信頼し合える仲間とアイデアを出し合い、一つの想いが詰まったアート作品。
僕が、デジタル作家を始めた頃に考えた企画です。
具体的には、人物を入れてPhotoshopで幻想的なデジタルアートの作品集をつくる企画。
その企画を実現させたことも、僕にとzつて芸術活動の実績となりました。

その企画で僕が実感したことは、信頼できる仲間と活動をすることで作品の価値が高まると言うことでした。
本記事では、「芸術は、信頼できる仲間とつくることで作品の価値が上がる」という話をしています。
独自性のある作品をつくるために、一人で作品をつくることも大切です。
しかし時にはチームを組んで、1つの作品をつくり上げる活動も必要なんですよね。
下記は、僕の企画に関わってくれた仲間とのデジタルアート制作の様子をまとめた短編動画です。
ぜひ、
「自分らしい作品を作りたい」
「共同作品を作ってみたい」
と思った時の参考にしてください。
目次
デジタルアートとは
デジタルアートとは、パソコンやタブレットといったデジタル機器を使ってつくるアートのこと。
僕の場合は、デザイナー時代に身につけたAdobeの『Photoshop』を使った作品だったり、『Firefly』で生成された幻想的な作品です。


デジタルアートといっても、アクリル絵の具や水彩絵の具で描く世界とそれほど違いはありません。
作品をつくる過程で、デジタル機器を使って表現するのか絵の具を使って表現するのかの違いです。
とは言え、デジタルアートは低く評価されてしまうことも多いので、どうやって作品の魅力を伝えるのかを考える必要があります。
デジタルアートが低く評価されやすい理由として、
・データで保管ができる
・何回でも修正できて複製しやすい
からだと思います。
だから僕は、自分がつくったデジタルアートにこだわりをもつようにしています。
デジタルアートの世界を共につくる企画
僕のデジタルアートはパソコンでつくる作品ですが、その作品をつくるのに欠かせないなのがベースになる写真です。
こちらの記事でデジタルアートの作り方を解説しているので、そちらを見れば写真が必要なことがわかるかと思います。
写真は自分で撮影した写真だったり、手描きで書いた絵をパソコンに取り込んで、画像データにしたものだったり。
最終的には、次の2つの方法でデジタルアートの素材を作っていきます。
- スケッチブックに描いたイラストをパソコンに取り込んで画像データにしてPhotoshopで加工する方法
- 実際に人物・風景・建物などを一眼レフで撮影して、それぞれのパーツを切り抜いて合成していく方法
僕の場合は、主に「2.」の一眼レフで撮影して各パーツに切り抜いていく方法です。
このデジタルアート作品集企画では、人物をいれて『クリエイティブな世界観』をテーマにした作品集。
それには、モデル、フォトグラファーが必要でした。
モデルとフォトグラファーに依頼する
まずは、デジタルアートのイメージに合うモデルと、的確な構図で撮影をしてくれるフォトグラファーに依頼をしました。
・モデルは、Akaneさん。
・フォトグラファーは、Color Clipsさん
僕自身が撮影する場合もありますが、今回は状況を見ながらイメージを伝えなきゃいけないので、知人のフォトグラファーさんにお願いしました。
デジタルアートの素材の撮影
メンバーが決まり、メインの素材となる人物撮影からスタートさせることに。
ここで大事なのは、
・イメージに合う撮影場所決めと撮影ポイント
この時、撮影に利用した場所は『兵庫県の尼崎商店街』でした。
実際に行ってみると、イメー通りの暗い空間で人が少なく、サビれた地球を修復するイメージにピッタリ。

