少し強い言い方になってしまったタイトルですが、自分の好きなことを仕事にしようとすると、それを妨害しようとする人がいます。
そのような人のことを「ドリームキラー」と言いますが、今回は、そのドリームキラーの心理を理解して回避する方法について話したいと思います。
目次
はじめに
当記事に出てくる言葉が差別的な発言だと思われてしまうかもしれませんが、あくまでも「夢を追う人」と「現実主義な人」とが理解し合うことを目的とした記事になるため、あえて現実主義の人を「ドリームキラー」と呼ばせていただいてます。
ちなみに「夢を追う人」のことは一般的に「ドリーマー」と呼ばれていて、「ドリームキラー」は決して差別的な言葉でないことをご理解いただいた上で、当記事を読んでください。
それでは「ドリームキラー」になる人の心理とそれを回避する方法について話したいと思います。
芸術家の夢を妨害するドリームキラー
芸術家への道を目指そうとすると、その夢を妨害しようとする「ドリームキラー」が現れます。
たいていの「ドリームキラー」は身近な人で、家族、恋人、友人、会社の上司、同僚などです。
当記事では「芸術家の夢」をテーマに話していますが、「自分の好きなことで仕事をしたい」と言った時に「そんなの一握りの人しかできない」とか「もっと頭のいい人がたくさんいる」など言って、夢を諦めさせようとします。
このように、夢を諦めさせようとする「ドリームキラー」は必ずいるので、回避するためには、その人の心理を理解する必要があります。
「ドリームキラーは自分にとって悪い人になるのか」と聞かれると、全ての「ドリームキラー」が悪い人ではないと、僕はお答えします。
ドリームキラーになる心理
ではなぜ身近な人が「ドリームキラー」になってしまうのか。その心理を理解することで、お互いの温度差をなくして認めてもらうことができるでしょう。
まずドリームキラーには、「意識してドリームキラー」になる人、「無意識にドリームキラー」になってしまう、2種類の人に分かれます。
意識してドリームキラーになる人
意識してドリームキラーになる人の特徴は、嫉妬心からあなたの夢を妨害しようとします。
例えば、あなたが芸術家を目指すために色々な活動をしているとします。
個展、グループ展、イベントなどを開催して、どんどんファンが増えて影響力を高めていくでしょう。
そうやってあなたの周りに人が集まることに嫉妬して「そんなのは今だけだから早めに仕事を変えた方がいいよ」という言葉で、あなたの夢を妨害しようとします。
意識してドリームキラーになる人は、自分にできないことを相手が成し遂げようとしているのを、よく思っていないんでしょう。
このタイプの人は、友人、同業者、仕事の上司が多い印象です。
無意識にドリームキラーになってしまう人
無意識にドリームキラーになる人の特徴は、あなたの未来のことを考えて心配するあまり「ドリームキラー」になってしまいます。
しかし、あなたが目指している夢について詳しく話そうとすると「自分にはわからない世界だから自分でよく考えなさい」と言って話を終わらせようとします。
このタイプの人は、自分が経験したことがなく想像できないから反対するわけで、夢より現実を見る人が多く、両親、家族、恋人が多い印象です。
無意識にドリームキラーになっているので納得させるのが難しく、時間をかけてじっくり話をすることが大切です。
ドリームキラーを回避する方法
ドリームキラーを回避する方法は、距離をおくのが一番です。と言っても、両親、家族、恋人と距離をおくことは難しいですよね。
その場合は、あなたが夢を実現できる根拠を示すこと。
両親、家族、恋人がドリームキラーの場合は、夢が実現できるまで話をせずに、ある程度の見込みが出てきたら、夢は実現できる根拠を見せる。
これがドリームキラーを回避する良い方法だと、僕は思います。
あなたがドリームキラーになる可能性もある
ドリームキラーは周りの人とは限りません。知らずのうちに、あなた自身がドリームキラーになってしまう場合もあります。
もしあなたが、プロの芸術家になったとしましょう。あなたの知人があなたの影響を受けて、今からプロの芸術家を目指そうと考えるかもしれません。
だけどあなたはプロの芸術家になるまでの苦労を知っているため、プロの芸術家を目指そうとしている知人に「芸術家になるのは大変だからもっと安定する仕事を選んだ方がいいよ」とアドアイスをします。
もちろん経験者から言われると納得できることですが、プロの芸術家を目指す知人からすれば、あなたは「ドリームキラー」です。
あなた自身がドリームキラーにならないためには、どうすればいいのか。
ドリームキラーにならないために
あなた自身がドリームキラーにならないためには「夢を諦めた方がいい」と妨害するのではなく「自分はこんな苦労をしたけどプロとして芸術家になれたよ」と、失敗談と成功談を話してあげること。
僕は「夢」だけでは幸せの未来は訪れないと思っていて、夢を叶えるためには「お金」が必要になってきます。
芸術家になるのもそれなりにお金が必要で、そのお金を稼ぐ戦略を考えながら芸術活動を続けることが重要で、「夢」を語るなら稼ぐ方法を身につけること。
両親、家族、恋人がドリームキラーになっているのは、今のあなたのノープランの状態が心配だからで、夢を実現するためのプランをしっかり考えているなら応援してくれるはずです。
最後に
記事内に「ドリームキラー」というワードがたくさん出てきて、気を悪くしたかもしれませんが、「ドリームキラー」を作り出しているのは自分自身だと思っています。
夢を実現させるプランがしっかりできていれば、応援してくれるはずです。
夢を実現させるにはお金が必要で、お金を稼ぐ戦略を考えて、ある程度の見込みが出てきてから、身近な人に話をすることをオススメします。
僕もまだ「プロの芸術家」ではありませんが、夢を実現させるプランは考えているので、今後その話にも触れていきたいと思います。
2022.08.04
プロフィール | ブログを発信しているアートマネージャーリョウの紹介
理想の芸術生活を目指し始めた物語。京都府宇治市で活動するアート作家×写真家リョウが目指し始めた芸術人生物語。グラフィックデザイナーからアート...
コメント