こんにちは、アート×写真家のリョウです。
僕の活動は、フォトショップで幻想的な世界を表現したデジタルアートを制作したり、好きな一眼レフカメラで映画のワンシーンのようなシネマチック写真を撮影をすること。
こうやって、アート×写真家として芸術活動をしていると、次のような質問をされることがある。

もっと自分の個性をアピールしたいけど、写真も好きだし絵も好き。どっちで個性をアピールすればいいのか迷っています。
ズバリ答えると、

写真家として個性をアピールすることもできるし画家として個性をアピールすることもできる。自分にとって一生辞めることはないと感じる物でアピールしよう。
僕の場合は、アート×写真家として自分自身をアピールしているが、写真家と画家には違いがあるのだろうか。
今回は、写真家と画家の違いや写真はアートになる得るのかについて記事にしたので読んでほしい。
目次
写真家とは
写真家とは、写真を撮影したり写真作品を発表し、それで収益をつくって生活している人のこと。
『カメラマン』とか『フォトグラファー』と言われることもあるが、芸術的な写真を撮って個展を開いたりする人のことを写真家と呼ぶことが多い。
ちなみに『カメラマン』や『フォトグラファー』と言えば、ブライダルや成人式の記念写真を撮ってくれる人というイメージがあるだろう。
実は、『カメラマン』『フォトグラファー』『写真家』の決まりは曖昧で、自分自身が気に入っている呼び方を肩書きにしている人がほとんどである。
僕の場合は、記念写真を撮影するというよりは、芸術的な写真を目指しているので『写真家』と呼ばせていただいている。
僕が撮る写真の種類
一言で『写真』と言っても、その種類にも色々ある。
- マッチングサイトで使用するために撮る宣材写真
- 動物や風景を撮って作品として残す写真
- 地球環境について地球の姿を発信するための写真
- アート作品の素材として撮影するアート写真
など。
その中で僕が撮っている写真は、映画のワンシーンのようにストーリーを感じるシネマチック写真と言うもの。
人物の場合、ただモデルの方に決められたポージングを指示して、明るく可愛く撮る写真は僕は好きではない。
どちらかと言うと、モデルの方の表現と僕の表現を共有して一緒につくる写真である。
それを撮影して、LightroomやPhotoshopでオールドフィルムの質感にレタッチする。
そうすることで、おしゃれにレトロ感のあるフィルム写真を感じてもらうことができる。
そう言ったことで、僕は自分の写真を『シネマチック写真』と呼んでいる。
僕が撮影したシネマチック写真は、インスタでも公開している。
外部リンク
僕が写真を撮る目的
僕がシネマチック写真を撮る目的について少しお話ししておこう。
今の時代は、スマホの普及や写真アプリが進化してきたことで誰でも映え写真を撮ることができる。
その理由もあり、写真撮影をプロのカメラマンさんに依頼するメリットを感じてもらないこともある。
誰もが簡単に映え写真を撮れる今の時代に、
「思い出に残る記念写真を撮ります」
と宣伝したところで、誰も写真の依頼をしてくれないのが現状だ。
だからと言って、記念に残る写真を撮影する需要がなくなったわけではない。
これからの時代に求められることは『記念に残る写真×〇〇』を掛け合わせたサービスを届けること。
この『×〇〇』とは、写真をとっている人が好きなことや得意なもの。
その他にも、これまで経験してきたことや実績などを掛け合わせる。
僕の場合は『×〇〇』に入ることが『芸術(アート)』になる。
デジタルアートのスキルを生かした芸術的な写真にしたり、芸術にも必要になる表現力を生かしたシネマチック写真を撮影したり。
こうしてアートと写真を掛け合わせることで、自分らしくアピールすることができるのである。
画家とは
画家とは、主に絵を描いて個展を開いたりして生活の中心にしている人のことを言う。
他にも、『絵描き』と呼ばれたり『芸術家』と呼ばれることもある。
そして僕も写真家として活動をしながら、画家としてデジタルアートの制作活動をしている。
