「ブログを続けているのに収益につながらないのはなぜ?」
ブログを収益化するために、アフィリエイトやデジタルコンテンツ販売を始た人も増えてきましたが、なかなか収益につながらないと悩んでいる人も多いものです。
そういった人の特徴として、SEO対策ができていないことがあげられます。
SEO対策とは、ブログが検索上位表示されるための取り組みで、『キーワード選定』や『リライトの知識』が必要で、自然な流れで収益につなげる『仕組み』を構築するのが効果的です。
これから芸術家を目指す人にも必要となるサイト運営ですが、作品販売をする上で、こう言った知識も必要になってくるので、ぜひ参考にしてください。
目次
『SEO』とは
SEOとは『Search Engine Optimization』の略語で、GoogleやYahooなどにキーワードを入力して検索したときに、自分のサイトを上位表示するために対策をすること。
サイトを上位表示させるためには必要用不可欠で、SEOの知識を身につけることでサイトの順位もどんどん上がります。
なんとなくキーワードを意識してブログを書く人も多いですが、なんとなくでは検索を上位表示させることはできません。
ブログを収益化するためには、必ずSEOの知識が必要となってくるので、ブログを書く際に意識してみてください。
SEOで集客率が変わる
SEOを意識したブログを書き続けることで、そのブログが人を集めて収益につながります。
たとえば、絵の描き方についてのブログを書くとしましょう。
画家になりたいと考えている人は、絵を上手に描くための悩みを解決するために、Googleで『絵、描き方』とキーワードを入力して検索します。
そこで、表示された検索結果の1ページ目にでてきた気になるタイトルをクリックします。この、1ページ目にサイトを表示させる取り組みを『SEO対策』といいます。
SEO対策をするためには、相手の悩みを解決できるようなブログを書く必要があります。
たとえば、少し簡単に相手の悩みを解決するブログの流れを考えてみましょう。
「自分もそのような悩みを抱えていました」
「その悩みを抱える理由は〇〇だからです」
「それをすると〇〇で解決できました」
「このサービスは今のあなたにとって必要なものです」
「今、行動しないとまた同じ悩みを抱えることになります」
「さぁ、行動しましょう」
と、大まかな流れですが、この流れはアフィリエイト記事でもよく使われていて、行動喚起を促す文章のテンプレートです。
『相手の悩みを明確化→共感→教育→実体験→クロージング』
こういった、文章テンプレートの種類は他にもありますが、SEO対策する上で重要なのが文章ライティングです。
定期的にブログを書き続けることで、自然と身についていくものなので、収益につながるブログを書くなら継続することが有益につなげるコツです。
公式サイトだけでは集客はできない
「おしゃれなサイトを立ち上げたから安心」となって、長年更新していないのなら、それは危険です。なぜなら、放置されたサイトは存在していないのと同じ扱いをされるからです。
どういう意味か簡単にお話しします。
Googleが検索順位を上げるサイトと下げるサイト
Googleで上位表示されているサイトというのは、ユーザーのためになる情報を定期的に発信しているサイトで、定期的に記事の内容を新しい情報にアップデートされたものばかりです。
Googleは、そういった役に立つ情報、信憑性の高いサイトを多くの人に届けるために、検索順位を上位にあげようとします。
だけど、長年更新されていないサイトや、記事の内容が古いままで長年更新されていないサイトは「今は動いていないサイト」と判断して、検索をどんどん下げてしまいます。
なので、長年放置されたサイトは存在しないサイトと認識されて埋もれてしまうということなんですね。
これが、Googleが検索を上げるサイトと下げるサイトの基準となっているんです。
人が集まるブログ設計を目指す
ブログを収益化する場合、売り込み感が強くなってブログを閲覧する人からすると「またセールスか」と離脱につながります。
なので考え方を少し変えて、「人が集まるブログをつくる」と意識して記事を書けば、売り込み感がない上に興味をもってもらえるブログになります。
興味をもってもらうことができれば、ブログでオススメした商品やサービスが購入されやすくなります。
たとえば、アフィリエイト記事を書く際に、バナー画像が多かったり、大きく商品に誘導する画像が貼られたりすると、売り込みをされている気分になりませんか?
