アート作品が増えてくると、効率的に作品を販売することを考えるようになります。
そう思ってオンラインショップサイトを色々調べてみると、日本だけでもいくつかあって、どこで作品を販売すればいいのか迷ってしまいますよね。
「決済方法は何が対応しているの?」
「販売された売上の振込みタイミングはいつ?」
そこで今回は、無料で開設できるオンラインショップサイトを利用してきた僕が、作品販売を試すのに使える無料オンラインショップサイト7つを紹介したいと思います。
目次
オンラインショップサイトは手数料がもったいないって本当?
「国内のネットショップサイトは販売手数料が高いからもったいない」と言う人もいて、僕も最初はそう思っていました。
ですが、販売のスキルを磨くために利用するなら、販売手数料は安いものだと考えています。
開設も無料だし出品も無料。
芸術家としてまだ無名なうちは、これらのオンラインショップサイトでテストをして、販売のノウハウを身につけることも必要です。
そこでもし作品が購入されたら、それはそれで収益にも実績にもなるので、使い方次第ではメリットの方が大きいと思います。
重要なのは、オンラインショップサイトを使う「メリットとデメリット」を知ること。
そこを理解すれば、デメリットをメリットに変えることができて、効率よく作品の購入につなげることができます。
今回の記事で紹介している内容は、作品販売を始めたいと考えているあなたにとって、とても参考になる記事になるでしょう。
ちなみに、初めてオンラインショップを開設するなら「BASE(ベイス)」がオススメです。
その理由は下記でくわしく話しているので、そちらも読んでみてください。
2020.01.26
BASEでアート販売 | オンラインショップを開設するならBASEが良い理由
初めてBASEでアート販売。オンラインショップBASEがオススメな理由。手数料の安さ、開設までが簡単、売上の振込タイミングが他のサイトに比べ...
無料で開設できるオンラインショップ7つ
僕がこれまでに利用したオンラインショップで「この販売サイトは活用できる」と感じたのは、以下の7つです。
- カラーミーショップ
- STORES
- BASE
- minne
- Creema
- SUZURI
- this is gallery
よく「複数運営がオススメ」という記事を見かけることがありますが、オンラインショップ運営に慣れるまでは1つのショップでスキルアップに集中した方がいいです。
複数のショップ運営は、出品作業や発送の管理に時間と手間がかかり、納品遅れの原因になったり、1人で管理することが難しくなってストレスになります。
ちなみに僕は、現在『STORES』のみに集中しています。
販売のスキルが上がれば、1つのオンラインショップサイトだけで購入率を上げることができるので、広く浅くではなく、シンプルに1つのサイトに絞るのがコツだと知りました。
それでは、7つのオンラインショップサイトについて、僕が感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
カラーミーショップ
カラーミーショップ は無料でも使える機能が充実しているので、初めてオンラインショップを立ち上げて、そのまま運営を続けていきたい人に向いていると感じました。
ーメリットー
1、誰でも無料でオンラインショップを開設できる
2、売るための機能が充実しているため専門知識がなくてもOK
3、ショップ開設から運営まで万全のサポート体制
4、会員専用のページを作ることができる
ーデメリットー
1、オンラインショップ開設までに少し時間が掛かる
2、取り扱う決済方法によっては審査が必要
3、機能が豊富すぎるのでオンラインショップに慣れている人向け
ー決済手数料ー
COLOR ME(カラーミーショップ)の『料金・プラン』のページを参考にしてください。
ーおすすめ度ー
★★★☆☆
僕の場合は、アート×写真家として撮影した写真をまとめた作品集を販売するために、モデルさんと共同でカラーミーショップを開設しました。
こちらが、僕とモデルさんと共同で立ち上げたカラーミーショップのオンラインショップです。
現在はサイト調整中のため「休止状態」にしていますが、後日にまた再開する予定なので、また改めてお知らせいたしますね。
カラーミーショップは、ショップ開設まで「約2〜3時間程」で開設することができました。
ただ取り扱う決済方法(クレジットカード)によっては審査が必要で、審査が完了するまでに約1週間ほど掛かったので、オンラインショップを本格的に公開するまで約10日程掛かりました。
PayPayやLINE Pay、代引き決済の場合は『レギュラープラン(月/¥4,950)』以上でなければ使えないという欠点もあります。
その分、信頼性は高いので本格的にオンラインショップの運営を考えている人は、カラーミーショップが向いていると感じました。
オンラインショップを開設するなら、対応している決済、商品登録、発送についてなど、全ての準備がそろってからショップを公開した方がいいです。
個人事業主・中小企業にぴったり、理想のオリジナルネットショップが作れます。
STORES
STORESは、ヘイ株式会社が運営するネットショップサービスで、毎月10,000店舗が開設していて誰でも簡単にオンラインショップ運営ができます。
