「ホームページを立ち上げてSNSでも宣伝しているのに検索が上がらない」その多くは、ホームページを放置したままになっていることが原因です。
放置されたホームページは存在しないのと同じで、Googleからも「価値のないサイト」として認識されてしまいます。
ホームページは時代とともにアップデートして、その時代の人の悩みを解決するような記事にリライトすることも必要です。
Googleがどんなホームページを評価しているのか、その知識を知ることでホームページへの誘導率を上げることができます。
今回の記事では、ホームページの評価が落ちないようにするための方法について話したいと思います。
今の時代は、SNSでは作品購入につなげることが難しくなっています。だから、芸術家もサイトをもって作品購入につなげる仕組みが必要です。
目次
ホームページは立ち上げた後が大切
世の中の多くのサイト運営者が間違えて認識していることは、「ホームページを立ち上げたから安心だ」と思っていること。
そう思って実際にホームページを立ち上げて放置していると、検索が全然上がってこないことに気づくはずです。
その理由は、長期間更新されていないホームページに対してGoogleは「稼働していないホームページ」「人の役に立つホームページではない」「古い情報ばかりのホームページ」と認識してしまうからです。
Googleからの評価が下がるということは、検索上位に表示されません。
そうなると、いつまでたっても知名度が上がらず、ホームページに人が集まらないため収益につなげることができません。
では、どうすればGoogleから高く評価されるか。
ホームページを立ち上げた後も定期的に人の役に立つ情報を発信して定期的にホームページを更新することです。
Googleのアルゴリズムを理解する
そもそも、Googleはどんなサイトを高く評価していくのかをご存知でしょうか?
Googleに高く評価されるためには、
- 人のためになる情報を発信していること
- ユーザーが見やすいホームページにすること
- 常に新しい情報に更新されていること
つまり、ホームページのテーマをしっかり決めてどんな悩みを持つ人に向けて情報を発信しているホームページなのかを明確にすることです。
Googleが評価するポイントは他にもいくつかありますが、ホームページを立ち上げた後は上記の基本を意識しておくといいでしょう。
ー外部リンクー
Googleのランキングシステムについて参考になるサイト
人のためになる情報を発信する
人のためになる情報を発信するには、いろいろな媒体を使って組み合わせて発信することが必要になってきます。
- ブログ
- 公式サイト
- SNS
ブログ
ブログは人の役に立つ情報を詳しく入れることができるため、長文を書く媒体に向いています。
そこで初心者はよく無料ブログを使って情報を発信しようと考えます。
だけど無料ブログはデメリットが多く、収益につなげるには向いていません。
無料ブログを始めるにはアカウント登録(会員登録)が必要になります。
無料で使用できる代わりに、ブログ内容と関連性のない広告が貼られたり、オリジナルドメインを作れなかったりで、信頼性が低いブログと思われ安いんです。
さらに、万が一ブログ管理会社がブログサービスを閉鎖するとなった場合、これまで苦労して書いた記事が全て消えてしまいます。日記ブログを書くなら無料ブログでもいいかもしれません。
ですが収益につなげるブログを書くなら、独自ドメインを取得して、レンタルサーバーを申し込み、WordPressで始める方が安心してブログを続けられます。
さらにWordPressでホームページを立ち上げる場合は、無料のテーマのままではなく、有料テーマを使いましょう。
なぜなら、有料テーマにはSEOに関する設定機能が多くついているため、プログラミングの知識がなくても検索が上がりやすいからです。
公式ホームページ
公式ホームページとは、プロフィール、事業内容、コンセプト、経歴(作品実績)、お問い合わせなどを、わかりやすくまとめたホームページです。
僕の場合でいえば、当ブログの「理想的芸術生活」が芸術系の情報発信ブログ、「Creator Of Art」が写真家の活動コンセプトをまとめた公式ホームページになります。
さらに写真家としての撮影実績を見てもうために、ポートフォリオサイトがあります。
この3つの媒体を持つことで、人の役に立つ情報を発信して、僕の芸術活動について知ってもらうことができ、どんな作品を制作しているのかを見てもらうことができます。
この3つの媒体を持つメリットは、全ての媒体をつなげることで24時間365日「アート×写真家リョウ」としてオンライン上で自動で営業をしてくれているところです。
SNS
もちろんSNSにも効果的な使い方があり、SNSは「ブランディング」に活用できます。
SNSは長文には向いていないため、ブログのように人のためになる情報を詳しく発信する媒体に向いていません。
