芸術家になる方法 | とにかく「ブランディング」を身につけること

ブランディング

こんにちは、京都でアート×写真家をしているリョウです。

「芸術家になりたいなら10年は続けること」ってよく言われますが、半分間違いで半分正解だと思います。

たった数年でプロの芸術家になっている人もいますが、作品を制作し続けることはとても大事なこと。

今回は、芸術家になるために、とくに重要な「ブランディングの知識」について話したいと思います。

本記事では芸術的感覚をもっていることを前提に話していますが、その芸術的感覚は、子供のうちに芸術に触れることでさらに向上させることができます。

https://artryo.com/digitalart/wp-content/uploads/2023/04/artryo-hukidashi01.jpg
運営者リョウ

くわしくは下記で話しているので、ぜひ読んでみてください。

芸術家はブランディングの知識も必要

芸術家になるには芸術的センスを磨くのと同じように、ブランディングの知識を身につけることも大切です。

「芸術的センスがなければ芸術家になれない」

確かに芸術的センスがあれば、オリジナリティーのあるアート作品をつくることはできるかもしれません。

だけど優れたアート作品をつくったとしても、その作品に興味をもってもらわなければ購入につなげることはできません。

アート作品に興味をもってもらうためには、芸術家の想いに共感できたり、なぜその作品をつくったのか、作品の背景が見えなければ興味をもってもらえないんです。

このように、興味をもってもらうための知識が「ブランディング」になります。

絵が上手だけで購入したくなりますか?

ここで、無名の画家が描いた絵をイメージしてみてください。

そこで、2つの質問をします。

ー質問①ー
「あなたはその絵が上手と言うだけで10万円で購入しますか?」

おそらく購入しないでしょう。

なぜなら、どんな画家がどんな想いで描いた絵なのかわからないからです。

絵が上手と言うだけでは、絵がどんなに上手でも「この画家を応援したい!」「この画家の思いに共感できる!」という気持ちにはなれませんよね。

では、次の質問ならどうでしょう。

ー質問②ー
「貧困な暮らしを続けていた20代の無名画家が、自分の人生を変えたくて、小さい頃に買ってもらった水彩絵の具を取り出して描いた、明るく幻想的な地球の絵。これを10万円で購入してくれますか?」

