これからの芸術業界 | 芸術家として生きていくにはマーケティングの知識を身につけろ

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こんにちは、京都の写真家リョウです。

「これからの芸術業界はどうなるのだろう?」

誰も予想できなかった、新型コロナウイルス感染症の拡大。世界各国で、不況の時代が訪れようとしている。

そんな不況を乗り越えるためには、個人でも収益に繋げる力を身につける必要がある。

企業に属さずに個人として収益に繋げる力を身につければ、どんな不況が訪れようと打ち勝つことができる。

今回は、新型コロナウイルス感染症の影響で、芸術業界にも影響が出始めていることについて話そうと思う。

芸術業界に訪れた突然の危機

新型コロナウイルス感染症の影響は各業界に不況をもたらしているが、芸術業界も他人事ではない。

現在の僕の仕事は、下記のようなもの。

  • ブログの記事執筆(芸術ブログ、地域の魅力発信)
  • 写真撮影(モデル、地域の写真、その他の写真撮影)
  • Photoshopを使ったデジタルアート制作
  • グラフィックデザイナー(現在は決められたクライアント様のみ)
  • 週末のブライダル関係の手伝い
  • アート写真家リョウの紹介サイトの運営
  • 個人で仕事をする人へのコンサルのような提案(とくに芸術系)

とくに、ブログの記事執筆、写真撮影、デジタルアート制作、がメインの仕事で、副業でブライダルやデザインの仕事をしている。

こうしていつものように仕事をして、休憩をするためにリビングのソファーに座って、自慢の32型テレビを見ていた時だった。

「今日はどんな出来事があったんだろう」と思い、ニュースを見ていた。すると、聞きなれない言葉が出てきた。

「新型コロナウイルスの感染が広がっています!気をつけてください!」

最初は「ウイルスのニュースにしては大げさだなぁ」と軽く思っていた。だけど、世界各国でコロナに感染する人がどんどん増えはじめている。

緊急ニュース速報でコロナの感染者数が発表されたり、最悪なケースになる人も多く、コロナウイルスの恐ろしさが明らかになってきた。

「えっ!もしかすると芸術業界も深刻な状況になるかもしれない!」と危機感を感じた。

予想は的中!

飲食店、企業、芸能界、スポーツ業界、学校など、各業界が自粛しはじめている。

僕は40数年生きてきたが、ここまでウイルス感染の影響が出たのは初めてだった。

新型コロナウイルス感染症に負けないための準備へ

新型コロナウイルス感染症の影響で、倒産しなければいけなくなった会社もあり、学校が休業(休校)になったり、イベントが中止になったり。各国の世界の経済も崩れ始めている。

「このままでは芸術業界もやばい!」と焦り、一旦デジタルアート制作や写真活動を休むことにした。

そして今後の芸術活動を見直し、新型コロナウイルス感染症に負けないための準備を優先することにした。

収益につなげる仕組みを構築する

今までは空いた時間で、収益に繋げる仕組みを少しずつ成長させていたが、いつ仕事がなくなってもおかしくない状況になっているため、収益モデルを再構築してさらに自動化する仕組みをつくる準備へと進めることにした。

ただ、焦ってはいけない!どんな時でも、焦りは正しい判断を狂わせる悪魔的な存在になる。

焦りは、失敗に誘導すときもあれば周りの人を巻き込んでしまうこともある。だから、できる限り心のゆとりを保ちながら行動をしなければならない。

そう思いながら行動して、新しい収益化モデルの仕組みを順序よく組み立てていくことにした。

今すぐ行動すべき

「まず何から優先的に進めていけばいいのだろう?」
「そうだ、今の収益モデルを見直そう」

こうして先日までの収益モデルを1から見直して、まずは、次の2つに分けることにした。

  • 優先して進める項目
  • 後回しにできる項目

そうそう、状況を見直す時は『メモに書き出して見える化する』ことが効率を上げることができる。

すると、何を後回しにして何を優先すればいいのかが見えてきた。

優先して進めるもの

今優先して進めるものは、人を集める仕組みをつくること。

『収益』に繋げるためには、
『信頼』してもらえる人にならなければならない。

『信頼』してもらうためには、
あなたの芸術活動への想いに『共感』してもらわなければならない。

『共感』してもらうためには、
あなたと言う人物がどんな人物なのかを『発信』し続けなければならない。

この流れをイメージすると、どのような仕組みが必要なのかが見えてくる。

例えば、僕の場合は次のような仕組みになる。

  • ブログのテーマを「個人でも芸術家として生きていくブログ」に変更する
  • アート作家×写真家をする上でのコンセプトや想いをまとめたサイトを作る
  • 僕の個人事業になっている屋号のオフィシャルサイトを構築する
  • これまで制作したアートと写真のポートフォリオサイトを開設する
  • 僕と直接メッセージのやりとりができるLINE@をつくる
  • SNSをブランディング用に使う
  • マーケティングのスキルレベルを上げて仕組みに入れる