最近は『アフィリエイトで副業』という言葉もよく聞くようになったので、一般の人でも「これはアフィリエイト記事だな」と気づく人もいます。
そう言った場合は、記事の内容に信憑性をもたせつつ、テキストリンクを貼ったり、CTA(行動喚起ボタン)を適切な場所にだけ貼ることで、アフィリエイトの成果が上がりやすくなります。
まずは、人が集まるブログ設計を目指しましょう。
集客ブログは欲しい情報を発信するもの
では人が集まるブログ、いわゆる『集客ブログ』の役割について考えてみましょう。
集客ブログの役割は、ある分野においてその人が欲しがっている情報を発信すること。
この『ある分野』と言うのは、画家を目指している人をターゲットにするのなら『絵の描き方』や『オススメの画材』『絵画教室について』など。
子供がいる主婦をターゲットにするのなら『子育て』『習い事』など。
このように、自分が発信するブログを誰に読んでほしいのか、その人はどんな人なのかをイメージすることが重要です。
ブログは不特定多数に発信するのではなく、ある1人の人物に向けて情報を伝えるイメージをもつこと。これを『ペルソナ』といいます。
集客ブログは『ペルソナ』が重要
『ペルソナ』とは、具体的な人物像を設定して、その人を顧客とイメージすること。
ペルソナを設定することで、サイトのデザインにまとまりが出て、さらには相手に「自分のこと」と思ってもらえるので、次の行動につなげやすくなります。
そして読みやすいブログにするためには、次のことを意識するのも大切です。
- 何度も見返したくなる記事の書き方
- ブログサイトの見やすさ
- 文章の読みやすさ
これはSNSの投稿にも使えて、SNSマーケティングのスキルにもつながります。
ブログは過去の自分の悩みを解決するようなイメージで書く
僕が経験したことをシェアするとしたら、ブログ執筆に慣れるまでは、自分が悩んでいることを自分で解決するようなイメージでブログを書くと、読まれやすい記事になります。
その場合のペルソナは、自分の状況に近い人物像をイメージすると一貫性があります。
記事を書き続けるのはとても難しく、ある一定の記事数になると『ネタ切れ』という壁にぶつかります。
そんな時に、過去の自分の出来事を思い返してみて、失敗した話やトラブルにあった話など、失敗を成功に導く方法を今の自分が過去の自分に教えるように書くと、心に響きやすい記事になります。
集客ブログに必要なスキル
集客ブログを運営するのに必要なスキルは、次の5つ。
・リライト
・キーワード選定
・SEO対策
・アクセス解析
文章ライティング
集客ブログを書くには、読む人の心を引きつける文章の書き方『文章ライティング』のスキルが必要になります。
「自分には文章力がないから無理だ」と思うかもしれませんが、僕も最初は文章力なんてありませんでした。
最初は文章の流れもメチャクチャで、500文字書くだけで1日かかったこともあります。
それでもブログを書き続けていると、だんだん文章の流れ、読みやすさ、自分らしい言葉の使い方が身についていきました。
集客ブログで大事なのは、とにかく記事数を増やすこと。最初の目標として、『1記事500文字〜1,000文字の記事を50記事書く』これを意識すればいいんです。
50記事達成したら、過去の記事を見返してみてください。すると、文章力が成長していることに気がつくはずです。
ブログの魅力は、過去の記事を何度でも書き直すことができるところ。これを『リライト』と言います。
リライト
『リライト』とは、過去に書いた記事を最新の情報に書き換えたり、間違えている内容を修正するスキルです。
集客ブログは、書いて終わりではありません。
時代の流行が変わるのと同じで、その時は正しかった情報が、時代が進むにつれて「正しいと思われていたあの情報が実は間違えてた」ということも多いものです。
情報を届けているブログが間違いのままだと、そのブログの信頼性がどんどん落ちてしまい、Googleからも評価が下げられてしまします。
過去に書いた記事が間違えた情報というのはよくあるので、そのまま残すのではなく、敵的に見直してリライトをするのも集客ブログにとって重要な作業です。