「質問①」に比べると、購入意欲は上がったはずです。

その理由は、無名画家のこれまでの人生を想像してその絵を描いた背景が見えたことで、共感し興味をもったからです。

このように、無名画家の見えないストーリーに共感でき、そのストーリーを元に絵の中に込められた想いを想像してしたくなる発信方法が「ブランディング」です。

理想の芸術生活を過ごす3つの要素

芸術家になって理想の芸術生活を過ごすには、芸術家としての「あなた」というブランドの価値を高める必要があります。

それには、次の3つの要素を意識することが大切です。

  1. 共感』できる要素をつくる
  2. 信頼』できる要素をつくる
  3. 交流』できる要素をつくる

『共感』できる要素をつくる

共感できる要素をつくることで、芸術家への興味をもってもらうことができます。

たとえば、あなたが幼い頃に遭遇した嫌な思い出だったり、芸術家を目指そうとして失敗した経験をどんどん発信します。

どんなに優れた人でも、失敗や嫌な出来事は経験しているはずです。

内容は違っても、そのストーリーは似たようなものなので、それを聞くと「共感」が生まれるんです。

共感できる相手には「興味」をもつようになります。

興味をもってもらうことができれば、無名な画家でも、絵が上手ではなくても、「購入したい」と思ってもらうことができるんです。

だってその絵を見ると、当時の自分を思い出したり「どんな人でも失敗している」と思えて、意欲が湧いてくるからです。

そう言った意味でも「共感」できる要素をつくることは大切です。

『信頼』できる要素をつくる

『信頼』されると言うことは、多少、絵を売り込んでも購入してもらいやすくなります

無名の芸術家が作品を買ってもらおうと必死になって「新作出ました!」とSNSやサイトで売り込んでも、そこに信頼関係ができていないので購入率は低くなります。

SNSで焦って売り込みをする前に、まずは『信頼関係』を築くことが大切です。

『交流』できる要素をつくる

共感されて興味をもってもらい信頼関係ができたら、あなたと相手が直接『交流』できる場所をつくる必要があります。

交流できる場所には、次のようなものが思い浮かぶでしょう。

  • 限定のFacebookグループ
  • オンラインサロン
  • メルマガ登録
  • LINEお友だち登録
  • 個展
  • オフ会

直接会うのが難しい場合は、オンライン(ZOOMなど)で直接話をする企画をしてもいいかもしれません。

このように『交流』できる場所があれば、ファンに特別感を味わってもらうことができるので効果的です。

『あなた』というブランドを高める方法

『あなた』と言うブランドを高めるために、最初に決めなければいけないことが「キャラ設定」です。

キャラ設定と聞くと遊びのように思うかもしれませんが、このキャラ設定はブランディングをする上でとても重要な部分になります。

ホームページ、ブログ、SNSなどを使って、「あなた」と言う人物を認知してもらいやすくするためです。

キャラ設定の参考例

キャラ設定の参考として、みんな大嫌いのお笑い芸人「ノンスタイル井上さん」を思い浮かべてください。

誰が見てもカッコいい容姿ではありませんが、自分で自分を『イケメンでナルシストな芸人キャラ』を設定して成功しています。

当然そう言った人を嫌がる人は多いですが、SNSでの誹謗中傷もポジティブに変える程の強いメンタルを持っています。

ネガティブなコメントをポジティブに変えてリツイートしたり、カッコつけている自撮り写真を公開したり。

それを続けていることで『ブサ男芸人=ノンスタイル井上さん』と認知されるようになりました。

当然ファンも多く、SNSのポジティブ発信がスーパーポジティブ発言すぎて「かっこいい」と言われることもあります。

こうしてキャラを設定し、とことんそのキャラを貫き通すことで、『ノンスタイル井上』というブランドの価値を高めています。

芸術家のファンを増やす方法

芸術家として、ファンを増やすことは簡単なことではありません。

先程の「キャラ設定」をした上で、あなたがどんな想いで芸術活動をしているのか、これまでにどんな人生を歩んできたのか。

そのような、芸術活動の背景(過程)をブログやSNSで発信して『あなた』への関心を集めることで、ファンへと繋がります。

共感してくれる人がどんどん集まれば、商品やサービスを購入に繋げることもできるでしょう。

共感してもらうためには、作品に対する想いや制作風景を発信したり、共感してくれる人と直接交流できるイベントを開催するなどして、信頼関係を深めていくことが大切です。

作品購入につなげる方法

SNSで作品を購入につなげるためによく見る、

「今ならこちらの作品を割引で販売します」
「新作ができました作品購入はこちら」

と言うような売り込み投稿

ある程度の知名度があって信頼関係ができている芸術家なら、購入してもらえるかもしれません。

だけど、無名の芸術家がSNSで売り込をみをしてしまうと、その投稿が相手へのストレスになってフォロー解除される恐れがあります。

なぜなら、現在のSNSを見ていると広告が流れてくることが多く、SNSの利用者は流れてくる広告にウンザリしているからです。

そこへあなたが「作品を購入してください」と投稿したら、あなたを知らない人は「なんだ作品の売り込みか」とスルーしてしまいます。

なので、作品購入に繋げる一番の近道は、あなたのファンを増やしてその中でセールスをする方が購入率は上がります。

ファンになると言うことは、あなたの進める商品にも興味があるため、購入見込みがある人と言うことになります。

売り込みの失敗例

僕も以前は何の知識もなく、以下のようにただ自分のデジタルアートをSNSで売り込んでいました。

だけど購入につなげることはできず、それどころかフォロワーが減っていったんです。

この時の僕の状況を分析してみると、以下のようなことが原因だと考えられます。

  • デジタル作家リョウとしての知名度がない
  • デジタルアートが認知されてない
  • なぜデジタルアートを作っているのか発信していない
  • 何をしている人なのかわからない

