コロナウイルスの影響で芸術生活を救うものとは?芸術に関わる者との連携は最大の力を発揮する。

リョウの人生

文化芸術活動に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症。

数々の芸術に関わる人たちが芸術活動について、とても悩まされていることだろう。

  • 画家
  • 写真家
  • 音楽家
  • 俳優

など、個展やイベントが次々と延期になったり、キャンセルをしなければいけなくなったり。

特に個人で芸術活動をしている人にとっては、「もう限界だ!」と思うところまできてしまっている。

僕も以前までは焦りを感じていたが、そんな危機を感じているアーティストたちと連携を取ったことでアイデアが無限に広がり、新しい芸術への道が開けてきたのである

「それはただの悪あがきじゃない?」

と言われるかもしれないが、僕はその『悪あがき』をしたことによって新しい芸術活動の手応えを感じ始めている。

悪あがきとは

『悪あがき』を調べてみると、

これ以上何をしても意味がないと思いながらも必死に試そうとすること。

と書かれている。だけど、その悪あがきのおかげで進むべき道が見えてくることがある

人は窮地に追い込まれると、そこから這い上がろうとするためにとてつもないチカラを発揮する。

最後の悪あがきで『ブランディング』を学ぶ

例えば、初めて僕が京都で個展を開いたときのことだった。

個展が終わって芸術家気取りになっていた僕は、アート作品が購入されないことに焦りを感じ、SNSで売り込み投稿ばかりしていた。

もちろんフォロワーは減り、知人からも不信感をもたれるようになって、正直

「もうこれ以上は何もできないし、信頼を取り戻すことはできないだろう」

と諦めていた。

だけど芸術活動を諦めきれない僕は、最後の悪あがきとして個人ビジネスに必要な『ブランディングの知識』を学ぶことにした。

約1年半『ブランディング』について必死で学んだ。

その学びが形として見え始めたのは、ブランディングを学んで2年目になろうとしていた時のことだった。

芸術活動をしていく上で不審がられる売り込みを一切せず、自分のこれまでの人生についてを発信し続けたことで、信頼できる人がどんどん集まってきた。

そう、個人でも基本的なブランディングの知識を身につければ、信頼を得ることができると気づいた瞬間である。

焦りは誰にでもあること。

その焦りに気づくことが大切で、気づいたときに少しずつ改善していけばいいのである。

個人の限界

個人でも信頼を得ることはできるが限界がある。

個人で芸術活動をするメリットは、好きな時間に好きなことをして自由に動けること。

だけどその反対に、全て自分1人で動かなければいけないし責任を負わなければいけない。

最初は新鮮で楽しく芸術活動ができるが、ある程度活動が広がってくると企画整理やスケジュール管理、経理関係などに追われて心にも時間にもゆとりを持つことができなくなってくる。

コロナウイルスの影響がなくても、個人で芸術活動を続けていると「個人では限界」だと感じる時期が必ず訪れるだろう。

ただそう感じることが悪いことではなく、そう感じた時期がステップアップするタイミングだと思っておくといい

芸術に関わる人と連携する

個人で芸術活動の限界を感じていると言うことは、そろそろ他の芸術に関わる人との連携を取りながら芸術活動を進めていくことも視野に入れていかなければならない

同じジャンルの人でもいいし、違うジャンルのアーティストでもいい。

どちらにしても個人で芸術活動をしている時とは違って、他のアーティストの想いや意見を聞くことで、自分にとっての芸術活動の刺激にもなる。

他のアーティストと連携をすると言うことは、お互いが持っている知識を共有してコロナ時代に打ち勝つためのアイデアも出し合えるだろう

妥協ではなく歩み寄る

他の芸術家と連携することで色々なアイデアが生まれるが、時には意見が衝突することもあるだろう。

僕も以前に個展を開いた時に、色々なアーティストの方に協力してもらったことがある。

写真家・音楽家・デザイナーなど、個展までの準備期間に僕が提案するアイデアについて色々な人に相談させてもらったが、自分が出すアイデアが微妙な時はちゃんと教えてくれた。

連携を取ると言うことは、いくら自分で「良いアイデアが浮かんだ!」と思って他のアーティストに提案しても、魅力を感じてもらえないこともある。

そんな時は、

「せっかく時間を掛けて出したアイデアだけど諦めよう」

と妥協するのではなく、他のアーティストの意見を聞きながらそのアイデアを良いものにするために、歩み寄って価値のあるものを創り上げていくことが大切。

主催者だから上に立つと言う考えはもう古く、同じアーティストとしてイメージを共有することがこれからの時代には必要になってくる。

最後に

コロナウイルス感染症の影響で、個展やイベントが制限されてしまっている芸術家を救うものは、信頼できる芸術家たちとの連携が最大の力を発揮する。

悪あがきをしてもいい、その悪あがきから新しい芸術活動への道が切り開くこともある。

そして個人で芸術活動を続けていると、どこかで限界を感じることもあるだろう。

ただそれは『諦めろ』ということではなく、次のステップに進むタイミングなのである。

信頼して繋がったアーティストたちと連携し、お互いのアイデアを出し合って価値のある芸術活動を進めていけばいい。

決して『妥協』をするのではなく、お互い出したアイデアに歩み寄りながらコロナウイルス感染症時代を乗り越えてほしい。

芸術と関わる人たちと連携を取って最大の力を発揮するためには、それぞれが質の高い仕事をする方法を知ることも必要になってくる。


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リョウ

リョウ

アートマネージャー。1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府でアート×写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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アートマネージャー。1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府でアート×写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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