画家活動をしていると、うまくいかない時期が訪れることがある。
そんな時は、いったん画家活動を休んで今の状況を分析してプラスにかえることが大切。
いったん心を休ませることで、気持ちにゆとりを取り戻すことができるだろう。
そう、画家活動がうまくいかない時期というのは、逆に言えば『やり直せるチャンス』なのである。
今回は、うまくいかい時期に遭遇した時に、どうやってプラスに変えるのかを話すことにしよう。
この記事を読めば、スッキリした気持ちで画家活動を再開させることができるだろう。
目次
画家活動がうまくいかなくなった原因
画家活動をしていて、うまくいかなきと感じる時期は必ずと言っていいほど訪れるものである。
だからと言って、画家に向いていないわけではない。
うまくいかない時期に遭遇した時に大切のことは、そのときの状況を客観的に見れるようにすること。
今現在、あなたがどうして画家活動がうまくいかない状況になっているのか、この機会に分析してみよう。
うまくいかなくなる理由は必ずある
うまくいかない時期がきた時にもっとも大切なことは、いったん画家活動を休んで今の自分の状況を分析することである。
うまくいかない状況になった時、必ず何か原因があるはずだ。
うまくいかない時期に遭遇した時は、いったん立ち止まって考える時間をつくってみるといいだろう。
何もせず、ただひたすら自分分析に集中する。
時にはインターネットを使って、自分の今の状況に似た体験をしている話を参考に見るのもいいだろう。
集中して原因を探せば、うまくいかない状況をプラスに変えるヒントが必ず見つかるはずだ。
決して「何が原因かわからない」と、あきらめてはいけない。
ネガティブになっていないか?
うまくいかない時期が訪れると、人は物事に対してネガティブになってしまう。
もちろん、人の気持ちはいつもポジティブなわけではない。
その日によって、ネガティブになることもあるだろう。
そのネガティブな感情が、画家活動をうまくいかない状況にしてしまっていることもある。
慌てなくていいのでゆっくり時間をかけて、ネガティブになっている原因を探してみよう。
そうすれば、うまくいかない状況をどうやってプラスに変えるのかが見えてくる。
過去の失敗を引きずっていないか?
失敗を経験したせいで、同じ物事に対して恐怖心が生まれてしまう。
そうなると、失敗したときの状況が頭の中で今と昔の映像がリンクして、また同じ失敗をしてしまうと思い込んでしまう。
この『失敗』に立ち向かうことで、うまくいかない時期を脱出することができる。
過去に失敗したことから逃げずに、なぜ失敗したのかを考えて分析してみよう。
そうすることで、うまくいかない状況をプラスに変えることができる。
失敗することは悪いことではない。
意外かもしれないが、『失敗』から学んで画家活動を続けることで絵の価値を上げれる場合もある。
自信のなさが表面に出ていないか?
自分に自信がなくなってくると、画家活動へのモチベーションが下がってしまい行動がストップしてしまう。
さらに自信のなさが顔に出てしまい、身近な人たちを不安にさせてしまうことにもなる。
例えば、つながってくれた画家たちやファンになってくれた人たち。
個展をひらいても顔に自信のなさが出てしまうと、絵の評価も下がってしまう。
これまでにつながってくれている人も、どんどん離れてしまうかもしれない。
自分の自信のなさが表面に出ていると感じたら、下記のような行動をとってみよう。
- 背筋を伸ばしてまっすぐ前を見て歩く
- 晴れた空を見上げて「ボーっとする」
- つくり笑いをしてみる
意外とこの方法が、うまくいかない状況をプラスに変えてくれる。
理想を求めすぎて空回りしていないか?
理想(目標)を高くしすぎて、うまくいかない状況になっている可能性だってある。
これも、いったんその理想を辞めてすぐに達成できそうな目標に変えてみよう。
それだけでも気が楽になって、うまくいかない時期から抜け出すことができる。
無理に理想を求めすぎると、うまくいかない時期がきた時にストレスを溜めてしまうので、ある程度気を楽にする事も必要だ。
この流れで進めても大丈夫だろうか?
