こんにちは、理想的芸術生活ブログを執筆している、京都のアート写真家リョウ(@ryo_creativephoto)です。
突然ですが、今回の記事を読めば、雨の日が嫌いなあなたでも「雨の日が好きになる」ことができますよ。
雨の日になると「なぜか憂鬱になってしまう」と言う人は多いもの。
だけど、雨には心がリラックスさせる効果やドラマチックな写真を撮ることができることを知れば、雨の日を楽しく過ごすことができて好きになります。
僕は現在、京都を中心にアート写真家として、雨の中の人物写真を撮ったり、アートな風景写真を撮る活動をしています。
今回の理想的芸術生活ブログでは、嫌いな雨の日を楽しく過ごす方法と雨の魅力について話したいと思います。
目次
雨の日が憂鬱になる3つの原因
ではさっそく、雨の日が憂鬱に感じる主な原因を3つあげると、次のようなものになります。
- 雨の日は湿気が高くジメジメして不快になる
- 自律神経のバランスが不安定になって嫌な気分になる
- 気圧が低下することで膨張した血管に脳の神経が圧迫されて頭痛になる
雨の日は湿気が高くなるから不快になる
雨の日になると不快になるのは湿度が高くなってジメジメして、体がベタベタしてしまうから。
それに、湿度が高いとカビが生えやすくなったり、部屋が湿気の独特な匂いで気になって集中力が低下します。
人の体は、湿度が60%を超えると不快に感じるので、実際の温度よりも暑く感じてイライラしやすくなってしまうのです。
人が快適だと感じる湿度の平均は「40〜60%」と言われています。
40%以下になると肌が乾燥しやすく、60%を超えるとカビやダニが増えやすくなります。
できれば毎日湿度計を確認して『40〜60%』で安定させて快適な空間で過ごしたいですよね。
いちばん良いのは除湿機を1台稼働させて、雨の日を快適に過ごす方法でしょう。
自律神経のバランスが不安定になる
雨の日になると自律神経のバランスが不安定になって、イライラしやすくなります。
そもそも天気の影響を受けやすいのは女性が多いと言われていて、とくに40代の女性が不快感を感じやすいという研究結果もありす。
男性に比べて女性の方が自然への感受性が高く、天気の影響を受けやすい。
(『大正健康ナビ』のサイトより)
次の項目でも話しますが、雨の影響を受けて偏頭痛にもなりやすいため、雨の日はイライラしやすくなってしまいます。
雨の日に頭痛になるのは気圧のせい
雨の日になると頭痛がおこりやすくなるのは、気圧が低下するからです。
気圧が低下すると頭の中の血管が膨張し、その周りにある神経を圧迫するため、神経が炎症をおこして頭痛になる。
そんな頭痛を治す方法はいろいろあり、耳の後ろを暖かくしたタオルで押さえたり、両方の耳を手でつまんでぐるぐる回したり。
だけど頭痛の種類によっては、上記の方法で「さらに痛くなった!」と言う場合もあるので、どうしても頭痛が続くようなら病院で診てもらいましょう。
YouTubeで「偏頭痛、治し方」と検索すると色々出てくるので、一度調べてみてください。
ここで動画を紹介してもいいのですが、100%頭痛が治ると断言できないので、自己判断のもとで試してくださいね。
ということで、ここまで雨による体への影響について話してきましたが、一方で、雨には気分転換になる効果があるとも言われています。
僕はアート写真家として雨の日に作品撮りをすることも多く、すごく身近なものなので『雨の良い効果』についても調べてきました。
雨には心をリラックスさせる効果がある
マイナスなイメージが強い雨の日ですが、実は心をリラックスさせる効果があると言われています。
シトシト降る雨の音は脳波をα波(アルファー波)に変える効果があるんです。
α波(アルファー波)は、心がリラックスしたり、集中力がアップするときに出る脳波。
なぜ雨の音を聞くと、心がリラックスしたり集中力が上がるのかと言うと、雨の音には「洗い流す」と言うイメージがあるからです。
雨の音には心が洗い流される
雨の日に聞こえてくるのが、水が流れる音。
日常生活の中で水が流れる音には、「汚れを洗い流す」と言うイメージが埋め込まれています。
手を洗う時の水の音、
シャワーで体を洗う時の水の音
このように、水の音には「洗い流す」と言うイメージがあります。
『水』にはそう言ったイメージがあるため、雨の音を聞くと水が流れて汚れを洗い流してくれる感覚になります。
だから、シトシト降る雨の音を聞くと心が洗い流されてリラックスできるということなんです。
僕が雨の写真を撮り始めた理由
現在僕は、京都でアート写真家の活動をしています。
映画のワンシーンのようにストーリー性のある写真を撮影したり、雨の中で人物を撮影したり。
僕の写真家公式サイトの方で、雨の日に作品撮りをした写真を公開しています。
雨の魅力を知って雨の日写真を撮るようになった
僕が雨の日の写真を撮るようになったのは、次の3つの理由からです。
- 雨の日になると光が柔らかくなってシネマティックな写真になる
- 雨の日の写真を撮ると心が落ち着くし集中力が上がる
- 雨の日は憂鬱な感情を表現しやすく心が揺さぶられやすくなる
その雨の日の感情を写真にすることで、そこに人間らしいドラマが生まれてくるんです。
先日も「一日中雨」と言う天気予報を見た僕は、一眼レフを持って京都府宇治市にある『太陽が丘』と言うところへ写真を撮りに行きました。
太陽が丘には蒸気機関車が展示されていて、雨の日に撮影すると映画のワンシーンのような写真が撮れます。
このように、雨の日の写真はシネマティックに撮ることができて、心が揺さぶられるのは僕だけだでしょうか?
