「このままフリーランスでやっていけるか不安」
「フリーランスを辞めて就職したいけど今から就職できるのか不安」
フリーランス(個人)として仕事をするメリットは、
・ストレスがなくなる
・好きな仕事をするから毎日が楽しくなる
・収入を増やすことができる
と言うところ。
だけど、そのメリットを感じれるようになるには『努力・継続・分析・知識・仕組み』が必要で、常に『苦労』をする時期が訪れて、それを改善しながら毎日を過ごす必要があります。
そもそも、現在の状況が「毎日お金がピンチ」となっているなら、まずは心にゆとりをもつ状況を作らなければいけません。
心にゆとりをもつことができれば、未来に向けての準備を安心して進めることができます。
そのために就職をするなら、それはとても意味のある行動です。
では、就職をするメリットとデメリットについて話したいと思います。
はじめに
「就職をしたら自由な時間が過ごせなくなる」
「年下から支持されるのは嫌」
「人間関係のストレスがでてくる」
どうしてもそれが嫌なら、フリーランスで今以上に努力をして知識を身につけてお金の不安と戦う必要があります。
その場合はどうしても「焦り」が出てしまいますが、僕から提案できるとしたら「フリーランスはとにかく努力と継続が必要」と言うことです。
企業で働くと、安定した収入が入って生活への焦りはなくなりますが、フリーランスのように自由な時間は減ります。
生活への焦りをなくしたいなら就職して、その間に個人事業の土台を作る。つまり、心にゆとりをもつために就職して、それと並行して個人事業の基盤を整えていく。
そう考えると、就職するメリットはあります。
現在フリーランスで仕事を広げようと考えているけど、なかなか結果が出ないと悩んでいるなら、本記事を読んで就職も視野に入れてみてください。
ちなみに写真を趣味にしている人は、副業としてストックフォトを利用する人もいますが、ストックフォトを始めるのにも知識は必要です。
就職をするメリットとデメリット
ではまず、就職をするメリットとデメリットについて話したいと思います。
就職をするメリット
就職をするメリットは、次のような感じになるでしょう。
・生活への不安から解消される
・スキルが身につく
・新しい人とのつながりができる
では簡単に説明しますね。
収入が安定する
就職をする一番のメリットは、収入が安定するところでしょう。
スキルを持っていなくても、週4日働けば月6万円以上を稼げる仕事はあります。
例えば、仕分け、軽作業、レジ打ち、商品の陳列など未経験でも募集をしているところは多いです。
もしあなたが、専門的なスキルを持っているなら、月20万以上を稼ぐことも可能でです。
例えば、Webデザイン、写真撮影、マーケティング、コンサルなど、実務経験があると優遇される場合が多いです。
これまであなたが経験してきたスキルをうまく活かせば、高収入も実現できて、そこで稼いだお金を固定費に回して、個人事業の売上を自由費にすることもできるでしょう。
今の時代では、Web係、コンサル系、マーケティング系のスキルがあると、高時給で雇ってくれる企業も多く、収入を安定させることができます。
上記以外に、どうしても就職ではなくフリーランスとして案件を受けたい場合は、希望条件を登録しておくことで、企業からスカウトが届くサービスサイトを活用する方法もあります。
生活への不安から解消される
就職をして収入が安定してくると生活への不安が減ります。
フリーランスは定期的に仕事があるとは限らないので、暇な時期になると「明日の食費をどうしよう」「ガソリン代が足りない」「支払いができない」と焦りがでてきます。
その点、企業に就職ができると毎月安定した収入が入ってくるので、毎月の支払いの不安から解消されます。
たとえ月6万円の収入でも、生活費の不安から解消されるでしょう。
スキルが身につく
就職をすることで新しいスキルを身につけることができ、それを個人事業に活かすこともできます。
経験ありの仕事の場合は、さらに自身のスキルをアップさせることができるので、どちらにせよプラスになります。
さらに言うと、企業で仕事をしたと言う実績になるので、個人事業でアピールする時にとても効果的で信頼性も上がります。
今の時代は、独学で身につけたスキルでも仕事につなげることはできますが『実務経験あり』の方が、仕事を受けやすいのは昔と変わりません。
就職をすることでスキルを持ってる証拠にもなって、個人事業の仕事を受けやすくなります。
