芸術作品の価値を上げる方法 | オーダーメイドでどこにもない芸術作品をつくること

芸術家

芸術作品の価値を上げるには、オーダーメイドの依頼を受けることも必要になってくる。

ストックしている芸術作品を販売するだけでは、作品の価値を上げることはできない。

なので、オーダーメイドで『特定の人』だけの芸術作品をつくることも大切だ

今回は、僕がオーダーメイドでデジタルアート制作を受けたことで、さらに次につながったと言う話である。

『特定の人』だけのデジタルアート作品

つい最近の話だがアート×写真家の芸術活動をしていて、その中で知り合った人から嬉しい話をいただいた。

「リョウさんの作品に新しいアートな世界観を感じたので、自分用にもデジタルアートをつくって欲しい」

と言ものだった。

確かに僕のデジタルアートは、手描きの芸術作品ではないことで、珍しい作品と言われることが多い。

よくよく考えてみると、今までオーダーメイドでデジタルアートの依頼を受けたことがない。

こうして考えてみると、作品展用やジークレー販売用にデジタルアートをつくるだけでは成長しないのかもしれない。

上記のように、特定の人だけのデジタルアートをつくることも大切なことだと思えてきた。

固定概念は捨てよう

固定概念は、場合によっては理想の人生の妨げになることがある。

僕は芸術作品を販売するために、

「芸術作品の数を増やすために、常に新作をつくっていかなければいけない」

と思っていた。

もちろん、新作をつくってオンラインショップなどで作品を販売をすることも必要だ。

しかし、オーダーメイドで特定の人だけの芸術作品を届けることも大切なのである

いつまでも『新作』ばかりにこだわっていても、理想の芸術人生を歩くことはできない。

例えば、オンラインショップを上手く使えば、オーダーメイドの依頼を増やすこともできる。

芸術作品の撮影スタジオ

そして先日行われた、オーダーメイドのデジタルアート制作現場を紹介したい。

今回は、人物が中心になるデジタルアートである。

そのためには、デジタルアートに合成する人物を撮影しなければならない。

そのモデル撮影に使わせていただいた場所は、新大阪にある『スタジオクオリア・ホワイトスタジオ』である。

スタジオクオリアへのアクセス

スタジオクオリアへ電車で行く場合は、

  • JR又は地下鉄(大阪メトロ)御堂筋線『新大阪駅』より徒歩で約10分
  • JR『東淀川駅』東口改札より徒歩で約3分

と駅からそれほど遠くない。

ただ、新大阪駅からアクセスする場合はとても迷いやすいため、東淀川駅の東出口からのアクセスが一直線で行けてわかりやすい。

下記にスタジオクオリアが運営するのYouTube動画を見つけたので、東淀川駅からの行き方の参考にしてほしい。



そして、スタジオクオリアへ車で行く場合

スタジオクオリアの入り口前には1台分停めるスペーズがあるので、スタジオに到着したらスタッフの方に確認してみよう。

もし車が止めれなくても、すぐ近くにコインパーキングがある。

僕は撮影当日は車で向かい、すぐ近くにあるコインパーキングに停めたが、そこからスタジオまでほんの数十秒程度だった。

ホワイトスタジオ

スタジオに入ると、いくつか部屋がある。

その中の『ホワイトスタジオ』という部屋が、今回デジタルアートの人物を撮影する部屋。

メインで使うのは、入り口に入って正面にある『白ホリエリア』だ。

デジタルアートに合成するためには、Photoshopを使って人物や素材を切り抜く必要がある。

その為、背景に余計なものが入ってしまうと、切り抜きに時間が掛かってしまう。

少しでも切り抜きを効率よくするために、撮影の時から切り抜きやすい背景を選ぶことがポイント。

最近のフォトショップは機能が進化して、切り抜きが容易にできる。

その他にも、白ホリエリアに向かって左手には『ゴシックエリア』

コスプレ撮影をする場合に、ゴシックエリアを使用する人が多い。

白ホリエリアに向かって、右手には『ガーデンエリア』がある。

ファッション撮影に使えそうなデザインだ。

その他にも、撮影で使えそうなエリアがある。

今回の撮影の目的は、デジタルアートに使う人物撮影。

その時の撮影風景がこちら。

和風のデジタルアートをつくるため、着物と僕が持っているヒラヒラしたベールを付けてもらった。

デジタルアートのイメージは『夏金魚』。

完成した芸術作品は、後日にお知らせするので、楽しみにしていてほしい。

上の撮影風景の写真を見てもらうと、

「デジタルアートになる人物撮影に対して、カメラマンが多くない?」

って思うかもしれないが、デジタルアート用のメインカメラマンさんは3人の内の真ん中の1人だけである。

両サイドのカメラマンさんは、個人的に白ホリ以外のエリアで撮影するためのカメラマンさん。

こんな感じで、デジタルアートに合成する人物を撮影している。

最後に

こうして、オーダーメイドのアート作品をつくることも必要である。

もちろん、自分の世界観をアピールしていくことも大切なこと。

だけど、オーダーメイドで世界に1つしかないアート作品をつくることで、さらに自分のアート作品の価値も上げることができる

僕のデジタルアートは特殊な技法だが、人物を入れることもできる。

そのため、依頼者自身もデジタルアートの世界を感じることができる。

こうやって付加価値を付けることで、世界に1つだけの芸術作品をつくって価値を上げることができる。

ぜひ、オーダーメイドで芸術作品をつくると言う方法も考えてみてほしい。


リョウ(写真家)

京都の写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府で写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方についてのブログを発信しています。2018年にプロの芸術家からブランディングやマーケティングの知識を学び、2018年に京都でデジタルアート展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在は東京でも写真活動を行う。

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リョウ(写真家)

京都の写真家。1974年生まれ、大阪出身。現在は京都府で写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方についてのブログを発信しています。2018年にプロの芸術家からブランディングやマーケティングの知識を学び、2018年に京都でデジタルアート展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在は東京でも写真活動を行う。

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