突然「絵のイメージが浮かばなくなった!」と、スランプ状態に陥ることがあるのも芸術家の悩み。芸術活動をしていると、こう言った現象になることはよくあること。
焦れば焦るほど、どんどんハマっていくこの現象。
そんな突然イメージが浮かばなくなった時の対処法は、環境を変えることで頭がリセットされて新しいイメージが浮んでくることがある。
今回の記事を参考にして、突然イメージが浮かばなくなった時の対処法として意識しておくといいだろう。
目次
イメージが浮かばなくなった時の対処法
絵を描いていて、イメージが浮かばなくなって行き詰まることはよくあること。なぜ、今まで頭の中でイメージできていた世界が突然消えてしまうのか。
その原因は、疲れでストレスを抱えてしまい、モチベーションが下がってしまうことで頭の中のイメージが消えてしまうのである。
これは、芸術家に限ったことではなく、
- 作曲家
- デザイナー
- クリエーター
- モデル
- 俳優
などのように、芸術活動をしている人は必ずイメージの迷路にハマってしまう時期がくる。
さっきまでは、頭の中でちゃんとイメージできていたのに突然消えてしまう。
僕もデジタルアートを制作している時に、頭の中でイメージしていた世界が突然消えてしまうことがある。
このようにイメージの迷路にハマってしまった時の対処法は、気分を変えて頭の中をリセットすればいい。
気分を変えて頭をリセットすると、不思議なことにまた新しいイメージが浮かんでくる。
こうやって新らしくイメージを浮かばせるために、気分を変えることはとても大切だ。
頭をリセットするためにやっている6つのリスト
イメージが浮かばなくなった時に一番効果的なことは、普段しないことや自由にのんびりした時間を過ごすことである。
その中でも、次の6つの方法は科学的にも証明されている方法である。とても効果が高く、仕事の質を上げる方法でもよく知られている。
- コーヒーを飲む
- 外に出る
- 甘いものを食べる
- テレビを見る
- ストレッチをする
- ボーっと外を眺めてみる
この6つを取り入れて、普段から頭をリセットする時間を過ごすことも大切だ。そうすることでスランプ状態に陥った時としても、少しでも早くモチベーションを戻すことができる。
リセット① – コーヒーを飲む –
コーヒーにはリラックス効果があり、体の疲れやストレスを取り除く効果がある。しかも、熱々で挽きたてのコーヒーの香りを楽しむと、カフェインの香りで頭の中がスッキリする。
「昼食後はコーヒーを飲んで15分は休憩をした方がいい」
と言われることがあるが、その理由はコーヒーを飲んだ後の15分後にその効果が出てくるところにある。
例えば、仕事でお昼休憩を過ごしていた時のことをイメージしてほしい。
昼食を食べた後、急激な眠気に襲われる経験はないだろうか?
お昼休憩が終わっても眠気がひどいと午後の仕事に集中できなくなってしまい、眠気と戦いながら仕事をするが、そんなことでは作業が進まない。
そんな時、食事後にコーヒー1杯を飲むと眠気をやわらげることができる。これについては、科学的にも次のように証明されている。
よく、昼食後の仮眠は15分程度が良いと言われているのを知っているだろうか。
仮眠をとる前にコーヒー1杯飲んで仮眠をとることで、ちょうど15分後にはスッキリと目が覚めて、午後の仕事に集中できるということである。
医学界でもオススメされている15分の仮眠の効果。人によって効き目の違いはあるが、確かに昼食後にコーヒーを飲むと、知らない間に眠気がなくなっていることがある。
それを説明しているサイトを見つけたので、そちらも参考に読んでもらえるとイメージができるだろう。
リセット② – 外に出る –
外に出るという方法は、室内での作業が多い人やデスクワークが中心の人にオススメである。
気持ち的にも室内で作業していると、どんどん圧迫感を感じて集中力がなくなってくる。
しかもパソコンをずっと見ていると、姿勢がどんどん前のめりになって猫背になってしまい、肩こりの原因にもなる。
そうなってしまうと、健康状態にまで影響がでてくる。
そんな時の対処法は、近くの公園に行って外の空気を吸うことでリラックスができる。
何も考えずに外の空気を吸ことで、少しの時間でものんびりとした時間を過ごせて、心にゆとりを持つことができる。
たまにはこうして心を休ませることも大切なことなのである。
2019.12.20
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リセット③ – 甘いものを食べる –
イメージが浮かばなくなった時の対処法として、チョコレートやケーキなどのように甘いものを食べて脳を刺激するという方法もある。
甘いものには脳を刺激する効果があり、発明家やクリエイターはカフェに行ってケーキを食べながら新しいアイデアを出し合うことが多い。
ただ気をつけなければいけないのは、甘いものを食べ過ぎると気分が悪くなるなって逆効果になってしまうと言うこと。
物事には限度というものがあるので、甘いものを食べ過ぎないように気をつけよう。
リセット④ – テレビを見る –
イメージが浮かばなくなった時の対処法として、次にオススメする方法はテレビを見て気分転換をすること。