撮影 : Color Clips
息を合わせて企画を進めていく
撮影当日は、デジタルアートのイメージに合うポイントを探しながら撮影を進めていきました。
イメージした世界は、『暗闇の世界から明るくクリーンな世界へと修復していく』ようなイメージ。
ここで僕の反省点が、ロケ地の事前下見ができていなかったことでした。
そのため、当日に撮影ポイントを探しながら撮影をしなければいけず、効率よく動けなかったことです。
そこは現場慣れしているフォトグラファーが、機転を利かせてくれました。
事前にイメージを伝えていたことで、イメージに合うポイントを素早く見つけてくれて、ここに、チームで企画を進める価値があることを実感しました。

撮影 : デジタル作家R.i.
作品イメージが、一眼レフの小さなディスプレイを通して形になっていく。
モデルもそれを確認しながら、作品イメージに合うポージングに変化をつけていく。

撮影 : デジタル作家R.i.
モデルとフォトグラファーのスムーズなやりとりを見て、撮影はリズムを合わせることがとても重要だと知りました。
頭の中のイメージを形にする難しさ
頭の中で思い描いた世界を形するのは、とても難しいことだと思います。
なぜなら、僕のデジタルアートは抽象的だからです。
僕のイメージする世界は、どちらかというとマニアックな世界。
モデルもフォトグラファーも、イメージするのは難しかったでしょうず。
なのに、僕のイメージ通りの写真を撮ってくれました。

光と影のコントラストを強くしてもらい、僕がイメージしているデジタルアートの世界観に近づけてもらう。

モデルの表情、フォトグラファーの光と影の操り方。
隣で撮影風景を見ていると、その写真だけでアートな世界になって、そこから手を加えるのが勿体無い。



でも、これは僕が企画したデジタルアート作品集のための撮影です。
申し訳なさと感謝の気持ちを込めながら、デジタルアートを完成させました。

デジタルアート : デジタル作家R.i.
このデジタルアート作品集は、参加してくれたモデルとフォトグラファーへプレゼント。
デジタルアート作品集『CREATIVE』(非売品)

信頼できる人とつくったデジタルアート作品集は、僕にとってすごく価値のある作品です。
参加してくれたメンバーにも喜んでもらえて、チームで作品をつくる価値を知ることができました。
本作品集は非売品のため、お届けすることはできないのが残念ですが、幻のデジタルアート作品集になりました。
デジタルアート作品集のコンセプト
最後に、今回のデジタルアート作品集『CREATIVE』のコンセプトを共有します。
『CREATIVE』
現代の地球は、
自然災害や対人によるトラブルが多発している。「そのうち地球が滅びてしまうのではないか」
と思ってしまうほど。昔の人はすごいと思う。
現代のようなネット環境も無く、
通信手段も限られていた中でどうやって協力し合ったのだろうか?自分自身、
この地球をクリーンな世界になるために、
“何か協力できる方法がある”ことを忘れているような気がする。少しでも多くの人がそれを思い出し、
協力し合って現代のトラブルやストレスの多い地球環境を修復してほしい。そのために、
まず自分自身が地球環境を修復することに貢献していかなければならない。
このデジタルアート作品集『CREATIVE』のには、『修復』という意味も込められています。
今の時代は、人と人のトラブルが増え、災害、事故、事件、戦争、誹謗中傷など、そのうち地球そのものが消えてしまいそうな勢いです。
そんな地球の本当の姿は、クリーンで綺麗な姿をしているのかもしれません。
そんな、クリーンな地球環境の修復に貢献できる芸術活動を続けていくために、『修復』という意味をこめました。
最後に
今回、デジタルアート作品集の企画を通して思ったことは、芸術家も時にはチームで創作活動をすることも必要ということ。
現代社会がストレスを感じやすい環境になったのは、僕たち自身であり、それを修復するのも僕たちではないでしょうか。
チームで活動する目的を明確にして、それに向けて1点でも作品をつくることができれば、それはとても価値のある作品となるでしょう。
デジタル作品集『CREATIVE』制作の参加メンバー
- Model / Akane [ Akane Instagram ]
- Photo / Color Clips [ Color Clips Instagram ]
本当にありがとうございました!
デジタル作家 R.i.