リライトに関してはこちらに記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
SEO対策
SEO対策は、本記事の最初の方の『SEOとは』で話したように、GoogleやYahooなどにキーワードを入力して検索したときに、自分のサイトを上位表示するために対策をする知識です。
集客ブログにかぎらず、サイト運営には欠かせない知識なので、覚えておくと個で仕事をする上で強い力になります。
キーワード選定
キーワード選定は、ユーザーがどのようなキーワードでどのような情報を探し求めているのかをイメージして、どんなキーワードで記事を作成すればアクセス数が増えるのかを考えて、キーワードを決めるスキルです。
キーワードをしっかり設定していないと、記事の内容にバラつきがでて、読みにくく伝らに記事になってしまします。
ブログは何でもかんでも盛り込めばいいわけではなく、その記事の目的をしっかりとイメージして、その記事がGoogleに表示されやすくなるようなキーワードを設定することが重要です。
アクセス解析
そして、集客ブログを運営していく上でとても重要なことは、定期的に集客ブログへのアクセス状況を解析することです。
アクセス状況を把握することで、どの記事が低品質でリライトが必要なのかを知ることができたり、どのページが集客できているのかを知ることができます。
アクセス解析をするのに無料で使える有名なツールが、次の2つ。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
他にもアクセス解析ツールはありますが、この2つのツールは企業や個人で使用されている最も有名なアクセス解析ツールです。
この2つのツールを集客ブログに連動させておくことで、どのキーワードからのアクセスが多いのか、どのブログ記事が一番読まれているのかなどを細かく分析することができます。
できれば、月に1回はサイト全体のアクセス状況を解析することをオススメします。
Googleアナリティクスとサーチコンソールの使い方について説明しているサイトをみつけたので、そちらをご覧ください。
ブログはまず『50記事』を目指す
ここまで集客ブログを書くための知識について話してきましたが、なんとなくイメージできたでしょうか?
集客ブログ書くにあたって、ブログの更新頻度を落とさないことも大切なことです。
では、どれくらいの記事数があればいいのかということですが、先ほど『まずは50記事を目指す』と話しましたが、とくに決まりがあるわけではありません。
ただ、アフィリエイトを始める場合は、50記事以上あればアフィリエイトサイト登録するときの審査が通りやすくなります。
50記事を目指す理由は、とにかく記事執筆になれることです。
ネットではよく「まずは100記事書こう」といわれていますが、ブログ初心者からすれば、100記事書くことはとても大変です。
集客ブログを経験している人ん中には、20記事でも上位表示されている人もいます。
要は、1記事の内容を充実させて魅力的な記事を書くことが重要で、まず50記事書いて過去記事を見返すポイントとして設定しておくと、楽しく描き続けることができるんです。
50記事というのは、あくまでも僕がこれまでブログを経験して価値を感じた記事数ですが、間違いではありません。
一つの目標として、50記事書く価値はありますよ。
まとめ
集客ブログに必要な知識とは、SEOを意識したブログを書いて発信していくことが重要だと話してきました。
集客ブログを書く前に、まずはペルソナを設定して、その人の悩みを解決する記事を書くこと。
もしペルソナがイメージできないのであれば、過去の自分に向けてブログを書くことで、信憑性のある記事を書くことができて、サイトを見た人にも伝わりやすくなります。
集客ブログに必要な下記のスキルにを身につけて、
・文章ライティング
・リライト
・キーワード選定
・SEO対策
・アクセス解析
50記事を目指してみてください。
一つの目標が達成できたとき、ブログの楽しさを味わうことができるでしょう。

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