今の状況がうまくいっていないと思った時は、
「理想に向かう為の流れが間違えているのかもしれない」
と、自分が理想にしている未来への進め方を見直してみよう。
まずは理想の生活を過ごすために、自分が今やらなければいけないことをメモに書き出してみるとわかりやすい。
それを見ながら活動すると、うまくいかない今の状況に対処する方法も見えてくる。
どんな小さなことでもいい、そこには必ずうまくいかない状況になっている原因があるはずだ。
何かヒントとなる部分を見逃しているのかもしれない。
いくつかの項目を書き出してみると、心のどこかで『焦り』を感じていることに気づくはず。
うまくいかない時期というものは突然訪れるものである。だから『焦り』がでるのは当然の事。
焦りは心のゆとりをなくしてしまい、正しい考えをできなくしてしまう。
そんな焦りのある中で、うまくいかない状況をプラスに変えることはとても困難なこと。
焦りがうまくいかない状況をつくっている
ここで大事なことは、あなた自身が『焦っている』ことに気づくことである。
この『焦り』を取り除かなければ、正しく次のステップへ進めることはできない。
この『焦り』は、表面的に出てくる焦りと、内面的に隠れている焦りがある。
それを自分で分析で見極める力を身につけることで、うまくいかない時期を脱することができる。
表面的な『焦り』
表面的な『焦り』とは、行動に出てしまうもの。
自分では気づかずに行動に出してしまっていることが多いため、周りの人に相談してみることで気づくことができる。
僕も画家になり始めた時に、活動をしていてもうまくいかない時期があった。
その焦りから、やってはいけない画家活動をしてしまったことがある。
その時のことを書いた記事があるので、ぜひ参考に読んでほしい。
この表面的な『焦り』は、周りの人の反応を見て初めて気づく。
うまくいかない状況になった時は、信頼している人や親しい人へ相談してみるといい。
そうすることで、今の自分の状況を客観的に見ることができる。
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内面的な『焦り』
この内面的な『焦り』が少し厄介なもの。
内面的な『焦り』は、周りの人からも気づかれないので自分で止めるしかない。
最悪の場合、周りの人まで巻き込んでしまうこともあるので、普段から
「今自分は焦っていないだろうか?」
と意識をしておくことが大切だ。
そして、うまくいかない状況だと感じたら、早めにその原因について分析をして状況を把握すること。
内面的な『焦り』は、自分にとって好都合な事ことばかりを思い浮かばせてしまう。
それが原因で、よく言う『空回り』状態となってしまう。
うまくいかない状況を回避する方法
ここで勘違いしてほしくないことは「良いことばかりを考えるのが悪い」と言っているわけではない。
理想の芸術生活を目指すのなら、『失敗→成功』を繰り返しながら大きな目標に近づいていくこと。
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そして『失敗』を『成功』に導くために、どんな道をつくって進めていけば良いのかを、自分で分析していかなければならない。
それでも、うまくいかない状況は何度も繰り返しやってくるだろう。
今、うまくいかない状況を回避したからといって、安心していると再び内面的な『焦り』が出てきてしまう。
そして再び、うまくいかない状況になってしまうと、対処する方法がわからなくなってしまう。
今こそ、うまくいかない状況をプラスに変えるチャンス
もし今、うまくいかない状況になっているとしたら、それは逆にチャンスだ。
なぜなら、『自分分析』をして自分を見直す時間ができるから。
それは「心を少し休ませて客観的に今の自分の姿を見て」と教えてくれているのかもしれない。
夢や目標に向けて、少しでも早く到達したいと思うことは当たり前のことである。
しかし、理想的な画家生活を過ごしていくためには、自分自身があらゆるトラブルを経験し、それを回避する方法を知ることも必要だ。
これが、うまくいかない時期をプラスに変えるために必要なことである。
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