これは僕の場合だが、芸術活動をしていると細かいことばかり気にしてしまって、周りが見えなくなる場合がある。
常に新しいアイデアを出すためには、定期的に周りの世界に目を向けなければいけない。
新しい情報を探すと言う意味でも、たまにはテレビを見て固くなった頭を柔らかくする必要がある。
できるだけ、楽しいニュースやバラエティー番組を見るのがオススメだ。
だけど一番気分転換になるのは、自分の好きな番組を見ることである。
バラエティー番組が好きな人なら、お笑いを見れば自然と笑顔になって顔の筋肉もほぐれる。
パソコンを睨んで固まった顔の筋肉も、笑えば柔らかくなるだろう。
ちなみに僕は映画が好きなので、映画を見て新しいアイデアを浮かばせることが多い。
- 心が惹かれるストーリーの作り方
- アクションを起こしたくなるような話し方
- 世の中に伝える方法
- 文章の書き方
- 音楽と気持ちの関係
- 不思議な世界観
- 色の使い方
など、映画が好きだからこのようなことを考えながら見ると楽しさが倍増する。こうやって映画を見ていると、芸術活動のヒントになることも多い。
リセット⑤ – ストレッチをする –
ストレッチをして体を動かすことも、イメージが浮かばなくなった時の対処法として効果的だ。
デスクワークで集中していると、全身が『カチカチ』に固まってしまう。
背中も丸くなって、猫背になって背中も首も痛くなることもある。
適度な休憩をとって、軽くストレッチをするだけでもかなり効果的である。
実は芸術の世界と健康には、とても深い関係がある。
ストレッチだけじゃなく、ヨガをすることも芸術家にとって必要だと言われている。
ストレッチやヨガで共通することが呼吸法である。
芸術と呼吸法は関係ないように思うかもしれないが、絵を描いていると細かな部分を描くこともある。
そんな時に、静かに呼吸をして気持ちを落ち着かせながら細かな部分を描いていくことが必要になる。
僕のデジタルアートでもただ合成をしているわけではない。
質感を合わせていくためには、細かい影の部分をペンタブレットで描かなければいけない。
さらに切り抜き作業をする場合でも、髪の毛の一本一本をなぞっていくこともある。
そんな時に呼吸が荒いと、雑なデジタルアートになってしまう。
そんな時に、呼吸を整える必要がある。
ぜひ、あなたも呼吸を整えながらさらに質の高い絵を描いていってほしい。
リセット⑥ – 何も考えずに外を眺める –
作業中はとても集中しているので、細かなことでもすごく気になってしまうもの。
車の通る音、子供が走る音、ちょっとした話し声など。
集中していると、全てが雑音に聞こえてしまう。
そんな時はベランダに出て何もせずに、「ボーーーーー。」と外をながめているだけでも頭がリセットされる。
ただし、人前で大きな口を「ポカーン」と開けて外をながめていると、あやしまれるので気をつけるようにしよう。
こんな感じで頭の中をリセットするためには、一度その場から離れて違うことをしてみよう。
15分だけでも違う行動をすると、頭の中もスッキリするかもしれない。
画家、音楽家、デザイナーのようにイメージをふくらませる必要があるものには、必ず『行き詰まり』というこものが邪魔をする。
その場所から離れたり全く違う作業をすることで、頭の中がリセットされて新らしいイメージか湧きやすくなる。
頭をリセットする方法は、人によって効果的なのものかどうかはっきりした提案はできない。
だけど頭の中をリセットする6つの方法を試すことで、新しい世界が見えてくるかもしれない。
行き詰まった時に、そのまま立ち止まっていても何も浮かばないし前にも進めない。
自分から頭をリセットするために、行動を起こす必要がある。それは、ちょっとしたことでもいい。
「できないから諦める」のではなく「できる方法を探す」その行動がとても大切である。
その行動があなたのスキルになり、自分自身を成長させていける。
何かに行き詰まった時は、いつもと違うことをしてみよう。
そうすればいいイメージが浮かんでくるはずだ。
最後に
今回は芸術活動をしていて、頭の中のイメージが突然消えてしまった時の6つの対処法について話してきた。
頭の中のイメージが突然消えてしまう理由にはいろいろあるが、主な原因は疲れでストレスを抱えてモチベーションが下がってしまうからである。
頭の中のイメージが突然消えてしまったら、次の6つの気分転換を試してみてほしい。きっと、頭の中がリセットされて新しいイメージが浮んでくるだろう。
- コーヒーを飲む
- 外に出る
- 甘いものを食べる
- テレビを見る
- ストレッチをする
- ボーっと外を眺めてみる
僕のように芸術人生を歩くためには、作品のクオリティーを上げるだけではなく、心の調整も必要になってくる。
これから個人としてビジネスをする場合も、定期的に心を調整して焦らずにステップアップしていかなければならない。
心にゆとりがなければ、質の高い仕事をすることはできない。
心にゆとりが持てるようになれば、時間にもゆとりを持つことができる。
そうすることで、自分らしい理想の芸術人生を歩くことができるはずだ。
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