「これからの芸術業界はどうなる?」
誰も予想できなかった、新型コロナウイルス感染症の拡大。世界各国で不況の時代が訪れようとしている中で、芸術家として生きていくにはどうすればいいのか。
企業に属さずに、個人芸術家として収益につなげる力を身につけるには『マーケティングの知識』が必要です。
今の時代は、芸術も『ビジネス』として考えなければいけない時代になってきました。
今回は、個人芸術家もマーケティングの知識さえ身につけておけば、「どんなに困難な状況が訪れても乗り越えることができる」という話をしようと思います。
目次
芸術家も必要な『マーケティング』とは

あなたも言葉では聞いたことがあるかもしれない『マーケティング』。
実際にどういった知識なのかご存知でしょうか?
『マーケティング』とは、商品やサービスを自然な流れで効率よく購入につなげるための仕組みです。
もっと簡単にいうと、相手に「この商品が欲しいから今すぐ買う」と思わせるための戦略です。
これかなり簡単に説明できたと自画自賛しています。
ちなみに『DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)』という用語もあるのですが、DRMは、自社の商品やサービスに興味をもってもらって、その顧客に直接セールスをして購入率を上げるマーケティングの方法です。
ついでに覚えておくと、DRMも個人の力になりますよ。
芸術家がなぜマーケティングが必要なのか
芸術家がマーケティングが必要な理由は、絵の魅力を感じてもらい絵に興味をもってもらい絵を購入につなげるためです。
僕は以前、下記の記事で『画家ピカソ』についての話をしました。
その内容は、ピカソは画家でもありましたが、マーケティングの素質もあったという話です。
絵にまつわる話をして絵に興味をもたせ、相手に「この絵は自分には必要だ」と思わせたんです。
まさにそれがマーケティング戦略で、その戦略を使って、ピカソは7,500億円もの資産を手に入れました。
『マーケティング』聞くと、企業が行う戦略と思われがちですが、今では個人が収益につなげるためには必須の知識として広がりました。
マーケティングの知識を身につけて困難に勝つ

2020年に日本で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されました。
その影響は予想以上のもで、倒産しなければいけなくなった企業も多く、学校も長期の休校になったり、イベントが中止になったり、様々な職業が打撃を受けました。
もちろん、芸術業界もかなりの損失でした。
当時、デジタルアート作家だけに集中していた僕は「このままでは芸術業界もやばい!」と焦り、一旦デジタルアート制作を休むことにしました。
アート制作を休む理由は「今のままでは生活をすることができない。せめて生活するための資金をつくる場所を作らねば」と思い、今の芸術活動を見直し、新型コロナに負けないための準備に集中するためでした。
収益につなげる仕組みを構築する
まずは『作品→購入→収入』という不安定な考えをなくし、『芸術家の資金を回す仕組み』について考えることにしました。
「新型コロナの状況はだんだん回復するだろう」と思っていましたが、またいつ新型コロナと同じような状況がくるかもしれないとも思いました。
だから僕は、収益モデルを再構築して資金を回す仕組みをつくる準備へと進めることにしました。
ただここで大切なのは「焦ってはいけない」と言うこと。
どんな時でも、焦りは正しい判断を狂わせる悪魔的な存在で、失敗に誘導すときもあれば周りの人を巻き込んでしまうこともあります。
できる限り心のゆとりを保ちながら次の行動をしなければいけないのですが、慎重になりすぎるのもよくありません。
行動はできるだけ早い方がいい

