自分のやりたいことができずに、悩んでいる人は多い。
悩んでいる間に時間だけがどんどん過ぎていき、結局あきらめてしまう。
僕にもそう言った経験があり、音楽家を目指していたのにたった1度の失敗で、行動をする勇気が出ずに諦めてしまった。
今回の記事では、理想の人生を歩くためには行動しなければいつまでも目指している世界を見ることができないと言う話である。
はじめに
今回の記事のテーマは『行動することの大切さ』だが、突然なぜこのような話をしようと思ったのか。
僕を始め人間(特に日本の人)は、自分の進みたい道へ進む方法が「生まれつき素質」だったり「親の協力があるから」と言う意識が強すぎて、自らの行動範囲を狭くしてしまっている部分がある。
冒頭でも話しているが、音楽家を目指していた僕は音楽プロデューサーから、
「こんな和音の基礎もできていない曲の作り方では音楽をやる資格がない!」
と怒られたことがある。
当時の僕は、その言葉にとてもショックを受けてしまい、音楽をする気力が失われてしまった。
バンドで楽しく始めていたギターも弾かなくなり、どんどん音楽から離れてしまう。
もし、あの時音楽プロデューサーから言われた言葉に反発して、音楽の勉強を続けていたらどうだったのだろう。
音楽家を目指して影で努力している僕のことを考えていない音楽プロデューサーが悪いのではなく、行動を続けなかった自分が悪いのかも、と思うようにした。
今は音楽家になる夢は諦めてしまったが、クリエイティブなことが好きな僕は、これまでに経験してきた絵や写真でクリエイティブな世界を目指すことにした。
現在の僕は画家×写真家として芸術生活を過ごしているが、理想の芸術活動をしてこれているのは思い切って行動してきたからである。
少し長くなってしまったが、そんなことで今回のテーマを発信していこうと決めた。
「時間がない」は効率化できていない証拠
僕はこれまでに個人でビジネスを始めている人と出会ってきたが、目標に向かって心にゆとりを持って突き進んでいる人もいれば、
「自分には時間がない」
と、毎回会うたびに口癖のように言う人がいる。
こうした「時間がない」と言う人の仕事を見ていると、なんでも全部1人で仕事をしていて常に走り回っている印象しかない。
一見「なんでも仕事をこなしているなぁ」と思うかもしれないが、僕には効率悪く仕事をしているようにしか見えなかった。
効率化とは
では、『効率化』とは一体なんだろう?
効率化とは、無駄なことや無理をせず『ゆとり』を持って仕事や作業をすることだと僕は思っている。
全て自分1人でこなす人はプライドが高く、自分に関わる仕事は他人には任せられない。
あるいは失敗されたら困ると言う心理があり、自分以外を信頼できないと思ってしまう人。
気持ちはわかる。僕も以前までは人に任せて失敗されることが怖くて、全て自分でやらなければ不安だったことがある。
効率化は信頼に繋がる
僕はある日から、自分にしかできない作業と任せる作業を考えるようになった。
例えば、グラフィックデザイナーをしていた時の話になるが、依頼されたデザイン制作の内容を外部デザイナーと共有してスケジュールが可能なら、外部デザイナーへお願いする。
もちろん、依頼内容を把握しておくために窓口は僕になるが、制作にあたる部分は全て外部デザイナーへ情報を伝える。
こうして自分の時間にゆとりを作って効率化することで、上がってきたデザインのチェックも集中してできて、デザイナーさんも僕も仕事の質を上げることができる。
仕事を効率化してその質が上がれば、そこに信頼が生まれる。
こうして効率化することが信頼に繋がると言うことを知ったのである。
『ゆとり』があるから次の行動に移せる
効率化することで信頼関係が生まれることを知ることができても、自分の理想の人生に繋がるわけではない。
肝心なことは、心にも時間にも『ゆとり』ができたら次は、自分が理想にしている人生へ向かうための行動に移すこと。
もしあの時、効率化を考えず全て1人でデザインの仕事を受けていたら、今のアート×写真家の活動はできていなかっただろう。
時間というものは意外と早く過ぎてしまうもの。
新しい発想やアイデアというものは、心にも時間にも『ゆとり』があることで生まれてくるもの。
心と時間にゆとりを持つためには、効率化を取り入れることが重要なのである。
行動して後悔する方が良い
『後悔』というものはどんな時でも経験することで、行動して後悔する方が人は成長すると言われている。
時間というものは早く過ぎてしまうもの。
理想の芸術人生を歩きたいのであれば、すぐにでも行動に移す方が良い。
もちろん失敗をすることもあるかもしれないが、経験したから自分のスキルとして身につくことの方が多い。
僕が音楽家を目指して諦めてしまったのは、たった1度怒られただけで「僕には向いていない」と思ってしまったからである。
もしかしたら音楽プロデューサーを見返すために、音楽大学を目指す方法もあっただろう。
音楽家と言うジャンルでは諦めてしまったが、その失敗を今に生かしてアート×写真家としての芸術生活を続けれている。
もちろん今でも失敗をすることはあるが、音楽家を目指していた時と比べてとても前向きに芸術生活を過ごせている。
最後に
今回の記事は少し湿っぽい内容になってしまったが、どれだけ時間を効率化できるか、どれだけ信頼できる部分を作るのか。
そして、どれだけ時間にと囚われすに行動できるのかが、理想の人生を歩く重要な部分になってくるだろう。
今回の記事は少し論理的な考えで面倒臭いと感じるかもしれないが、物事をシンプルに考えれるようになれば、心にも時間にもゆとりを持つことができる。
2020.04.19
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