仕事の質を上げるために気分転換は大切
僕の場合、デジタルアート制作、撮影した写真をレタッチしたり、ブログ執筆など、自宅で仕事をすることが多いので、集中しすぎると心が疲れてストレスを抱えてしまうことがあります。
なので、2時間に1回はパソコンから目を離し、ベランダに出て外を眺めたり空気を吸って息抜きをします。
このように個人で仕事をしていると、自分自身で気分転換をしなければいけないんですね。
さらに僕は、雨が降る日はその日にしか感じることができない方法で気分転換をすることがあります。
それが、雨の日の写真を撮り歩くこと。
もちろんそれは、アート写真家として活動をしている僕だからできることなのかもしれませんが、その写真が作品としても生きてきます。
僕は先日、雨の日に撮り歩きをして心がリラックスした風景写真と、その時感じた想いを言葉にした40ページの写真作品「RAINY DAY Vol.1」を作りました。
雨の日に気分転換をする方法
雨の日の気分転換は、写真撮影だけではなく、普段の生活環境から少し離れてみることも大切です。
スマホやパソコンやテレビを見ず、何も考えずにゆっくり過ごす時間。そんな時間を、自分自身でつくらなければいけません。
雨の音を聞く
「雨の音で余計に憂鬱な気分になる」
と思われるかもしれなませんが、雨の音には自然の音の揺らぎがあり、人の心を落ち着かせる効果があるんです。
『1/fゆらぎ』と言う言葉を聞いたことはありませんか?
人の心を落ち着かせる自然界のリズム。
例えば、
川の流れる音。
焚き火の音。
鳥のなく音。
海の音。
雨の音。
You Tubeで、雨の音を収録しているチャンネルを見つけたので共有しておくので聞いてみてください。
不思議と心が落ち着いてきますよ。
そんな雨の音を聞くことで、心がリラックスできます。
読書をする
できるだけタブレットやパソコンなどのデジタル機器を使わずに、じっくりと本を読むこと。
自宅で仕事をしていると、インターネットで情報を探すことが多くなって本を読むことが減ってきます。
ですが、本を読むことで知ることができる情報も世の中にはたくさんあります。
雨の日はとくに、雨の音を聞くことで心がリラックスできるため、本を読むことに集中しやすくなるんです。
部屋でストレッチをする
雨の日に気分がすぐれない時は、仕事から離れて時間を贅沢に使って無理のないストレッチや運動をするのも気分転換になります。
雨の日に運動をする時も同じように、無理せずに運動をすることで気分転換にもなる。
運動は自律神経の乱れを整える効果があるので、普段から続けることが大切です。
自律神経を整えることで、良い作品をつくることもできるし質の高い仕事をすることができます。
雨の風景写真を撮りにいく
僕が雨の日にどうやって気分転換をしているかと言うと、先ほども言ったように雨の日の写真を撮ることで気分転換する時間を作っています。
雨の音に触れ、自然のリズムに触れ、散歩の気分も味わえるし、普段と違った世界の写真を撮ることができる。
せっかくなので、僕が雨の日に撮影した写真をここで6枚ほど載せておきますね。
雨の日の風景写真①
雨の日の風景写真①
雨の日の風景写真③
雨の日の風景写真④
雨の日の風景写真⑤
雨の日の風景写真⑥
こんな感じに、雨の日に外出することが嫌じゃなければ、スマートフォンで雨の日の写真を撮ってみてください。
こうやって、雨の日にしかできないことがあります。
雨の日はどうしても気分がすぐれなかったり楽しくないと思われがちですが、気分転換にはとても良い効果のある時間を過ごすことができます。
雨の日は気分転換をするのに効果的ですが、普段からストレスを抱えないためには、物事をシンプルに考えれるようになることも必要です。
物事をシンプルに考えれるようになれば、余計な考えをもたずに質の高い仕事に繋げることができるので、下記の記事を読んでイメージしてみてください。
雨の日の写真を撮るのは意外と難しいと思うかもしれませんが、自分が感じたままに自由に撮ればいいのです。
最後に
僕は雨の日になると頭痛になることが多く、雨の日が嫌いでした。
だけど今回の記事を執筆するにあたって、しとしと降る雨の効果について色々調べました。
そこから雨の魅力を知り、一眼レフを持って自宅近くの公園やお気に入りの滋賀県琵琶湖に写真の撮り歩きをするようになりました。
不思議なもので、雨の日の写真撮り歩きを始めてみると、雨の日の頭痛になる回数が減り、さらに雨の日が好きになってきました。
しとしと降る雨の中で写真を撮っていると、心が落ち着いて作品のアイデアが浮かんできます。
もちろん撮り歩きをしない日もありますが、雨の音を聞きくと、ブログの執筆や作品制作がどんどん進むんです。
ちょうどこの記事を書いている日も雨が降っていました。
今では、個人ブランド『雨の雫』を作るほど、雨の魅力にはまっています。
雨の日に撮り歩きをして心がリラックスした風景写真とその時の感情を言葉にした全40ページの写真作品「RAINY DAY Vol.1」。
それが、僕が肌で感じた雨の日の魅力です。
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