僕の場合は『画家』というよりも、デジタルアートをつくる『デジタル画家』という方がわかりやすいのかもしれない。
僕がつくるデジタルアート
デジタルアートとは、自分が撮影した写真を素材にしてフォトショップで幻想的な世界に組み立てていくアート。
自分が撮影した風景を素材にして、人物や木や建物などを切り抜いて次々に合成していくもの。
そこから幻想的な色彩を加えたり、質感をアート風に調整したりして完成させていくものである。
デジタルアートをつくる目的
僕がデジタルアートをつくる目的は、デザイナー時代に身につけたグラフィックの技術を使って、現代らしい芸術作品をつくること。
だけどアート×写真家として芸術活動をしていくうちに、地球環境を見直すことができる芸術作品にしていきたいと言う想いが強くなっていった。
そして『地球環境修復計画』と言うプロジェクトをつくり、地球環境について僕自身も見直していけるような芸術作品をつくっていこうと考えたのである。
これが現在、僕がデジタルアートをつくっている目的である。
と言うことで、アート×写真家の活動をまとめると、好きなカメラでストーリーを感じる写真を撮り歩き、その写真でデジタルアートをつくること。
これが僕にとって『アート×写真家』として芸術人生を歩く価値である。
写真は芸術になり得るのか?
ここまで写真家と画家について話や、僕の紹介も混ぜて話しをさせてもらった。
ここで疑問に思うことは、
「写真は芸術になり得るのか?」
と言うことだろう。
結論から言うと、写真も芸術になり得ると言える。
写真家と画家の違い
では、写真家と画家とでは何が違うのか?
写真家は、カメラという機械を通して目で見た風景を自分らしい構図で撮影して個性をアピールする人。
画家は、頭の中でイメージしている世界を画材を使って絵に描いて個性をアピールする人。
写真家と画家とでは、手段は違うが目指す場所は同じになる。
どちらも『個性をアピールする人』になるため大きな違いはなく、僕のように2つ掛け合わせることもできる。
実在した画家と写真家の両立
僕がアート×写真家を本格的に目指すようになったキッカケは、写真家『ソール・ライター』の作品を見たからだ。
ニューヨークが生んだ伝説の写真家『ソール・ライター』も、写真家になる前は画家を目指していたということを知ったからである。
雨の日にガラス越しに写る男性の写真、雪の中を赤い傘をさして寒そうに歩いている女性の写真。
日常的ではあるが、心を揺さぶられる写真でアートのようにも思える。
芸術的な写真とはどんな写真?
これまで話してきた中で、僕の紹介の部分を思い出してほしい。
写真には『記念に残す写真』と『写真家の個性アピールする芸術写真』があると話した。
では、芸術的な写真とはどんな写真なのか?
先ほど紹介した、『ソール・ライター』の写真もストーリーを感じる芸術的な写真である。
そして、僕が撮影しているシネマチック写真やデジタルアートも芸術的な写真の分野になる。
『Behance』とは、Adobeが提供している、クリエイターの作品を公開するサイト。
そこに、僕のデジタルアートの一部を公開している。
外部リンク
まとめ
写真家とは、写真を撮影したり写真を制作して生活の中心にしている人のこと。
画家とは、主に絵を描いて個展を開いたりして生活の中心にしている人のこと。
僕は自分で撮影した写真を使ってデジタルアートをつくったり、映画のワンシーンのようにストーリーを感じる写真を撮影する活動をしている。
そのことからもわかるように、写真家と画家を組み合わせることで、さらに個性をアピールすることができる。
そう考えると、写真は芸術になり得るということになる。
写真家と画家は隣接していてそれほど大きな違いはなく、何を使って自分らしく個性をアピールするのかを考えることが大切だ。
ぜひ、あなたらしい表現の仕方を見つけて理想の人生を歩いてほしい。
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