今の時代は、個人で収益を上げるためにブログを始める人が増えてきました。
アフィリエイト、オンライン講座、オンラインショップなど、オンラインビジネスには欠かせないと言ってもいいブログ。
本格的なブログを運営するにはそれなりに費用はかかりますが、5万あれば質の高いオリジナルブログサイトは作れます。と言っても、できるだけ費用を抑えたいというのが本音でしょう。
初めてブログを立ち上げるなら、無料テーマでもいいかもしれませんが、ゆくゆくはちゃんとしたブログを運営するなら費用をかけなければ集客に強いブログは作れません。
少なくとも、上記の費用はかける価値はかけた方がいいと言うのが僕の本音ですが、無料テーマでも価値のあるブログやサイトを作ることは可能です。
実は、僕の写真家公式サイトは、現在でも無料テーマを使っていますが、それなりに集客効果は出ています。
ただし、どの無料テーマを使うかで大きく変わってくるので、今回は、僕自身が使って「この無料テーマは集客効果がある」と感じたWordPressの無料テーマを紹介します。

僕は現在4つのサイトを運営をしていて、3つは有料テーマと1つの無料テーマを使って仕組みを構築しています。
ちなみに当サイトは、TCDテーマ『Muum』と言う有料のWordPressテーマを使用しています。
目次
写真家サイトのデータ公開
まず僕が現在、WordPressの無料テーマを使って運営している写真家公式サイトの『2022年〜2023年』と『2023年〜2024年』の解析データをご覧ください。
【2022年3月〜2023年3月】
画像引用元 : Google Search Console分析結果より
【2023年7月〜2024年7月】
『2022年〜2023年』と『2023年〜2024年』の、合計クリック数を比較したものです。
更新頻度が少し減ってしまっていますが、少しずつ記事数を増やしたり、リライトを続けているので、徐々にサイトの質を上げることができています。
僕は2019年から、プロの芸術家の先生から、ブランディング、マーケティング、SEOの知識を学んできました。
何の知識もなく芸術活動をしてきて作品が購入されないことに悩み、インターネットで必死にリサーチしたことで、その芸術家先生からWEBマーケティングの基礎知識を学ぶことができました。
そのWEBマーケティングの基礎知識を身につけた僕は、無謀にも公式サイトを無料のWordPressテーマで運営してみようと考えたんです。
その挑戦する理由は、自分が身につけたWEBマーケティングの基礎知識で、サイトをどこまで上位表示することができるのか試したかったんです。
結果は先ほどのグラフのように、無料WordPressテーマにもかかわらずサイトの質がどんどん上がってきています。それほど WEBマーケティングの基礎知識は強い力になります。
では、WordPressの無料テーマなのにどうしてここまで集客ができているのか。
結論を言えば、SEOを意識して人の役に立つ情報を発信しているからなんです。
と言うことは、WEBマーケティングの知識があれば、無料WordPressテーマでも十分に検索を上げることができると言うことになります。
が、当然それも限界があります。そもそも、無料テーマと有料テーマの違いは何なのでしょうか。
WordPressテーマ無料と有料の違い
初めてサイトを立ち上げる時は、できるだけ費用を抑えるために、WordPressの無料テーマを使うと考える人もいます。
もちろん人によって投資できる費用があるので、どうしても有料テーマを購入できない場合は無料テーマを使うことになります。
その場合は、無料テーマと有料テーマの違いを知った上でサイト運営をすれば、無料テーマでも検索を上げることができます。
無料テーマ
WordPressの無料テーマは、デフォルトでは使える機能が限られていて、SEOを強化するためのプラグインを複数入れる必要があります。
ですがプラグインを入れすぎると、サイトが重くなったりサイト表示にエラーが出ることが多くなるため、検索上位表示が難しくなります。
無料テーマに向いている人は、ある程度、SEOの知識がある人、PHPにくわしい人になります。
有料テーマ
WordPressの有料テーマは、デフォルトでSEO設定機能が付いていたり、そのままでもデザインが見やすいです。
SEOに関するプラグインも2つほどあればよく、その分サイト動作も軽く、検索上位に上がりやすいといった特徴があります。
有料テーマに向いている人は、アフィリエイトで副業する人、商品販売サイトをもちたい人になります。
SEOに強くてシンプルなデザインのサイトをもちたい場合は、有料TCDテーマがオススメです。
有料TCDテーマとは?