SNSは、作品を制作している様子を投稿したり、個展やイベントなどの告知、自分が芸術に対する想いなどについてを投稿するために僕は活用をしています。
僕のTwitterを見てもらうとわかると思いますが、いろいろな画家さんの魅力を感じた作品をリツイートしたり、その時に自分が感じたことを作品の画像を添えて投稿したり。
これまでTwitterで作品の売り込みをしたこともありますが、売り込み投稿は反応が悪いです。
できるだけ、自分の作品ができたストーリーや、その時に感じたの芸術に関する想いを投稿した方が反応はよかったです。
定期的にサイト状況を分析する
ここまでサイトを放置したままにするとどうなってしまうのか、持っておいた方が良いホームページについて話してきました。
では次に、ホームページを立ち上げて放置しないのと同じくらい重要なことがあります。
それは「定期的にホームページの状況を分析すること」です。
現在の自分のホームページの状況を分析することで、どのページの評価が高いのか、どんなキーワードでホームページを訪れているのかなどを知ることができます。
その状況を分析してくれるツールが、Googleアナリティクスです。
ホームページを運営をする人は、必ずGoogleアナリティクスなどのツールを使って、定期的にホームページの状況を把握しておくことが大切です。
ー外部リンクー
Googleアナリティクスの詳細
ホームページを改善するためのポイント
定期的にホームページを分析して、評価の低いページ(Google検索で1ページ以内に入っていないページ)、閲覧時間が極端に短いページは改善した方が良いでしょう。
その理由は、閲覧してくれている人の思っている記事ではない可能性が高く、キーワードと記事の内容が合っていないかもしれません。
そういった改善が必要なページを見つけるために、定期的なホームページの分析が必要になってきます。
サイトを分析する
たとえば下記の画像は、僕が運営している当ブログのGoogleアナリティクスの画像です。
ここで気になる箇所が「平均滞在時間」と「直帰率」です。
ー平均滞在時間ー
ユーザーがそのブログを見ている時間の平均の割合を表しているもの。
ー直帰率ー
ユーザーが1ページだけ見てブログを離れた割合を表しているもの。
それを踏まえて画像の一番上の箇所(オレンジの枠)を見てみると、そのページ全体の平均滞在時間が「02:42」に対して「01:42」と短く、直帰率が「87.62%」と高めなのがわかります。
これを僕なりに分析してみた結果と改善点をまとめてみました。
【分析結果】
- そのページを見たユーザーが求めている情報とは違った内容の記事なのかもしれない
- 記事の途中で興味がなくなってしまい他のブログやサイトに移ってしまった可能性が高い
【改善点】
- キーワードに対して記事内容が適切であるか?
- できるだけ冒頭部分に結論が書かれているか?
- ユーザーの悩みを解決できる内容になっているか?
- 読む人が自分ごとのように思える記事になっているか?
このような改善策が見えてきます。ただし、この例はブログを書いている場合の改善点であす。
もしブログではなく公式ホームページだった場合は、
- トップページのデザインの見直し
- 上部メニューリストの見直し
- それぞれのページのデザインの見直し
- ホームページの構造がわかりやすく作られているか
- 安心してお問い合わせできるサイトになっているか
- ホームページにとっての情報量が適切なのか
を改善する必要がありますが、公式ホームページの場合はブログと違って長文のページが少ないので、自然と「直帰率」は高くなります。
その理由は、公式ホームページは「ためになる情報」を求めるためにじっくり読むもものではなく、目的が確認できたら離脱する人が多いからです。
だけど、このサイト分析をして改善する時間を短縮する方法があります。その方法とは、Chat GPTを活用する方法です。
詳しくはこちらのサイトで解説しているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
ホームページは立ち上げたら終わりではなく、立ち上げた後の運営が大切です。
「自分にはホームページがあるから」といって、定期的に見直しをせず放置したままだと、ホームページがないのと同じです。
定期的にGoogleアナリティクスでホームページの状況を分析して、評価の低いページを探して改善していくことで、集客や収益につながります。
これから個人でビジネスをしていくのなら、こういったホームページ運営の知識も必要になってきます。
それがたとえ芸術家であっても写真家でも音楽家あっても、人のためになる情報を発信していくブログを運営していくことで、収益に繋げることができます。
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