ーメリットー
1、他サイトと比べて手数料がお得
2、インスタグラム販売の連携が簡単
3、オンラインショップに必要な機能が全て無料で使える
4、48種類のデザインテンプレートが無料で使える
5、顧客管理機能が無料
ーデメリットー
1、html編集ができない
2、スタンダードプランでしか使えない機能がある
3、集客の戦略が必要
4、売上げの入金が「月末締め・翌月末払い」になる
ー決済手数料ー
・フリープラン(月/¥0)→ 5%
・スタンダードプラン(月/¥2,178)→ 3.6%
ーおすすめ度ー
★★★☆☆
STORESのフリープランでは、デザインの自由度は低いものの、オンラインショップを経験するには十分な機能が付いているため、集客戦略を考えながら販売の知識を上げることができます。
STORESを利用する人は、ファッション、雑貨、食品を販売する人が多く、フリープランよりもスタンダードプランを使って店舗の通販として使う人が多いようです。
ネットで検索して調べることも大切ですが、迷ったらまずは自分自身で経験することが大切です。
僕は現在、STORESをメインにデジタルアートのジークレー版画と写真額装作品の販売をしています。
STORESは、会員限定のオンラインショップとして利用することもできます。
BASE
BASE はテレビCMでもよく見かけるようになった、ネット開設実績が4年連続1位を獲得していて、BASE株式会社が運営するオンラインショップサービスです。
ーメリットー
1、他のサイトだと有償サービスになる機能が無料で使える
2、ショッピングアプリ『Pay ID』が使えるから集客がしやすい
3、初心者にわかりやすくまとめた『0→10ガイド』が見れる
4、オリジナル商品がなくてもBASE内で商品が作れる
5、インスタグラムと連携できて商品ページまで誘導がスムーズにできる
ーデメリットー
1、他のオンラインショップに比べて集客力が弱い
2、売り上げが上がると利用料金も高くなる
3、デザインの自由度が低い
4、販売支援企業からのセールスメールがくることがある
ー決済手数料ー
BASEの手数料については、以前の記事を参考にしてください。
『BASEでアート販売 | 無料でオンラインショップを開設するならBASEが良い理由』
ーおすすめ度ー
★★★★☆
BASEはショップ開設までの手順がわかりやすく、初めてオンラインショップを運営する人向けといったイメージです。
ただ、売上げが上がるとそれに比例して販売手数料も高くなるので、本格的にオンラインショップを運営したいと考えている人には向いていません。
そしてアート作品の原画や版画を販売するのではなく、作品をプリントしたグッズを販売するならBASEが運営しやすいです。
minne
minne (ミンネ)は、GMOペパボ株式会社が運営するクリエイター向けのオンラインショップと言った印象が強く、アート作品のハンドメイドなどを購入する人がよく訪れる作品販売サイトです。
ーメリットー
1、クリエイター向きでハンドメイド販売サイトとして有名
2、ブログ感覚で簡単に商品ページが作れる
3、作家へのサポートが充実している
4、初期開業費用・月額費用も無料で出品できる
ーデメリットー
1、電話でのお問い合わせができない
2、販売手数料が他と比べて高め(10.56%)
3、販促ツールが少ない
ー決済手数料ー
一律▶︎10.56%
ーおすすめ度ー
★★★☆☆
minneはクリエイター向きなので、オリジナル商品やアート作品を販売したい人に向いていて、商品のサンプル画像もこだわって運営している人が多いです。
現在僕も『STORES』と並行して『minne』を運営していますが、『minne』は新規のお客様をターゲットに利用しています。さらに、minneは幅広く公開ができるため、宣伝や集客効果を狙うために利用しています。
Creema
Creema (クリーマ)は、minneと同じようにハンドメイド商品を販売している、クリエイター向けのオンラインショップというイメージです。
Creemaを利用する人は、ある程度ファンがついている人に向いています。
ーメリットー
1、新作を出品してCreemaの特集に載るチャンスがある
2、リピーターに販促しやすい
3、海外販売のための自動翻訳が付いている
4、キュレーション機能がついている
ーデメリットー
1、販売手数料が他と比べて高め(10%)
2、新作を出品しても気づかれずらい
3、購入率が低い
ー決済手数料ー
・ハンドメイド▶︎10%
・食品▶︎14%
・台湾、香港▶︎20%
ーおすすめ度ー
★★☆☆☆
Creema(クリーマ)に限らず、オンラインショップでアート作品を販売するには、集客の知識やマーケティングの知識が必要になってきます。
ただ新作を出品したからと言ってすぐに購入されることはごく稀で、基本的にはブログ、SNS、メルマガ、LINEなどを使い、ブランディングをしてファンを増やすことが購入につなげる秘訣です。
ただしSNSで売り込みをするのは集客の逆効果で、信頼どころかSNSを見ている人のストレスにしかなりません。
まずは、相手のためになる情報を発信し続けることが重要で、そこからファンへと繋げる仕組みを作ることです。