僕のSNSを見たユーザーからすれば「誰が何のために何の作品をつくっているのか知らないから別に興味がない」と言うことです。

SNSの投稿は、興味をもってもらうために使う方が効果がある。

「なぜ自分がその作品を制作しているのか」
「これまでにどんな人生を歩んできたのか」
「これからどんな芸術人生を目指しているのか」

それを発信して興味をもってもらい「あなたの作品を購入したい!」と思ってもらえるような仕組みをつくることが重要です。

この仕組みをつくるためには『マーケティングの知識』が必要になります。

芸術人生を歩いている人の考え方

僕の周りにはクリエイティブな仕事をしている人が多く、その人たちと話をしていると、芸術活動の参考になることがあります。

その中には、作品が高く評価されて新作を出すたびに購入されている芸術家もいて、その方に芸術活動の秘訣を聞いてみると、次のような答えが返ってきました。

「優れた作品をつくるからその作品の価値が上がるわけじゃなく、作品の見えない部分のストーリーに興味をもつから、その作品の価値が上がるんだよ

つまり「ブランディングをしなければいけない」と言うことです。

成功した人を参考にする

あなたも知っている有名人で言うと、キングコングの西野亮廣さんが成功者として参考になるでしょう。

僕は本人とは知り合いでもなければ繋がりもありませんが、彼がクリエーターになってから、テレビで聞く言葉や芸術活動について話している内容にはとても共感できます。

たまには「それはあなただから言えることだ!」と思う時もありますが、大半は共感できるんです。

彼には、人の心を動かせるほどのブランディング力があると思います。

自分のこれまでの人生について話したり、自分のもっている価値観について、わかりやすくメディアで発信しています。

こうして考えるとプロの芸術家を目指すなら、あなたの価値観を発信していくことも重要だと僕は思います。

そこに共感できる人が増えれば、あなたがつくるアート作品も高く評価されるでしょう。

本気でやりたいなら努力はできる

自分が本気で「芸術家になりたい!」と思うなら、どんなことも我慢できるし努力ができます。

だけど、どんな夢でもそこに向かうためには、それなりに時間は掛かるもの。

焦らずに少しずつ進めていくことが、理想の芸術生活を過ごす一番の近道です。

本気で芸術家を目指すなら、周りの意見を受け入れずに、あなた自身で努力をすれば「共感」してくれる人は必ず集まってきます。

失敗は当たり前

もちろん失敗することもあるでしょう。

だけど、その失敗は決して恥ずかしいことではありません。

失敗をしたから学べたことがあって、もしその失敗をしなかったら新しい知識を身につけることはできなかったでしょう。

本当にやりたいことなら、努力して失敗して改善しながら目標へ向かうことが大切です。

このような話をすると、

「今の年齢を考えるともう失敗なんてできない!」
「自分には時間が無いんだ!」

と、言ってくる人がいます。

家族がいて、家族のことを考えなくてはいけないこともわかります。

恋人が不安そうで「この人は大丈夫かなぁ」と思われていないかと考えてしまうでしょう。

もし「安定」を求めるなら芸術家を辞めて、今すぐ企業へ就職することをオススメします。

だけど芸術家やフリーランスになって自由な時間を手に入れたいのなら、周りの目を気にしていては成長しません。

失敗してもポジティブに考えて改善すればよく、諦めずに続けていくことが個人の強さになって、そこからどんどん成長していきます。

最後に

芸術家の道だけではありませんが、どんな仕事も一流を目指そうと思うのなら、険しい道を通る覚悟が必要です。

センスがあるのに、アート作品が評価や認知されないことはよくあることです。

アート作品の評価を高めたいなら、芸術家としてどんな想いでアート作品をつくっているのかを発信してみてください。

そのためには、必ず次のような知識は必要です。

  • セルフブランディングの知識
  • 文章ライティングのスキル
  • Web構築のスキル
  • 人の心理についての知識

これらを身につける時間は、40歳過ぎても50歳過ぎても努力次第で身につけることができます。

ちなみに僕は、40歳すぎてブログやブランディングなどの知識を学びました。

焦らずに少しずつ身につけていけば、必ず理想の芸術生活を過ごすことはできます。

「芸術家になるには美大を卒業する必要がある」と思い込んでいる人もいますが、独学でも芸術家になる道はあります。

下記で詳しく話しているので、参考に読んでみてください。


ほんのり暗めだけど心が惹きつけられるストーリー性のある写真を公開中

▶︎https://www.instagram.com/ryo_creativephoto/(インスタグラム)
▶︎https://creatorofart.net/(アート×写真家リョウの紹介サイト)
▶︎https://artphotoryo.myportfolio.com/(ポートフォリオサイト)


アート作家×写真家リョウ

アート作家×写真家リョウ

1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府宇治市でアート作家×写真家の活動をしています。Photoshopで制作するデジタルアート制作、ストーリー性を感じる人物写真、風景写真、雨の日写真の撮影をしています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートを出品したり、芸術家のための理想の芸術生活の過ごし方をブログで発信中。

注目記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アート作家×写真家リョウ

アート作家×写真家リョウ

1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府宇治市でアート作家×写真家の活動をしています。Photoshopで制作するデジタルアート制作、ストーリー性を感じる人物写真、風景写真、雨の日写真の撮影をしています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートを出品したり、芸術家のための理想の芸術生活の過ごし方をブログで発信中。

人気のある記事

  1. 1

    ストックフォト販売を始めてみた感想と、現在の状況を思いきって公開します!

  2. 2

    新時代のSNS「Lemon8」の厳選クリエイターになる方法

  3. 3

    「雨の日が好きになった」嫌いな雨の日を楽しく過ごす方法

  4. 4

    一眼レフの修理 | カメラのキタムラに修理に出したら丁寧に対応してくれた

  5. 5

    500pxとは? | 世界ハイレベルな写真が集まる写真公開サイトで写真の技術を身につける。

  6. 6

    面白いだまし絵。家族で一緒に楽しめるトリックアートの施設を紹介。

  7. 7

    ユニクロでオリジナルTシャツが作れる。実際に出品してみた感想を公開

  8. 8

    一眼レフの中古って正直どうなの?カメラのキタムラで中古カメラを購入した感想を公開

当ブログWordPressテーマ

最近の記事

  1. 京都国立博物館へ行った感想と芸術活動のアイデア探し

  2. ドリームキラーに惑わされるな!芸術家への夢をつぶす人の心理を理解して回避する方法。

  3. 自分の知らない情報をインプットするために人に会うことは大切だ

TOP