クリエイティブな世界では、独創的でオリジナリティーのある発想力が求められる。
いつでも頭の中でアイデアが浮かばせることができれば、あなたもクリエイティブ業界で活躍することができるだろう。
そう言ったクリエイティブな発想力を鍛えるためには、1つのモノに対して色々な角度から物事を見れるようにならなければいけない。
そうすることで、自分らしい独創的なアイデアを浮かばせることができて、それが人の役に立つものへとつながるのである。
目次
クリエイティブとは?
クリエイティブ(creative)とは、独創的や想像力などと言う意味があり、常に新しいモノを生み出す力である。
クリエイティブな人とは、その想像力を鍛えることで、新しいアイデアを浮かばせ、世の中の人のためになる新しいモノ(形)へと落とし込んでいく人というイメージ。
- 今までにない新しいものをつくり上げる人
- ある問題を自分なりに考えた方法で解決する人
クリエイティブな人は、ある問題が起きたときにその問題を色々な角度から分析して解決し、そこから次のステップへと活かせる人である。
「自分はクリエイティブな人になれるか?」
クリエイティブな人と聞くと『カリスマ性があり特殊な能力をもった魅力的な人』だと思っている人が多いだろう。
確かに、クリエイティブな人のアイデアは独創的で、人とは違った視点から物事を考えて解決できるので、魅力があってカッコ良い人だ。
しかし、どんな魅力のあるクリエイティブな人でも、そこまでたどり着くのにはとても苦労をしている。
クリエイティブな人のこれまで歩んできた人生を聞けば、共感できる部分があり身近に感じることができるはずだ。
そう、この記事を読んでいるあなたも、独創的なアイデアを生みだすクリエイティブな人になることはできる。
「自分にはセンスがないからクリエイティブな人にはなれない」
「自分にはセンスがないから独創的な作品がつくれない」
と言って、クリエイティブ業界に参入するのを諦めてしまうかもしれないが、誰にでもクリエイティブな人になれる素質はある。
2021.01.04
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クリエイティブに向いている人
先ほど「誰にでもクリエイティブな人になれる素質がある」とは言ったが、クリエイティブな人になるには次のようなことを意識していく必要がある。
- 注意深い人(周りをよく観察する人)
- どんな物事にも興味を持つ人
- 表現力のある人(自己表現ができる人)
- 自分の想いを主張できる人
周りの言動や行動を常に分析して、良いと思ったことは自分なりに進化させて取り入れる人には向いている。
周りを観察するがシンプルな考え方をしている
世界状況をよく観察している一方で、物事を複雑に考えずシンプルに考える人が多く、遠回しな言い方よりも結論から入る人が多いのも特徴的である。
物事をシンプルに考えることで、どんなことでも効率よく進めていく方法を知っている。だからどんな事もにも興味を持ち、チャレンジして自分らしい表現で共感できる人を増やしていくのだろう。
物事をシンプルに考えることができる人は、失敗した時でも冷静に自分分析ができて、それをプラスに変える力を持っている。
物事をシンプルに考えることで、失敗をプラスに変える力を身につけることができるのである。
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クリエイティブな人は常に情報のアンテナを張っている
クリエイティブな発想を持っている人は、日常生活でも常にアンテナを張って、いろいろな情報を探している。
街を歩く時も周りの人がどんな行動をしているのか、建物・看板・チラシなど街中にあふれているものを観察して、そこからアイデアを浮かばせている。
このように、いろいろなものに興味を持つ人は、クリエイティブな仕事に向いていると言える。
「じゃあ、自分は周りをあまり意識しないから向いていない」
と思っているならそれは間違いであって、クリエイティブな発想というものは、普段から意識しておくことで自然と身についていくもの。
たとえば「電車の広告にはなぜ目がいくのだろう?」と考えながら、どんな心理効果が隠されているのかその広告を観察してみてほしい。
意外なところに心が惹かれるアイデアが隠されていて、それを発見できた時の嬉しさはクセになる。
他にも「あの看板はなぜ見やすいのだろう?」と色の使い方や言葉の遊び方について分析したり。
「スマホを見ながら歩いている人は何を見ているのだろう?」と、その人の行動を観察したり。
そんなことを考えながら街を歩いていると面白い発見ができて、それが仕事につながることはよくある。
街中にはたくさんのアイデアが転がっているので、周りを観察する楽しさがわかってくる。
クリエイティブな発想をする人は、自分の人生経験からイメージする
