【芸術家のブログの始め方】ニッチなジャンルでも価値のあるブログサイトはつくれる

ブログ
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SNSが日常的になった今の時代に「ブログを使うのは時代遅れ」と言われることも多いですが、本当にブログは時代遅れなのでしょうか。

僕は現在、4つのブログを運営していますが、SNSと比べると桁外れに集客率は上がっています。

もちろん得意不得意があるので「100%ブログの方が集客効果がある」とは言い切れませんが、僕のように、想いを伝えたい人はSNSより長文で伝えることができるブログが合っていると思います。

「SNSで毎日投稿しているのにフォロワーが増えない」
「毎日投稿する時間がない」

そう行った人がブログを始めると、けっこう集客できるかもしれません。

ちなみに、ブログは毎日投稿じゃなく週に1回投稿でも、それを続ければ集客効果は上がっていきます。(経験談です)

SNSが疲れたら、ブログへの切り替えも考えて見てはいかがでしょうか。

【本記事のポイント】
・芸術家がブログを書く効果はあるのか?
・ブログを始める方法

ブログを書く効果

まずはじめに、ブログを書く効果について触れておきたいと思います。

ブログを書くと、どのよな効果が得られるのかというと、僕がブログを始めて実感したのが次のような効果です。

【ブログを書く効果】
・興味をもってもらいやすくなった
・信頼度が高まった
・ブログが資産になった

ではひとつずつお話ししますね。

興味をもってもらいやすくなった

ブログは、SNSのように交流を目的とした活用をせず、相手の悩みを解決するための情報を発信することに集中すればだんだん人が集まってきます。

ブログは、ユーザーが抱える悩みを想定し、それの解決方法を伝える記事を書きます。そのような投稿を続けていると、その記事を読んだ人はブログの発信者に興味を持ち始めます。

こういった情報発信系のブログは、何かを悩んでいる人や情報を探し求めている人が検索をして訪れるものなので、新しい記事をどんどん増やせば、人がどんどん集まってくるんです。

その点SNSの場合は、プライベートな交流を目的としているので、長文の投稿には向かず、作品制作の様子やイベントの告知をして、フォロワーとの交流に使うことが推奨されています。

だからクリエイティブな仕事をしている人にとってブログは、集客に使えるとても効果的なツールになるんですね。

信頼度が高まった

さらに、お悩み解決ブログを書き続けることで、ブログ自体が人の役に立つサイトへと成長するので、Googleから「このサイトは人の役に立つサイトだ」と認められて検索順位を上げてくれます。

