない。

もちろん、どこのロケ地でも迷惑にならないポートレート撮影をしなければいけないが、天王寺の七坂には普通に生活している家があるため、特に気配りをする必要がある。

モデルさんかすれば、せっかくのポートレート撮影なのに撮影に集中できなければ良い写真を撮ることができない。

そう言ったことを考えてみても天王寺の七坂は良い場所だけど、今度のポートレート撮影をするロケ地を変更する方が良いと判断した。

テレビでよく聞くように『ロケハン』の大切さを知ることができた。

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デジタル作家 R.i.

デジタル作家 / R.I. デジタルアートを中心に、PhotoshopやFireflyを使った制作を続けている。 表現を続ける中で、「才能」よりも「環境」と「道具」の重要性を強く感じるようになり、制作を支えるツールや考え方を記録する場として、理想的芸術生活ブログを運営。このブログでは、作品そのものよりも、作家として制作を続けるための思考や制作環境について発信している。

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デジタル作家 R.i.

デジタル作家 / R.I. デジタルアートを中心に、PhotoshopやFireflyを使った制作を続けている。表現を続ける中で、「才能」よりも「環境」と「道具」の重要性を強く感じるようになり、制作を支えるツールや考え方を記録する場として、理想的芸術生活ブログを運営。このブログでは、作品そのものよりも、作家として制作を続けるための思考や制作環境について発信している。

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