そう言った経験をブログで発信すれば、地道に営業するよりオンラインで日本全国にアピールできるので、Webの知識は持っておくといいでしょう。
新しい人とのつながりができる
企業へ就職をすると、新しい人とのつながりができることも多いです。
例えば、企業へ就職をしてその企業に依頼をしているクライアント様と直接つながることもできるかもしれません。
何かのスキルをもっていることで、業務内容以外の仕事を個人で直接受けれることもあります。
もちろん、会社のクライアント様から個人で仕事を受ける場合は、会社への相談が必要になります。ですが、退職をした後でも継続的に仕事をいただくことができるかもしれません。
こうした新しいつながりができるのも、就職するメリットと言えます。
就職をするデメリット
では次に、就職をするデメリットは次のような感じになるでしょう。
・年下から指示されることも多い
・相手に合わせることも必要になる
・場合によっては残業がある
ではご説明しますね。
自由な時間が減る
就職をすると、フリーランスでは自由に過ごせていた時間が大幅に減ります。
就職をすると職場での作業が基本になるので、自由に息抜きをするために外出することができなくなります。
もちろん休みの日は自分の時間なので、毎日仕事を頑張っているご褒美に自由に過ごすと考えれば、価値のある休日を過ごすことができます。
週4日を企業で働くと考えても、残り3日も自由な時間を過ごすことができるので、考え方次第では個人での仕事もできるでしょう。
年下から指示されることもある
ある程度の年齢になって就職をするときに一番不安なのが、年下から指示されたり怒られたりしないかだと思います。
正直、僕のように50代で就職と考えると、上司が年下となる職場がほとんどでしょう。
ただこれも考え方次第で、スキルの面、仕事の面での経験年数を重視すれば、年下上司からの指示も勉強になります。
さらに言えば、今の時代の流行については50代の自分より詳しいので、それが新しいアイデアの参考にもなります。
流行りについて毎回勉強になると考えれば、年下上司からの指示も苦になりません。
相手に合わせることも必要になる
就職をすると言うことは、自分のアイデアだけでは仕事をすることができません。
ときには自分の考えたアイデアを捨てて、相手のアイデアに合わせることも必要になってきます。
たとえそれが、イマイチなアイデアだったとしても相手に合わせなければいけません。
ただこれも考え方次第で、個人で新しい商品を取り入れる参考にすれば、失敗を事前に防ぐこともできるし、さらに良いアイデアに変換する方法も見えてきます。
場合によっては残業がある
就職先によっては、残業をお願いされることもあります。ただでさえ自分の時間が減っているのに、残業をお願いされるとストレスになってしまいます。
これを回避する方法は、仕事募集の内容をよく読んで、エントリーする前に相談すること。
直接雇用になると残業が発生するので派遣社員として就職するとか、残業は不可として応募するとか。
いくら残業代が支給されると言っても、自分の時間がなくなると、本記事で話している就職の目的とは違ってきます。
できるだけ自分の時間を確保できる就職を探すか、フリーランスとして登録をして、企業からのスカウトを直接もらえるサイトに登録しておくことをオススメします。
最後に
今回は就職の話をしましたが、芸術家を目指しているのに成果が上がらず、このまま芸術活動を続けてもいいのか悩む人は多いです。
実際に僕も写真家をやめて企業に働こうと考えたことがありますが、知識がないだけで諦めてしまうのは、後になって必ず後悔すると思ったので、ブランディングやマーケティングの勉強をしました。
失敗もありましたが、勉強した時間は無駄にはならず、今でもフリーで写真家をすることができています。
時には京都から東京へ作品撮りをすることもありますし、遠方からの撮影の依頼も増えてきました。
この数字は、『70%の人が行動しない人。25%の人が行動する人。5%がその行動を継続している人。』といった比率を表した数字で、けっこう有名な比率です。
この数字は、行動するだけではなくその行動を続ける人が成功することを意味しています。行動ができても、それを続けなければ成功は訪れません。
是非、この数字を意識して芸術活動を続けてくださいね。
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