SUZURI
SUZURIは、アート作品をプリントしたオリジナルグッズを販売をしたい人に向いているオンラインショップです。
これまで紹介してきたオンライン販売サイトは、試作品が手元にあることを想定したサイトで、出品する場合のサンプル画像を撮影する手間が掛かります。
もちろん実際の商品を撮影するわけですから、サンプル画像を作る自由度は高く、リアルに商品説明を書くことができて信頼感を持ってもらえます。
多度その場合は、自分で商品を撮影するかプロのカメラマンさんに依頼して撮影をしてもらうことになるので、費用も手間も掛かります。
SUZURIは、その費用と手間を掛けなくても作品画像をアップロードするだけでサンプル画像が作れるので、効率重視の人向けになります。
ーメリットー
1、試作品を作らなくても出品ができる
2、商品撮影の手間がはぶける
3、在庫を抱える必要がない
4、Amazonや楽天のようなモール型なのであるていどの集客ができる
5、YouTubeチャンネルと連動できる
ーデメリットー
1、プリントする商品自体が高めなので販売価格が高くなる
2、納品までに時間が掛かってしまう
ーおすすめ度ー
★★☆☆☆
SUZURIは決済手数料がなく、プリントする元の素材(グッズ原価)にデザイン費用や作品費用を上乗せして、その分が「売り上げ」になるので下記のようにイメージになります。
各グッズの原価については、こちらの『SUZURI アーテムとテンプレート』のページから確認することができます。
this is gallery
this is galleryは、現代アートや絵画の通販に集中したオンラインショップで、芸術家、画家が利用しているアート販売サイトです。
イメージ的には、個人として芸術活動をしていて画廊やコレクターとの繋がりがない人たちが登録しておくと良いアート販売サイトという感じです。
ーメリットー
1、芸術に集中してオンライン販売ができる
2、画廊と違って販売手数料が安い
3、購入者との繋がりができやすい(SNS経由)
ーデメリットー
1、オンラインショップとして考えるなら販売手数料は高い(30%)
2、支払方法がPayPal(ペイパル)と代引きの2種類しかない
3、作品の写真を数枚撮影する必要がある
ー販売手数料ー
購入金額(税抜き)の30%が運営会社へ、残り70%が作家へ支払われます。
ーおすすめ度ー
★★☆☆☆
this is galleryは、画廊に所属していない画家にとってはメリットがあり、販売価格の70%が売り上げになるので、「画廊」という意識で利用することを前提に考えなければいけません。
オンラインショップとして考えてしまうと、30%の手数料はとても高く感じてしまって、モチベーションが下がってしまいます。
this is galleryで原画と版画を販売して、オンラインショップでは作品をプリントしたグッズ販売と言う考え方もあります。
7つのオンラインショップのまとめ
今回は、無料で開設できるおすすめのオンラインショップ7選について話してきましたが、いかがでしたか?
アート作品のオリジナルグッズを販売したい場合は、COLOR ME、BASE、SUZURIがおすすめ。
アート作品の原画や版画を販売したい場合は、STORES、minne、Creema、this is galleryがおすすめです。
それぞれ販売手数料が違いますが、自社ECサイトを立ち上げる費用や時間のことを考えると、ファンが付くまでは無料オンラインショップを使う価値はあります。
ショップ名 | 評価 | 向いている人 |
---|---|---|
カラーミーショップ | ★★★ | ・オンラインショップ初心者 ・本格的にオンラインショップを開業したい人 |
STORES | ★★★ | ・インスタグラムと連携したい人 ・限定の人にだけ販売したい人 |
BASE | ★★★★ | ・まだオリジナル商品がない人 ・手軽にオンラインショップを始めたい人 |
minne | ★★★ | ・アート作品のグッズをメインに販売したい人 ・作家さんと繋がりたい人 |
Creema | ★★ | ・アート作品のグッズをメインに販売したい人 ・中国、台湾などでの販売を考えている人 |
SUZURI | ★★ | ・在庫を抱えたくない人 ・YouTubeをまめに更新している人 |
this is gallery | ★★ | ・画廊と契約する予定がない人 ・原画や版画をメインに販売したい人 |
オンラインショップ利用で気になること
ここまで「無料で開設できるオンラインショップおすすめの7選」を紹介してきましたが、今回のアート作品販売サイトは、全て僕自身が経験してきたサービスばかりです。
紹介した販売サイトの中には、自分に合わずに退会したものもありますが、知名度がある販売サイトなので7選に入れさせていただきました。
最初はオンラインショップについて気になることもあり、なかなか開設に踏み出すことができないもの。
「販売手数料はもったいないのでは?」
「最初から自社ECサイトを持った方が効率的じゃない?」
「オンラインショップで集客できるの?」
と考えてしまいますが、次のように考えると無料オンラインショップを使う価値を感じることができます。
販売手数料はもったいない?