レビュー記事を読む
3つのオススメ無料テーマ
WordPressの無料テーマは使える機能が限られていますが、その中でもプロっぽく作れる3つのテーマこちら。
- Xeory(セオリー)
- Lightning(ライトニング)
- Coccoon(コクーン)
Xeory(セオリー)
Xeoryは、Webマーケティングなどの情報を提供しているバズ部が作った無料テーマ。
コンテンツマーケティングのために作られたテーマです。
当ブログも最初は「Xeory」を使用していましたが、デザインが素人っぽく見えてしまうことから、現在のTCDテーマ「Muum」に変更しました。
Lightning(ライトニング)
Lightning(ライトニング)は、インストール数が6万件以上と人気の高い無料テーマです。
シンプルでありながら見た目はプロのようなサイト制作ができるのが特徴です。
写真家公式サイトも最初は「Lightning」を使っていましたが、テーマのアップデートが頻繁にあること、レイアウトが崩れやすいと感じました。
下記が以前に使っていた「Lightning」のデザイン。
こちらが現在使っているTCDテーマ「Rebirth」です。
画像引用元 : リョウの写真家サイト「Creator Of Art」
ただ、TCDテーマ「Rebirth」の無料配布が2024年後半に終了するとの情報が入りましたが、先日、新しく有料級といっても良いほ、レイアウトが整っていてSEOにも強い無料テーマの配布が開始されました。
そのテーマが、TCDテーマ「GLUE」です。
デモサイトを見ると、これからブログを始めようと考えている人に向いているテーマで、レイアウトもシンプルで見やすいので、長期的にブログ運営を続けられそうです。
僕も新しいサイトを作ってTCDテーマ「GLUE」を使おうか悩んでいますが、僕はすでに4つのサイトを運営しているので、どこかで活用できないか思案中です。
Cocoon(コクーン)
そして無料テーマでも有名なのが「Cocoon(コクーン)」でしょう。
Cocoonは以下の7つの特徴を持っていて、ブログ収益を考えている人にはオススメの無料テーマです。
- シンプル
- 内部SEO施策済み
- 完全なレスポンシブスタイル
- 手軽に収益化
- ブログの主役はあくまで本文
- 拡散のための仕掛けが施されている
- カスタマイズがしやすい
無料テーマでありながら、使いやすく色々な機能が使えるWordPressテーマです。
ちなみに僕は1度だけサンプルとして使ったことがありますが、TCDテーマの方が使いやすく感じたので、その延長でTCDテーマを使用しています。
おすすめの有料テーマ
僕がオススメする有料テーマは、有名でコスパの良い次の2つ。
- TCDテーマ「Muum」
- AFFINGER
TCDテーマ「Muum」
この理想的芸術生活ブログで使用しているテーマが、TCDテーマ「Muum」です。
簡単に説明すると、初心者でもシンプルでわかりやすい設定画面がデフォルトで付いているため、サイト制作の知識がなくても使いやすいのが特徴です。
当サイトは、ほとんど購入した時のデザインのまま使っています。
AFFINGER
正直、最初は「AFFINGER」を購入しようと思っていました。
最終的にTCDテーマ「Muum」に決めましたが、「AFFINGER」もコスパが良く、主にアフィリエイトサイトに向いていると聞きました。
正直僕は使ったことはまりませんが、結構有名なのでオススメに載せておきました。
下記のサイトでサンプルや説明を見ることができるのでます。
無料テーマでサイトの価値を上げる方法
無料テーマだからサイトの評価が落ちるとか、有料テーマだから検索が上がりやすいと言うわけではありません。
重要なのは、人の役に立つ情報をより多く発信できているサイトかどうかなんです。
人がどのようなキーワードで検索をしてサイトに訪れるか、訪れた人の悩みを解決できているかが重要です。
もちろん、見やすさ、移動のしやすさでサイトの評価が違ってきます。
なので、WEBマーケティングの基礎知識が必要だと言うわけなんです。
現在僕が運営している「理想的芸術生活ブログ」や「写真家公式サイト」は、
- 定期的にサイトデザインの見直し
- スマホで見やすいかをチェック
- 役に立つ情報の新記事の執筆
- 過去に書いた記事のリライト作業
- 評価の低い記事を削除
こう言ったことをしながらサイト運営を続けています。
公式サイトを作る
こうしてブログの運営を続けてきたことで、ブログの検索を上げることができました。
ただ、ブログで情報を配信していくだけでは収益に繋げるには不十分です。