芸術家もそうだが、何もないところから新しいアイデアを浮かばせて、1つの作品をつくるのは想像以上に難しいもの。
クリエイティブな発想をする人は、今まで自分が経験してきたことからヒントを得て新しいものをつくることもある。
その人生経験は、クリエイティブな人だから特殊と言ったわけではなく、みんなと同じような人生を経験してきている。
ただ発信の仕方が上手く、周りからも共感されやすい発信の仕方を知っている。
これまでに自分が失敗したこと、怖い思いをしたこと、楽しかったこと、幸せだと感じたこと。
それをヒントにクリエイティブなものに変換して、自分らしいオリジナルの世界観をつくっている。
その他にも、自分の好きなことからもクリエイティブな発想を浮かばせることもできる。
それを僕が以前に書いた、下記の記事があるので参考に読んでもらうとイメージができるはずだ。
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『1つの物事』を色々な角度から見れる
クリエイティブな発想をする人は、ある1つの物事に対して色々な角度から見る思考力をもっている。
とても難しく聞こえるかもしれないが、この思考力を鍛えるということも練習すれば身につくものである。
たとえば、自分の目の前のテーブルに、赤くて美味しそうなリンゴが置いてあるとしよう。
- 「このリンゴはなぜ赤い色をしているのだろう?」
- 「このリンゴを見ていると美味しく感じるのはなぜだろう?」
- 「リンゴを違う色に育てることはできるのだろうか?」
- 「とても大きなリンゴを作ることはできるのだろうか?」
- 「リンゴが好きな人は、この世の中に何人いるのだろう?」
このように、どんどん見方を変えて疑問を増やしていく。
実は1つの物事とは1つの答えだけでなく、色々な角度から考えることで新しい姿が見えてくるもの。
目標に向かうための道は1つの道ではなく、多方面から進んでいくことで一番近い道を見つけることができるということ。
そしてクリエイティブな発想をする人は、疑問を疑問のままにせず答えが出るまで自分で調べるという行動をする。
その疑問を解決して、生まれたアイデアを仕事や作品につなげていく。
そこからまた別のイメージしたものを色々組み合わせて、オリジナルのものをつくっていく。まるでパズルのように。
アイデアはいつもストックしている
1つのものを色々な角度から見て、アイデアをたくさん生みだすことができるのも特徴の1つ。
思い浮かんだアイデアは、発想を転換すればまた違ったものになる。
そのためクリエイティブな発想をする人は、浮かんだアイデアをいつもストックしているのだ。
イメージしたアイデアは、簡単な絵にしたりメモ帳に箇条書きで書き出しておけばストックが増えていく。
こうすれば、どんどん新しい物を生み出すことができるだろう。
ただし、アイデアをストックするときに気をつけておかなければいけないことは、必ず思い浮かんだその時に書き出すこと。
なぜなら頭の中で思い浮かんだものというのは、時間が経つと忘れてしまうことが多い。
いくら記憶力の良い人でも、頭の中だけではどんなアイデアだったのか忘れてしまう。
そのためにも、メモ帳を常に持ち歩いて記録しておくことが大切だ。
頭の中に浮かんだクリエイティブな発想は、時間が経てば100%忘れてしまうと思っておいた方がいいだろう。
このように、1つの物事を色々な角度からイメージしてみると、思いもよらないクリエイティブな発想が生まれてくる。
まとめ
クリエイティブな人生を目指していくのなら、
- 今までにない新しいものをつくり上げる人
- ある問題を自分なりに考えた方法で解決する人
にならなければいけない。
注意深く周りを観察して自分なりに分析し、それを新しいものに変換することで新しいアイデアが浮かんでくる。
そして、物事をシンプルに考えれるようになれる人になること。
物事をシンプルに考えることで、1つのことに対していろいろな角度からイメージすることができる。
さらに、いろいろなアイデアも思い浮かんでくる。
浮かんだアイデアをストックしておけば、いつでも新しくて自分らしい表現や作品をつくることができるだろう。
最後に僕の心の調整の仕方
最後に1つ、クリエイティブな活動をする上で重要なことは、定期的に心を休ませてあげること。
アイデアを探すことには相当な神経を使うことになり、自然に周りが見れるようになったとしても、心には疲れがどんどん溜まっている。
そこで僕が心を調整する1つの方法として、雨の日は雨の音を聞いて心をリラックスさせることがある。
雨の音は「水が流れる」イメージがあり、心が洗い流されるような気がして心にゆとりが出てくる。
ぜひあなたも、雨の音を聞いて心をリラックスさせてほしい。
2021.11.25
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