絵が売れない理由と改善策|購入されるまでのストーリーを描こう

作品の見せ方・発信

「自分が描いた絵が購入されないのはなぜ!?」

そんな悩みを抱えている画家は少なくありません。

僕自身も、以前は作品が購入されずに苦しんでいた時期がありました。

しかし、ある方法を試したことで、作品が自然に購入されるようになったのです。

その方法とは、『作品購入までの自然なストーリーをつくること』。

今回は、僕が実践してきた “絵が売れやすくなる流れ” についてお話しします。

もしあなたが今、焦ってSNSで売り込み投稿をしているなら要注意。

その投稿は、相手にとって『押し売り』になってしまっているかもしれません。

ということで今回は、絵が売れない原因を見つけて改善する方法、自然に作品が購入される流れについてお話しします。

絵が購入されない原因とは

まずは「なぜ自分の絵が売れないのか?」を冷静に考えてみましょう。

原因をはっきりさせることが、改善への第一歩です。

絵が購入されない主な理由は、大きく分けて次の3つ。

・認知度がない
・絵に対する想いを発信していない
・作家の活動に共感されていない

認知度がない

あなたの絵がいくら素晴らしくても、存在を知られていなければ誰にも届きません。

実際、今の日本には約60万人の芸術家、クリエイターがいると言われています。

その中で、ただオンラインショップに出品しただけで見つけてもらえる確率はごくわずか。

まずは『知ってもらう』ための工夫を意識することが欠かせません。

絵に対する想いを発信していない

絵そのものだけで勝負していませんか?

芸術を愛する人は、絵そのものだけでなく『その絵が生まれた背景』に惹かれるものです。

「どんな人生を歩んできたのか?」
「なぜその絵を描いたのか?」

このストーリーが伝わらないと、心に響かずスルーされてしまいます。

まずは「なぜ自分が絵を描き始めたのか」を振り返り、その想いを言葉にしてみてください。

作家の活動に共感されてない

人は『共感』できるものに価値を感じるものです。

どんなに技巧が優れていても、活動や想いに共感されなければ、購入にはつながりにくいんです。

SNSで「新作を描きました!」と投稿するだけで共感は生まれるでしょうか?

あなたの作品の裏側にある日常や経験、そこに込めた想いを発信することで、初めて「共感の種」が芽生えます。

どうやって売れるストーリーを作るか?

では、どうやって認知度を上げればいいのか、どうすれば共感してもらえるのか。

ここでは、絵が売れるためのストーリーを作る方法を、ステップごとにまとめてみました。

ステップ1:出会いをつくる(認知度アップ)

どんなに素晴らしい作品でも、誰の目にも触れなければ購入されることはありません。

絵が売れない一番の原因は「知られていない」ことです。

そこでまず大切なのは、作品と人との“出会い”を増やすこと。

SNS、展示会、ブログ、オンラインショップなど、自分の作品を知ってもらえる場所を用意しましょう。

ただし、単純に「絵をアップする」だけでは意味がありません。興味を持ってもらうためには、紹介の仕方に工夫が必要です。

たとえば「夏の夜に描いた作品」「旅先で出会った風景をモチーフにした絵」など、絵の背景を感じさせる一言を添えるだけで、見る人はその作品に惹きつけられます。

ステップ2:作品の背景を伝える(共感ポイントを用意)

人が絵を購入する理由は『美しさ』だけではありません。

その奥にあるストーリーや作家の想いに共感したとき、初めて「この作品を身近に飾りたい」と思うのです。

だからこそ、作品の裏にある物語をしっかり伝えることが大切です。

「なぜこの絵を描いたのか?」
「どんな感情が込められているのか?」

その情景を言葉にして届けましょう。

たとえば「母が入院していたとき、祈るような気持ちで描いた一枚です」というエピソードがあれば、その絵はただの“絵”ではなく、強いメッセージを持つ作品になります。

購入者は作品だけでなく、その背景にある物語も一緒に購入するのです。

ステップ3:購入の流れをシンプルにする(導線を整える)

せっかく興味を持ってもらったのに、購入の流れが複雑では人は離れてしまいます。

「どこで買えるのか見つからない」
「どうやって買えばいいのか分からない」

これではチャンスを逃してしまいます。

そこで意識したいのが、購入までの導線をシンプルにすること。

SNSやブログ記事の最後に「作品はこちらからご覧いただけます」と自然にリンクを添えるだけで十分です。

このとき、押し売り感を出さないことがポイント。

「もし気に入っていただけたら」

という柔らかい言葉で案内する方が、相手の心にすっと入ります。

作品に興味を持った人が迷わず購入できる流れを整えておく。これが『自然に売れるストーリー』を完成させる最後のステップです。

絵は単なる“売り物”ではなく、作家自身の物語を込めた贈り物です。

そのストーリーが相手の心に届いたとき、売り込みをしなくても「欲しい」という気持ちが自然に生まれます。

画家なら誰でも通る試練

「画家として認められたい!」
「脱サラして画家に集中した以上、何が何でも成功させたい!」

そう思えば思うほど、焦りや不安が大きくなりますよね。

実際、僕もデジタル作家を始めた頃、まったく依頼もなく作品も売れず、

「やっぱり無理なのかな…」

と何度も挫折しかけました。

でも今思えば、その“売れない時期”こそが大切な試練だったんです。

焦りを抱えながらも発信を続けることで、自分の作風が少しずつ固まり、ファンが増え、認知も広がり、東京展開を進めれるようになりました。

先ほどの『どうやって売れるストーリーを作るか?』で紹介した考え方は、まさにこの試練を乗り越えるためのヒントになります。

そして、これを知っている人と知らない人とでは、すでに大きな差が生まれています。

本記事にたどり着いたあなたは、その試練を乗り越えるチャンスを手にした、とてもラッキーな人です。

最後に、今すぐに改善することが大切

今回は、自分の絵が売れない原因や改善方法についてお話ししました。

すぐに全てを完璧にできなくても大丈夫。一つずつ確実に進めていくことが大切です。

「一つずつ」だと時間がかかるように感じるかもしれませんが、実際は意外と早く改善でき、絵を自然に購入につなげる流れを作ることができます。

慣れないうちは大変かもしれませんが、一度流れを作ってしまえば、あとは繰り返すだけ。

やり方によっては自動化することも可能です。

絵が売れ始めたときには、周りの人に堂々と「画家として生活できている」と言える喜びも味わえるはずです。


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デジタル作家 R.i.

デジタル作家 / R.I. デジタルアートを中心に、PhotoshopやFireflyを使った制作を続けている。 表現を続ける中で、「才能」よりも「環境」と「道具」の重要性を強く感じるようになり、制作を支えるツールや考え方を記録する場として、理想的芸術生活ブログを運営。このブログでは、作品そのものよりも、作家として制作を続けるための思考や制作環境について発信している。

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