ブログはどちらかと言うと、集客を目的にするツールになます。
ブログで集客し、そこからさらに興味を持ってもらうためのサイトが必要になります。
理念、コンセプト、事業内容、商品について、プロフィール、お問い合わせなど、それらをまとめたサイト、それが公式サイトです。
公式サイトを作るタイミング
公式サイトを作るタイミングは、ブログがある程度育ってきたら、サービスに関係する公式サイトを作ります。
もちろん、最初から作っておいて少しずつ公式サイトに誘導する方法もでも良いです。
画家や写真家なら、作品を見てもらうための「ポートフォリオサイト」呼ばれるもの。
僕は写真家なので、写真家ポートフォリオサイトを持っています。
このように【ブログ×公式サイト×ポートフォリオ】の仕組みがあれば、より露出を増やすことができます。
最初は無料テーマで十分
WordPressの良いところは、無料テーマでも十分にプロっぽい公式サイトが作れること。
もちろん、HTMLやCSSのプログラミングの知識がある前提です。
Web制作の知識とは、次のような知識のこと。
- PHP&SQLの知識
- JavaScriptの知識
- セキュリティー対策の知識
少しずつ修正しよう
僕は気になる部分があると、その日のうちに直さないと気が済まないタイプなんです。
ただ、ブログや公式サイト運営で大事なのは、アクセス分析しながら少しずつ修正すること。
目安としては、ブログの場合は1つの記事をリライトしたら、1ヶ月ほど様子を見るのが基本です。
そこでもし評価が下がっていたら、そのページについて見直しをして修正したり評価の低いページを削除します。
場合によって、新しい記事を書いた方が良い場合もあります。
こうやって焦らずに少しずつ修正を繰り返していくことが、ブログや公式サイトの評価を上げる近道です。
それなのに僕は気になった箇所があれば、1ヶ月も経たないうちに修正してしまいます。
そのせいで、サイト分析が正確ではない場合もあります。(そこは反省ですね。。。)
サイトの運営に慣れるまでは、ブログも公式サイトも無料テーマを使って仕組みをイメージすることもできます。
そしてある程度サイトが育ってきた段階で、有料テーマに切り替えればいいんです。
ブログの執筆を続ける意味
無料テーマであっても有料テーマであっても、ブログの執筆を続けていかなければ意味がありません。
例えば、有料テーマでブログサイトを作ったとしても、役立つ情報を発信し続けなければ、検索を上位表示させることは難しいでしょう。
極端に言えば、検索が上位に上がってきてもブログを書き続ける必要があると言うことです。
その理由は、時代によって役に立つ情報が変わるため、古い記事をどんどんアップデートする必要があります。
ライティングの知識
評価の高いブログを書くためには、伝わりやすく見る人の心を惹きつける文章の書き方が必要です。
その知識を『文章ライティング』と言います。
文章ライティングの知識を身につけるには、基本的な書き方は学ぶ必要があります。
ですが、執筆を続けていれば自然と人の心を惹きつける文章が書けるようになってきます。
このライティングの知識を身につけることができたら、Twitterのように140文字以内で心を引く文を書くことができます。
例えば、僕のTwitterも時には人の心を揺さぶって、興味を持ってもらうことがあります。
写真家として意識していること。
作品▶︎自分の撮りたいものを撮って表現する。
仕事▶︎お客様が撮ってほしい写真を撮る。
自分が撮りたいものをお客様に提供しても興味をもってもらえない。写真で仕事をするなら『伝える』のではなく『伝わる』を意識すること。 pic.twitter.com/QIZaaGETCM
— アート×写真家 / リョウ (@digitalart_ryo) March 10, 2023
最後に
今回は、WrodPressの無料テーマでプロっぽいサイトを作るコツについて話してきました。
ポイントは、
- 無料テーマと有料テーマの違いを知る
- SEOの知識を身につける
- WEBマーケティングの基礎知識を身につける
- 文章ライティングの知識を身につける
これが、無料テーマでプロっぽいサイトを作るコツになります。
と言ってもイメージが湧かないと思うので、最後まで読んでもらえたら、次は個人で集客できるサイトを作る方法の記事を読んでみてください。
本記事と合わせて読むことで、だんだんイメージが明確になってきますよ。
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