Google検索で上位表示されているということは、正しい情報が書かれていると認められているサイトになるので、ユーザーからの信頼度も高まります。

それに、企業の目にも止まりやすくなって商品紹介の記事執筆のオファーがきたり、「作品を購入したい」とコンタクトがあるので、作品の価値もどんどん上がります。

ブログが資産になった

ある一部のブロガーの中では「ブログは資産になる」と言われていますが、実際に僕もブログの運営を続けていることで、仕事につなげることができました。

現在僕は、4つのブログを運営しています。情報発信ブログ1つ、ブランディングブログ2つ、アフィリエイトブログ1つ。

『アフィリエイト』とは、自分のブログ記事にクライアントさんの広告を貼って、そこから商品購入やお申し込みがあった場合に紹介手数料として支払われる副業モデルのこと。

この4つのブログを合わせると、300以上の記事を書いています。

ブロガーの中では少ない記事数ですが、1つ1つの記事の内容が充実できているようで、各ブログから収益につながっています。

300記事のボリュームがあると、多少記事の更新を休んでも収益につなげることができます。

これが『ブログが資産になる』という意味なんです。

ブログで成功した芸術家

「本当にブログは芸術活動に効果はあるの?」と思いますが、実際にブログを書き続けて成功している芸術家がいます。

たとえば、以前にも当サイトでも紹介している『ジンジン』さんです。

くわしくは、そちらの記事を読んでもらうとわかると思うので、簡単に紹介します。

芸術家ジンジンさんは、僕が理想的芸術生活ブログを書く重要さを教えてくれた先生でもあり、現在も、自身で描いている絵画を購入され続けている方です。

絵画を購入につなげるための仕組みを構築されていて、その土台となる『ブログ』は人を集めるツールとして必要不可欠な媒体になっています。

どんなブログを書いているのか

そんなジンジン先生のブログを見ると、画家になる人のために必要なスキルや作品を購入につなげる方法など。画家を目指す人の役に立つ情報を発信し続けています。

その内容を見ていると「こんなことまでブログで教えているの!」と思うほど、画家を目指す人にとって知りたい情報がたくさん発信されています。

つまり、本記事で話している『芸術家が発信するブログ』とは、

芸術家の日常のブログではなく、これから芸術家を目指す人のためになる情報、あるいは、絵の基本的な描き方や個展の開き方などをメインに発信するブログ

を書いて興味をもってもらうことが目的となります。

ブログサイトの始め方

それでは簡単にブログサイトの始め方を共有するので、ぜひ参考にしてください。

今回は、ブログサイト立ち上げ時の費用を『初期費用 / 約20,000円と年間更新時 / 13,000円(月にすると1,080円ほど)』の目安で進めていきます。

個人でサイトをもつ場合は、これくらいの費用で十分なのですが、さらにサイトのクオリティーを上げたい場合は、もう少し費用はかかります。

あとこれも大切なことですが、アメブロのような無料ブログはなかなか収益には繋げられないので、できればWordPressを使ってブログ運営することをオススメします。

その理由についてはこちらの記事で話しているので、今回の記事と合わせて読んでください。

【ブログサイトの始め方】
・オリジナルドメインを取得する
・レンタルサーバーに契約する
・WordPressを準備する
・WordPressテーマを購入する
・ブログで発信する内容を決める

オリジナルドメインを取得する

オリジナルドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、『https://●●●●●●.com』の『●●●●●●』の部分で、自分の好きな英数字にすることができます。※ただし、他の人がすでに取得している場合、同じドメインを持つことができません。

例えば、当ブログサイトのURLで言うと『https://artryo.com/digitalart/』の『artryo』の部分がオリジナルドメインになります。

ドメインを取得する時に、「art.com」のように使用されやすい「art」だと、すでに取得されていたので「artryo」にして覚えやすく、なおかつ芸術に関するサイトだと認識されやすい文字列にするのがポイントです。

希望のドメインが他の人に取得されているのかを調べる方法は、オリジナルドメインを取得する前に、取得しようと思っているサイトの『使用可能検索』があるので、そこで確認してみてください。

ドメイン取得サイトで有名なのが「お名前.com 」です。

お名前.comでドメインを取得する費用は『年間 / ¥1,287〜』と、かなり安く取得できます。

詳しくは、下記の「お名前.com」のサイトをご覧ください。

レンタルサーバーに契約する

そしてサイトをもつには、レンタルサーバーの契約も必要になります。

僕が使っているレンタルサーバーは、初期費用も月額費用も安い『ロリポップ! 』です。

僕は『ロリポップ! 』のハイスピードプランを使っていて、サーバーの容量も700GBあるのでストレスを感じることなく使えています。

WordPressを準備する

ドメインの取得、レンタルサーバーの契約ができたら、次はWordPressを準備します。

WordPressを準備する方法は、パソコンにインストールしてサーバーへアップロードする方法、レンタルサーバーの簡単インストールを使用する方法の2パターンありますが、オススメは『レンタルサーバーの簡単インストールを使用する方法』です。

サーバーの簡単インストールを使用する方が専門知識がなくても、簡単にWordPressでサイトを立ち上げることができます。

WordPressテーマを購入する

ここで大切なのは、WordPressに入っているデフォルトのテーマを使ってブログサイトを作ってしまうと、検索上位表示に時間がかかってしまうし、サイトデザインも素人感が出ておしゃれなサイトになりにくいんです。

デフォルトテーマと言われてもイメージしにくいと思うので、少し解説します。

WordPressには3パターンのテーマが存在します。

・デフォルトテーマ
・無料テーマ
・有料テーマ

WordPressをサーバーインストールすると元から入っているデフォルトテーマ、テーマ一覧から検索して好きなデザインをインストールする無料テーマ、企業が販売している有料テーマです。

