理想的芸術生活とは

「心が惹きつけられるストーリー性のある作品をつくりたい」芸術に関わっていると、そう言った想いが強くなってきます。

現在僕は、京都府宇治市でアート写真家として芸術活動をしていますが、「自分の作品にはなぜ魅力を感じないのだろう?」と今でも悩むことがあります。

「ただ好きな作品をつくってそれを見てもらうだけで、人の心が揺さぶられるだろうか?」
「もっとたくさんの人が幸せになれるような芸術活動はできないだろうか?」

そこで考えたのが「アート(芸術)」の市場を広げて芸術の魅力を感じてくれる人を増やすことでした。

芸術に関わる人のためのブログ

理想的芸術生活ブログは、好きな時間に芸術活動をしたいと思っている人に向けて、ブランディングやマーケティングに関する情報を発信しているブログです。

僕自身、本格的に「アート写真家」の活動を始めるために、プロの芸術プロデューサーからマーケティングの知識を学んできました。

作品を購入に繋げる知識、ファンを増やすための知識、ブログの知識など、これから個人で芸術家を目指す人にとって重要な部分になる知識を発信したブログ。それが「理想的芸術生活」です。

ブログ運営者の紹介

アート写真家 リョウ

ここで簡単に僕の紹介を「300字以内」でさせていただきます。

僕はこれまでに、美容師、音楽家、フラワーショップ、ブライダル業、デザイナー、画家、写真家を経験してきました。

大阪で生まれて、仕事の関係で滋賀県や京都府に出向することが多くなったことで、住まいを京都府宇治市へ移す。

週末ブライダルの仕事をして、平日はグラフィックデザイナーをしていましたが、自己主張の強い僕は「もっと自分を表現した芸術作品をつくりたい」という想いからデジタルアート×写真作品をつくる活動を始めました。

以上で僕の紹介は終わりですが、さらに詳しく知りたい場合は下記のページをご覧ください。

芸術活動のキッカケは「コラージュアート」

本格的に芸術活動を始めたキッカケが、2017年にコラージュアートをつくったことでした。

それまでの僕は自分を表現したり、自分の想いを伝えることが苦手な方だったんです。

自分が表現したいことを押さえつけて、クライアント様の希望にそったデザインをつくる。

もちろん、デザイナーの仕事はクライアント様の悩みを解決するためのデザインを作ること。

デザイナーはクライアント様の希望を聞いて、柔軟に対応することが大切です。

だけど僕は相手の要望を作品にする作業に、だんだん価値を感じられなくなってしまったんです。

そんな悩みを抱えながらデザイナーの仕事を続けていても、良いデザイン(アイデア)は生まれません。

そんな時に親しい友人から、イベントのポスター制作を頼まれました。

もちろん僕はいつものように、相手の好きそうなデザインや仕事内容を想像しながらデザインを完成させました。

ところが、友人の反応は微妙なもの。

https://artryo.com/digitalart/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png
クライアント様

このデザインは綺麗だけど面白くないなぁ…。もっとリョウさんらしくて、この世にたった1つしか存在しない特別感を味わえるデザインをつくってほしい!

と言う指摘を受けました。

そこで僕は思いきって友人から提示されたテーマの中で、自分らしく自由に表現したデザインをつくることにしました。

まず、前に撮影した友人の写真を使って、いろいろなフリー素材を装飾したり、イラストを描いて合成したデザイン。いわゆる「コラージュアート」のような作品をつくりました。

その時の作品がこちらです。


画像 : アート写真家リョウのデビュー作品

僕なりに自分らしく表現した作品。

それを見た友人は、次のような反応が返ってきました。

https://artryo.com/digitalart/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png
クライアント様

あなたらしい自由な発想でどこにも存在しない作品で素敵!