アート作品を販売している人の中には、ご自身で販売の仕組みを作って上手に絵を販売している画家さんもいます。
そういった人からすれば、販売手数料をサイトに支払うのはもったいないと思うかもしれません。
だけどそのような人は、自然な流れで集客から購入される仕組みの知識をもっています。
正直に言えば、僕もオンライン販売サイトに手数料が差し引かれるのはもったいないと思います。
それでもオンラインショップを利用しているのは、「アートを販売している」と言う事実をアピールできるからなんです。
購入されなければ手数料が差し引かれることはないので、アート販売のアピールとしてオンラインショップを持っておく方法もあります。
もしそのオンラインショップから購入してくれることがあるなら、「ラッキー」と思えてアート作品の販売のモチベーションにもつながります。
販売手数料は、その勉強代として考えれば安いものです。
新規事業はある程度の投資は必要で、そこをケチってしまうと知識や価値を高めることはできません。
最初から自社ECサイトを持った方が効率的じゃない?
自社ECサイトを開設するには、それなりの知識と準備するものが必要になってきます。
WordPressを開設、ECサイト用のテーマを購入、取り扱う決済サービスの申し込み、特定商取引法に基づく表記、個人情報取扱についての表記、お問い合わせ方法、発送方法の記載、販売者の記載(本名)など。
それらを全て準備ができているなら、自社ECサイトを開設しても問題はないのですが、初心者にはとてもハードルが高く、費用も手間も掛かります。
その点、オンライン販売サイトだと、ほとんどが揃っているので、販売者名、店舗名、商品を登録するだけで開設できます。
それに自社ECサイトでトラブルになってしまうと、自分1人では対応できない場合もあります。
そういった意味でも、アート販売をしたいと考えている人はまず、無料オンライン販売サイトで開設して経験を積む価値があるのです。
オンラインショップで集客できる?
現在は訳あって退会したオンラインショップもありますが、カラーミーショップ、BASE、STORES、minneは残しています。
カラーミーショップ、BASE、は放置状態になっていますが、STORES、minne、は今でも定期的に出品しています。
オンラインショップを運営する上で重要なことが『集客』することですが、よく勘違いされることがSNSでの売り込みです。
実はSNSで売り込みをしてしまうと、大抵の人が嫌気をさしてフォロー解除やブロックをして、売り込みのアカウントから離れてしまいます。
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失敗する絵の売り込み方 | 画家を目指している人がSNSで間違えてやってしまう投稿
一番良い方法は、そのアート作品をどんな人が描いていて、これまでにどんな芸術人生を歩いてきたのかを伝え続けること。さらに、相手のためになる情報を伝え続けること。
SNSを使う場合は、商品販売ページのURLを貼らずに普段から、相手のためになる情報を発信し続けておくと、向こうから興味を持ってくれてプロフィールのURLをタップしてくれます。
一番わかりやすいのが、あなたが夢中になっている芸能人のファンになるようなイメージです。
詳しくはまた後日に話しますが、イメージする人が芸能人でも、あなたのブランディングに取り入れることには効果はありますよ。
最後に、新しいアートのプラットフォームサービス
当記事を執筆したあとに、オンラインでアート販売について調べていたところ、面白そうなアート作品販売のプラットフォームサイトを見つけました。
僕は気になることはとりあえず経験するのですが、そこでさっそく会員登録をしてみたので、少しだけ感想をお届けします。
会員登録をすませると、下記のようなマイページができます。
画像引用元 : Artgene(アートジーン)のサイトより
会員登録をしたばかりで、まだ活用の仕方を模索中ですが、デジタルアートを制作している僕にとっては、額装のイメージ画像が作れるので、販売専用のプラットフォームとして活用できそうです。
販売手数料は出品者が設定した作品料金の『30%』で、印刷代金、額装に加工する費用、送料は運営会社に差し引かれます。
会員登録はすぐに完了しますが、作品を出品するには『出品者登録』をして審査が必要になります。
出品者登録の審査時間の目安は「1時間〜1営業日」と記載がありました。
僕の場合は出品者登録申請をしたのが夜の12時だったので、翌日の午前11時(約11時間後)に「承認」の連絡が届きました。
会員登録も出品者登録も無料ですし、活用できそうか試してみて良かったら当ブログで活用法をお届けしますね。
まずは、自分が製作したアートや写真作品を数点出品してみます。
気になった場合は、まずはご自身で試してみることも大切ですので、下記の記事を参考に読んでみてください。
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