NFTが詐欺と言われている理由とNFT出品者として対処する方法

デジタルアート

近年、話題となっているNFTアート。デジタルアートの価値を高めることができる方法として、日本でもNFTアートを始める人が増えてきました。

僕もPhotoshopでデジタルアートを作っていて、最近はAI生成と掛け合わせたデジタルアートをNFT化して出品しています。

そんなことから海外のNFTコレクターらしき人からの購入オファーメッセージが、SNSのDMに届くことがあります。

NFT出品初心者として、海外のNFTコレクターらしき人物からのメッセージは信用していいのか悩んでしまいます。

そこで今回は、僕が実際にNFTに出品をしたことでどんな反応が多くなったのか、なぜ「NFTは詐欺だ」と言われているのかについてシェアしたいと思います。

これからNFTを始めようと考えているあなたも知っておいた方がいい内容担っているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

NFTが詐欺と言われる原因

まず最初に、なぜ「NFTが詐欺」と言われることが多いのかについて話したいと思います。

NFTが詐欺と言われる原因は、大きく分けて次の2つ。

  • NFT作品が虚偽
  • NFTコレクターと偽って購入オファーをする

「NFTは詐欺だ」と言われる原因それだけではありませんが、NFT出品者になって一番多いのが、海外のNFTコレクターらしき人物からの購入オファーです。

今回は後者の、NFT出品者として「NFTコレクターと偽った購入オファーの対処法」についての話になります。

コレクターと偽って購入オファーには注意

NFTアートを出品すると、少しでも多くの人に認知してもらうためにSNSに投稿することもあります。

すると自分のSNSに、海外のNFTコレクターと名乗る人物からのDMが増えてきます。

海外のNFTコレクターに気に入られたことが嬉しくなって、すぐに返事をしたくなるでしょう。だけど、それは危険です。

焦って返事をする前にネットで調べると、SNSのDMからのNFT購入オファーは約90%が詐欺だと言われています。

実際に僕もNFTを出品した途端、SNSのDMに海外のNFTコレクターらしき人物からNFTの購入オファーが届くようになりました。

実際に届いたDMがこちら(念のためにアイコンとアカウント名は隠しています)