結論から言うと、集客につなげるなら検索順位を上げやすい有料テーマがオススメです。

なぜ有料テーマが検索上位表示されやすいのかというと、検索順位を上げるための機能が付いているからです。

では少し、検索順位を上げる知識についてお話ししますね。

検索順位を上げるためには『SEOの知識』が必要になります。

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった名称で、サイトを上位表示させるための取り組みで、Googleがサイトを巡回しやすくするための知識です。

例えば、あなたが誰かのサイトを訪れた時に、文字サイズが小さいのに文章が長く改行もされていなかったり、あちこちにリンクが画像が貼られていて、どこをクリックすればいいかわからないサイトだったとしましょう。

そのようなサイトを長時間見たいと思えますか?
また後日に訪れようと思うでしょうか?

そういった見にくいサイトだったり、閲覧方法がわかりにくいサイトだったら、すぐに離れてしまいますよね。

Googleの巡回ロボットも同じで、そういったサイトは価値のないサイトだと認識して、できるだけユーザーにストレスを与えないように順位を下げて、できるだけ表示させないようにします。

そういった見にくいサイトにならないためのレイアウト設計だったり、リンク巡回が容易にできるようなデザインだったり、ユーザーがサイトを閲覧しやすくするための取り組み。それを『SEO対策』と言います。

ではWordPressのテーマの話に戻します。

デフォルトテーマや無料テーマは、そのようなSEO対策がされていないものが多く、SEO対策をするためには専門的なプログラミングの知識が必要になります。

そこで有料テーマには、そういったSEO対策がされたデザインだったり機能が付いているので、SEOの専門知識がなくてもSEO対策されたサイト設計ができるということなんです。

そう言ったSEO対策がされている有料のWordPressテーマで有名なのが『TCDテーマ』です。

『TCDテーマ』について詳しく解説している記事はこちらです。

ブログで発信する内容を決める

ドメイン、レンタルサーバー、WordPressの準備、WordPressテーマの購入ができたら、次はブログのテーマを決めます。

ここまで読めば、あと少しで魅力的なブログサイトを立ち上げることができるので、もう少し頑張ってください。(本記事を一気に読まずに休憩を入れてくださいね)

ブログテーマの決め方

ブログのテーマは、好きなものや得意なものを選ぶのがコツです。

たとえ、そのジャンルがニッチなジャンルでも、情報発信を続けていいると認知されて、検索がどんどん上がっていきます。

逆によくある情報を発信するブログだと競合が多かったり、企業が参入している可能性も高いので、検索を上げるのが難しくなってきます。

当サイトの『理想の芸術生活を過ごすブログ』は、芸術に特化した情報を発信していて、2025年現在の検索順位は「平均19.8位」です。

1年前は13位まで上がったのですが、3ヶ月放置状態だったため、一気に下がってしまいました。

ですが最近、複数サイトの仕組みもまとまってきたこと、記事更新頻度を上げたことで検索順位を止めることができました。

このように、ニッチなジャンルでも記事更新を続けていけば、どんどん検索を上げることができるので、自分の好きなジャンル得意なジャンルを選ぶといいでしょう。

まとめ : 芸術家のブログの始め方

芸術家のブログの始め方といっても何も特殊なことをするわけではなく、一般的なブログサイトの立ち上げと同じです。

【ブログサイトの始め方】
・オリジナルドメインを取得する
・レンタルサーバーに契約する
・WordPressを準備する
・WordPressテーマを購入する
・ブログで発信する内容を決める

そしてブログを書くことで、次のような効果が得られます。

【ブログを書く効果】
・興味をもってもらいやすくなる
・信頼感が高まる
・ブログは資産になる

SNSが日常的になった今の時代でも、ブログはどのジャンルでも価値を上げることができて、それを続けていくことで仕事にもつながります。

「作品が購入されない』と諦めるのではなく、集客効果を上げる方法を身につけてください。

リョウ(写真家)

京都の写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府で写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方についてのブログを発信しています。2018年にプロの芸術家からブランディングやマーケティングの知識を学び、2018年に京都でデジタルアート展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在は東京でも写真活動を行う。

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リョウ(写真家)

京都の写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府で写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方についてのブログを発信しています。2018年にプロの芸術家からブランディングやマーケティングの知識を学び、2018年に京都でデジタルアート展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在は東京でも写真活動を行う。

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