という言葉。これが僕らしく表現したデザイン、いや芸術作品をつくる始まりでした。

その芸術作品をつくる魅力を知り、その作品の価値を感じてもらえたことがキッカケで、僕らしいアート作品が誕生しました。

僕は最初その作品の技法を、自分で撮影を撮影してその写真を使ってPhotoshopで制作する作品ということで「グラフィックフォトアート」と呼んでいました。

だけど、もっとシンプルに認知されやすい技法にするために「デジタルアート」と呼ぶようにしました。

理想の芸術生活を目指し始める

僕の理想の芸術生活は、好きな時間に幻想的なデジタルアートを制作したり、

Behance リョウの作品
画像引用元 : リョウのデジタルアート作品サイト(Behance)

モデルを目指す人と、共に「心が惹きつけられる魅力的な写真作品」をつくること。

リョウの写真家公式サイト
画像引用元 : アート写真家リョウの紹介サイト「Creator Of Art」

そんな「アート写真家」として、本格的に芸術生活を過ごすことを決めました。

憧れの芸術家のようになりたい!

僕には憧れている芸術家が2人います。

1人は抽象的で不思議な絵を描く『サルバドール・ダリ』という画家。

彼の描く絵画ように、抽象的で不思議な世界を感じるアート制作を目指しています。

そしてもう1人は、ニューヨークが生んだ、伝説の写真家『ソール・ライター』

僕は彼のように、映画のワンシーンのようにストーリー性のあるアートな写真に魅力を感じています。

リョウのアート作品公開

そんな僕が「アート写真家」として、どんな作品をつくっているのかを紹介させていただきます。

デジタルアート

デジタルアートとは、グラフィックデザイナーをしていた時に身につけたPhotoshopを使ったアートで、手描きのアート作品ではなく、パソコンを使ったアート作品です。