というように、これらの項目を全てセットにして収益につなげていくが、焦らずに少しずつ進めていくこと。

仕組みが完成するまでには少々時間がかかるが、仕組みが完成してしまえば、あとはその時代に合わせた記事や投稿をするだけ。

見た目の部分は後回しにする

後回しにできることとは、デザインのような見た目に関する部分になる。

例えば、次のような部分。

  • サイトのデザイン
  • 画像の差し替え

基本的な土台となるデザインはすでに完成しているので、ある程度の余裕が出てからデザインや画像の修正をしても問題はない。

ちなみに現在僕が運営しているサイトは4つ。

この『理想的芸術生活ブログ

アート×写真家の紹介サイト『Creator Of Art

個人事業のオフィシャルブログ『RSD Pro

アートと写真のポートフォリオサイト『Art × Photo RYO』である。

この4つのサイトの細かいデザインの微調整は後回しにしても問題ないが、優先の項目に入れておく部分もある。

たとえば、ブログは見やすいレイアウトにする必要があり、紹介サイトはコンセプトとアート×写真への想いをわかりやすくまとめなければいけない。

こうして優先順位を決めておくと、作業を効率よく進めていくことができる。

その時の状況を分析してメモ帳に書き出すことで、効率よく仕事を進めることができる。

不況を乗り越えるための準備をする

芸術家は作品販売だけで稼ぐことが難しいと言われている。

有名な画家でも『絵×副業』を掛け合わせて、自分らしく理想の画家生活を過ごすために努力をしている。

例えば、僕が憧れているニューヨークが生んだ伝説の写真家ソール・ライター。

彼は写真家であるが、画家としての才能も持っていて、写真への思いや写真を撮影した時のストーリーを伝えている。これが「ブランディング、マーケティングの知識」になる。

くわしくは、下記の僕の紹介サイトの方で語っているので、ぜひ読んでみてほしい。

その他にも、絵を描きながら自分が歩んできた人生を小説にして出版している人もいる。

今の時代は、そんな小説もインターネットで見れるように、『note』と言うサイトで販売することもできる。

ちなみに『note』というサイトは、インターネット上でブログ、小説、コラムなど、無料または有料で発信することができるサイト。

そんな副業をしながら、画家になって絵を描いて理想の芸術人生を過ごしている人も多い。

今回の危機的状況で思ったこと

もし今回のように危機的状況になっていなかったら、新しく収益化する仕組みをつくる項目を見直すことはなかっただろう。

もしかしたら、そのまま進めていたら効率が悪く、もっと時間が掛かっていたかもしれない。

ひょっとすると、自分では気づかないうちに『焦り』を感じていたのかもしれない。

今回の危機的状況がキッカケで、収益に繋げる仕組みの近道を見つけることができたと思いたい。

この仕組みは、今後どんな状況が訪れても焦らずに状況分析ができるというスキルに繋がるものであり、心にゆとりをもつキッカケにもなるだろう。

世界の不況に負けない方法は、その時の状況を分析して見極め、良いと感じるなら行動すること。

「あの人がなんとかしてくれる」
「あの人についていけば良い人生が歩ける」

みたいに、決して他人に自分の人生を委ねてはいけない。

世の中には「ドリームキラー」と呼ばれる人がいて、あなたの夢を妨害しようとする。

「ドリームキラー」は、身近な人ほどなりやすい。もちろん、その人には意識がないことかもしれないが、夢と現実の違いをわからせようとするだろう。

そのような状況になったら、下記の記事を読んで回避してほしい。

危機的状況を乗り越えるのは、家族でもなく恋人でもなく友人でもない。あなた自身である。

もし、あなたがその危機的状況を回避するることができたら、次はあなたが周りにその情報を共有してあげよう。そうすることで「信頼」をつくることができる。

もしかすると将来、コロナ以上の不況が訪れるかもしれない。

そんな不況を乗り越えれるためには、企業ではなく、個人として収益化する仕組みをつくっておく必要がある。

「気持ちではどうにもならない!」
「自分には時間がない!」

と不安になって落ち込んでいる時間があるなら、プラスになるように努力する時間に使えば良い。

まずは、人を頼らずに自分でできるところまでやってみることである。そして、信頼できる人と新しい情報を共有していくことで、どんな不況が訪れても乗り越えていけるはずだ。

ビジネスは《win-win》の関係で成り立っている。自分のためだけに相手を頼ることをしてはいけない。

あなたに良い情報を共有してくれる人には、あなたもその相手に価値のある情報を共有してあげよう。

記事執筆数約200ページの経験者が
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リョウ

リョウ

アート写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府でアート写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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リョウ

リョウ

京都の写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府で写真家の活動をしながら芸術家、写真家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方についても提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。

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