もちろん全部が詐欺ではないと思いますが、本当に購入したいのなら、NFTを出品しているサイトからオファーをするはずです。

SNSのDMが信用できるのかできないのかを見極めるには、「NFTマーケットプレイスの仕組み」を理解することが必要になります。

NFTマーケットプレイスの仕組みを理解する

「NFTマーケットプレイス」をわかりやすく説明すると、自身が制作したデジタルアートをNFT化して売買する場所というイメージです。

世界で有名なNFTマーケットプレイスといえば「OpenSea(オープンシー)」があります。

実際に僕も「OpenSea」でNFTアートを出品しています。


画像引用元 : OpenSeaより

なのでNFTの購入オファーは、出品者が登録している「NFTマーケットプレイス」内で行うのが一般的です。

それなのに、わざわざインスタグラムのDMからNFTの購入オファーをするのは不自然に感じます。

ちなみに「OpenSea」といえば、世界最大で有名なNFTマーケットプレイスなので、NFTの売買は「OpenSea」で行う方がSNSよりも安心です。

SNSのDMからのNFT購入オファーを公開

先日、僕がSNSのDMから購入オファーが届いた内容の一部を公開するので、これからNFTを始めようと考えているなら、ぜひ参考にしてください。

NFTコレクターと名乗っているのに、なぜわざわざSNSのDMを使用して購入オファーをするのかを調べてみました。

すると、独自のマーケットプレイスに登録をさせてガス代(手数料)を支払わせることが目的だということがわかりました。

僕はNFTアートを出品した後、NFT画像をインスタグラムに投稿したら、下記のようなDMが届きました。

念のために、アカウント名やアイコンは隠しています。

僕は英語が話せないので、上記のメッセージを翻訳アプリで訳してみると、このような内容でした。

3ETHの「ETH」とは、世界中で広く取引をされている仮想通貨で「イーサリアム」と言って、「1ETH=325096.79円(2024年1月の時点)」ほど。

DMのメッセージを見ると、僕のコレクション内の作品を「3ETH=975290.38円で購入したい」と言う内容でした。

まず「OpenSea」にNFTを出品する場合、「コレクション」と呼ばれる場所を作り、そこにNFTを制作していきます。

「コレクション」をわかりやすく例えると、お気に入りの作品を入れた箱(部屋)のようなイメージ。

それでインスタグラムに届いたメッセージを読むと、その「コレクション全体を3ETHで購入したい」という内容でした。

NFT初心者として突然このようなメッセージが届くと、自身のNFTアートが「約90万で購入してもらえる!」と嬉しくなってしまいますよね。

正直、僕も嬉しくなって返事をしようかと悩んでしましました。

だけど色々調べてみると、次のように誘導される確率が高いことがわかりました。

SNSのDMに「あなたのNFTを購入したいからコレクションのURLを教えて欲しい」とメッセージが届く

URLを教えると「購入できなかったので私が利用しているマーケットプレイスに出品して欲しい」と言われる

コレクターがすすめる無名のマーケットプレイスに出品すると新たにガス代(手数料)を支払わせる

実はそのマーケットプレイスはDMの相手が作った架空のサイトでガス代だけ支払ってNFTは購入されない

といった仕組みになっていることが多いらしく、SNSのDMからのNFT購入オファーの90%がこのように誘導されるようです。

これが「NFTは詐欺」と言われる原因の1つです。

もし上記のメッセージが届いたら、焦らずに世界的に有名なNFTマーケットプレイスで売買をすること。

SNSのDMから購入オファーは無視でOK

僕は基本的に、SNSのDMからのNFT購入オファーには返事をしないようにしています。

もちろんSNSのDMも本当かもしれませんが、ストレスなく安心してNFTの売買をするために、SNSのDMからのNFT購入オファーは無視でOKです。

もし本当にNFTを購入したいのなら、SNSのプロフィール欄からNFTマーケットプレイスに移動して購入してもらえばいいわけで、わざわざSNSでやり取りをする必要はありません。

どうしてもDMが気になるなら「自分が利用しているNFTマーケットプレイスでしか売買をしない」と伝えて、相手の反応を見ましょう。

そこでDMが止まったら「詐欺」を疑えばいいし、外部のNFTマーケットプレイスに誘導するようなメッセージだったら断ればいいんです。

デジタルアートの価値を高めるなら、購入場所の指示くらいはしても良いと僕は思います。

最後に

ということで、NFTが詐欺と言われる原因の一つが「SNSのDMからNFT購入オファー → 外部マーケットプレイスへの登録へ誘導 → ガズ代を払わせる」と話してきました。

もちろん、全てが詐欺的なメッセージではありませんが、日本ではまだ未知の世界を感じるNFT。

新しいことを始めるときのリスクはつきものです。

NFTとか、仮想通貨とか、マーケットプレイスとか、ガス代とか、聞きなれない言葉も多いです。

それに日本でNFTに詳しい人も、それほど多くないのが現状です。

僕もいろいろ調べたり探りながらNFTアートを出品しました。

実際に自分で体験してみないと身につかない知識もあります。

僕は英語ができませんが、世界へデジタルアートを広げたいと思っています。

翻訳機能使ったりAI生成を使ったり、今の時代に合った芸術活動をするために、必死でしがみついています。

不安なことも多いですが、実際にNFTを始めたら新しいアイデアがどんどん浮かんできました。

ぜひ、あなたも今の時代に合った芸術活動を取り入れてみてください。

最後に、NFTは決して怪しいものではありません

使い方次第では、デジタルアートの価値を高めるために効果的に使えます。

SNSのDMの誘惑に負けない精神を身につけ、NFTをどのように取り入れれば効果的に使えるのかを研究することも大切です。

僕もNFTについてまだまだ勉強しなければいけないことが多いですが、実際に経験したことをたくさんの人に共有したいと思っています。

当記事を読んだ感想を、下記のコメント欄に書いていただけたら嬉しいです。

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デジタル作家 R.i.

デジタル作家 / R.I. デジタルアートを中心に、PhotoshopやFireflyを使った制作を続けている。 表現を続ける中で、「才能」よりも「環境」と「道具」の重要性を強く感じるようになり、制作を支えるツールや考え方を記録する場として、理想的芸術生活ブログを運営。このブログでは、作品そのものよりも、作家として制作を続けるための思考や制作環境について発信している。

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