フトショップ デジタルアート

シネマティック写真

僕が撮影するシネマティック写真とは、映画のワンシーンのように、その先のストーリーを想像したくなる写真。

最近で言うエモい写真と似ているのかもしれませんが、その写真を見て未来を想像したくなるストーリーを感じる写真。それが「シネマティック写真」です。

シネマチック写真

こうして自分らしく自由に「アート写真家」として、理想の芸術生活を過ごすことを決めました。

芸術生活を過ごす3つの価値

3理想の人生を歩く3つの価値

今の日本では、芸術で生活をしていくことは難しいと言われています。

その理由は、海外のように日常生活の中で家に芸術作品を飾るという文化に馴染んでいないからなんです。

海外では部屋のレイアウトの一部として芸術作品を飾る家が多く、1つの大きな芸術作品を飾るというよりも色々な芸術作品を組み合わせて飾られている家が多いようです。

その海外と違って、日本では1つの作品とし見てしまうんです。

その理由から「大きな額装に入れられたアート作品は部屋に合わない」と感じてしまうようです。

と言うことは、芸術作品をもっと身近に取り入れやすくすれば良いのではと考えました。

そのためには、作品をつくっている芸術家の想いに共感できたり、直接、その作家と交流することができればその作品に価値を感じてもらえるのではないでしょうか。

僕は芸術活動をする側として、自分が持つべき3つの『価値』を意識するようにしました。

  1. 『自分』というブランドの価値
  2. 『目標が明確になる』価値
  3. 『未来を創造』する価値

『自分』というブランドの価値

自分が理想にしている芸術生活を歩くには、『自分』というブランドの価値を高めることが大切です。

自分の芸術活動の目的や、作品に対する想いを世界の人たちに発信していくことで共感されやすくなります。

その共感が信頼に繋がって、『自分』というブランドの価値を高めることができるのではないでしょうか。

『目標が明確になる』価値

人には必ず何かの目標があります。

僕の目標は、好きな時間に好きな場所でストーリーを感じる芸術作品をつくって、人の心に伝わる作品を届けること。

目標を明確にすることで、理想の芸術生活を歩くためのモチベーションに繋がります。

自分らしい芸術生活をするには、モチベーションを上げながら活動を続けていくことが大切だと思っています。

『未来を創造』する価値

自分の芸術作品で新しい未来を創造する価値。

自分らしい発想というのは常に新しいアイデアとなって、それが問題の解決につながることがあります。

世の中の問題や課題を芸術作品に落とし込むことでその解決策が形となって、未来のクリーンな世界を創造するイメージをつくります。

創造すると言うことは、芸術人生を歩くためには必要不可欠なモノで、常に新しいアイデアを生み出す力になります。

好きなことをするから『価値』が生まれる

人は自分の好きなことをするから、いつまでも若くて元気でいられるものです。

好きな芸術に触れることができるから人生のモチベーションに繋がって、楽しい日常生活を過ごすことができるのだと思います。

自分の好きなことをするということは、毎日を楽しく過ごすことができると言うこと。

もちろん、好きなことだけで収益に繋げることはできませんが「モチベーション」をあげることはできます。

モチベーションが上がれば、心にも時間にもゆとりができ、その心のゆとりが、自分らしく価値のある人生を過ごすことができるんです。

好きなことをすると言うことは、自分自身の魅力を上げて周りからも信頼されて、そこに「価値」を感じてもらえるようになります。

アート作品に『こだわり』をもつ

自分が描く絵に自信を持って『こだわり』をつくる

僕は自分の芸術作品に「こだわり」をもっています。

アート作家×写真家のこだわりの1つに、自分で風景や人物を撮影してその写真でデジタルアートをつくります。

ときにはフォトグラファーやモデルに依頼して、アート作品に使用する素材の写真を撮影してもらうこともあります。

理想の芸術生活に向けて歩き出す

今すぐ理想の画家生活に向けて動き出そう

僕が理想にしている芸術生活を過ごすためには、ただ芸術作品をつくっているだけでは何も始まりません。

大切なのは、自分が理想にしている芸術生活に向けて、なるべく早く行動すること。

行動すると自分に『自信』がもてるようになり、その経験を世界に発信することができます。

自分が経験してきたことを世界に発信することで、『責任感』をもてるようになります。

責任感をもつことで自身の芸術作品に『こだわり』をもてるようになります。

この「自信、責任感、こだわり」の3つが身につくと、自分が理想にしている芸術人生の未来を明確にすることができて、それに向かって突き進むことができます。

価値を高めるための投資

絵の価値を上げるために投資することもある

僕は自分の芸術作品の価値を高めるために、プロに依頼して費用をかけることもあります。いわゆる「自己投資」ってやつです。

「投資」といっても、誰かに高額な資金を支払うという意味ではありません。

例えば、芸術を目指す人のために発信する、この理想的芸術生活ブログを構築するために、次のような費用をかけています。

  • オリジナルドメインを取得
  • レンタルサーバーに契約
  • WordPressの有料テーマ
  • 定期的に広告を使う

しかも2023年の時点で、僕は4つのサイトを運営しています。

このように費用をかけて育てたものは、必ず自分の資産になります。

費用を掛けるのは「信頼」があるから

もし芸術作品を購入するなら、次のどちらの人から芸術作品を購入したいと思いますか?

  • 信頼できる人がすすめる芸術作品
  • まだどんな人物なのかわからない人がすすめる芸術作品

答えは当然「信頼できる人」だと思います。

信頼もできていない人に費用を掛ける人はほとんどいないと思います。

どんな仕事でも言えますが「信頼」をつくることが大切だと、僕は考えています。

理想の芸術生活を過ごす

芸術家を目指すことはとてもいいことだと思っています。

芸術には心を落ち着かせたりストレスを減らす効果があると言われています。

見る人だけではなく、芸術を作る側にとっても自身の問題解決を明確にすることができます。

海外ほど日常生活の中に芸術を取り入れている家が少ないと言っても、個展やアート販売サイトなどに興味がある人は年々増えています。

これから写真家を目指す人、画家を目指す人。そのような芸術家を目指す人へ、僕が経験して学んだ「ブランディング・マーケテイング」の知識の情報を共有したいと思います。

◆理想的芸術生活ブログ◆
ブログ一覧はこちら ▶︎

サイト開設日 : 2019年 6月
更新日 : 2024年 2月 12日

リョウ

リョウ

アートマネージャー。1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府でアート×写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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