「まず何から優先的に進めよう?」
そう考えてでた答えが『今の収益モデルを見直してより資金を回す仕組みを強化させる』ことでした。
それには、次の2つに分けることが必要です。
・後回しにできる項目
あっ、そうそう。
いつでも、状況を見直すタイミングの時は『メモに書き出して見える化する』ことが大切です。
なぜかというと、頭の中で考えている時より、メモに書き出して視覚的に確認できる方が目標が明確になるからです。
優先して進める項目
そこで僕が優先して進めたことは、収益が早く手元に残るような環境をつくることでした。
これまで銀行振り込みでの決済をメインにしていましたが、売上の入金が最短翌月払いの対応が可能な『キャッシュレス決済』を導入することにしました。
キャッシュレス決済で心にゆとりをつくる
たとえば、個人で仕事をしていると、支払いが銀行振り込みで、支払い日をクライアントさんに合わせることも多いんです。
作品を作る場合、ほぼほぼ前払いは対応してもらえず、作品が完成したあとに銀行振り込みが一般的です。
ただその場合は、翌月の振り込みや翌々月の振り込み、場合によっては3ヶ月後になることも。それだと、その間の生活費だったり材料費が追いつきません。
少ない売上げでも、最短で翌日に入金されれば少しは楽になるし、心にもゆとりが生まれます。
なので僕は、銀行振り込みとキャッシュレスの2つの決済方法を導入しました。
次に優先的に進める項目は、集客から収益までの流れを強化すること。
集客から収益までの流れを強化
集客から収益までの流れを強化することも、優先的に進めなければいけません。
たとえば、僕の場合は次のように強化していきました。
ブログのテーマを「個人でも芸術家として生きていくブログ」に変更する
- 作品をオンラインギャラリーで公開
- ブログ記事を増やす
- 収益までの流れをつくる
作品をオンラインギャラリーで公開する
いくら芸術系のブログを発信しても、実際に作品が見れないと「本当に活動しているの?」と不安に思われてしまいます。
なので、作品を見てもらえるために、オンラインプラットフォームArtgeneで作品を公開しています。
Artgeneで作品を公開している理由は、額装された作品としてみてもらうことができるので、個展感覚で作品を見ることができるからです。
Link▶︎幻想生活アートGallery
ブログ記事を増やす
そして僕にとって重要なのは、興味をもってもらう場所を強化すること。
この理想的芸術生活ブログの記事をさらに増やして、デジタルアートの魅力を感じてもらい、芸術業界の価値向上に貢献できるような発信をすること。
収益までの流れをつくる
オンラインギャラリーやブログなどをまとめて、そこから収益につながる仕組みをつくる。
具体的には、信頼関係の構築、作品への興味を深める、交流できる場所を作ること。
作品をつくって、ただSNSで告知するだけでは収益にはつながりません。
まずは『信頼構築』が大切です。
見た目の部分は後回しにする
では次に、後回しにできることですが、これはデザインのような見た目に関する部分になります。
たとえば、
- サイトのデザイン
- 画像の差し替え
どのサイトも土台となるデザインは完成しているので、ある程度のゆとりがでてきたら、デザインや画像の修正をしていきます。
具体的には、ブログは見やすいレイアウトに修正してスマホ最適化をする。紹介サイトは、コンセプトと想いをもっとわかりやすくまとめる。
こうして優先順位を決めておくと、作業を効率よく進めていくことができます。
不況を乗り越えるための準備をする

芸術家は、作品販売だけで稼ぐことが難しいと言われています。
有名な画家でも『絵×副業』を掛け合わせて、自分らしく理想の芸術生活を過ごすために努力をしています。
たとえば、有名な画家パブロ・ピカソは、マーケティングの素質もあったと言われています。
ただ絵を書くだけじゃなく、新作が出るたびにコレクターを集めて、その作品にまつわるストーリーを語って作品に興味を持たせ、高額で落札までつなげたそうです。
マーケティングのスキルを身につければ、どんな不況が訪れても収益につなげることができるでしょう。
まとめ : マーケティングは個人の強い力
コロナ時代が訪れたことで、多くの人が危機的状況を体験したのではないでしょうか。
だけど、その状況を乗り越えるには、個人でも収益につなげる知識を身につけておく必要があることを、僕は実感しました。
その知識が『マーケティング』で、マーケティングの知識を身につけることができれば、集客から収益につなげる道が明確になるはずです。
ぜひ、不況を乗り越える力を身につけて、これからの芸術活動に仕組みを導入してみてください、

