【リョウのアートな物語 vol.9】京都の南禅寺に写真を撮りに行った話

リョウの人生

アート×写真家として芸術活動をしている僕にとって、自由に動ける環境というものがとても大切だ。

スタッフを雇わず、自分1人で仕事をして、好きなアートを制作したり写真を撮ったりして自由に過ごす。

時間を自由に使える価値ってなんだろう?

そう考えたときに出た答えは、心にゆとりができることで作品のイメージがどんどん浮かんでくること

心にゆとりが持てると、新しいアイデアがどんどん浮かんでくる。

僕は性格上、誰かに雇われて働くことが苦手なタイプである。

もちろん企業で働けば、安定した収入を得ることはできるかもしれない。

だけど、その安定も永遠には続かないだろう。

だったら今から自分の好きなことをするために、どこにいても収益につながる仕組みを構築すればいい。

そう言う想いから始まった僕の芸術人生計画。

その計画には、気分転換をするために自分の好きな時間に好きな場所へ行く自由な行動は必要不可欠である。

僕の気分転換は、好きなカメラを持って気になる場所を撮り歩きすること。

先日も、京都の『南禅寺と水路閣』と言う場所に行って、自由に写真撮り歩きをしてきたので紹介しておきたい。

京都の南禅寺で心を浄化

今回、自由な時間を過ごしに行った場所は、京都地下鉄東西線『蹴上駅』を降りて徒歩で約10分のところにある南禅寺(なんぜんじ)と言うスポット。

不思議なトンネル『ねじりまんぽ』

地下鉄の改札を出て地上に上がり、1番出口を出て右へ向かうと、赤いレンガで作られたレトロな歩行者用のトンネルが見えてくる。

この不思議なトンネルのことを『ねじりまんぽ』と呼ばれていて、僕はこのようなレトロ感のある赤レンガ調の建造物がとても好きである。

上の写真はトンネルを抜けたところから入り口に向けて撮った写真。

トンネルを抜けた方が懐かしい感じがしたので、敢えてそちらから写真を撮影した。

トンネルの中に入るとこのような感じ。
↓↓↓

昭和の時代にタイムスリップしそうな雰囲気だ。

しばらく中にいると、このトンネルを使ったデジタルアートをつくりたくなったり、モデルさんの撮影場所にしたくなってくる。

南禅寺へ向かう道中

そして『ねじりまんぽ』を抜けてさらに進んでいくと、昭和時代を感じさせる道や緑が見えてくる。

この日は日差しがキツくて、ジリジリと腕が焼ける感覚があった。

僕は緑(森)をテーマにしたデジタルアートをつくることが多く、自然の緑(森)は心が和むもの。

天気の良い日はこうやって緑(森)のある場所に行って、心のストレスを発散している。

心のストレスを抱えてしまうと、質の高い作品をつくることができなくなってしまう。

どんな仕事でも同じことだが、質の高い仕事をするにはシンプルに考えてストレスを抱えないように工夫することが大切だ

存在感がすごい『三門(重要文化財)』

さらに奥へ進むと、正面に見えてくる大きな建物。

こちらは、寺院を代表する正門『三門(重要文化財)』。

とにかく存在感が半端ない門。

柱の1本1本がドッシリしていて、緑の木以上の高さがある屋根がとても力強く感じるだろう。

目的の『水路閣』へ

今回の僕の目的は『水路閣』を見にいくこと。

恥ずかしながら、京都に住まいを移して十年以上経つが、一度も南禅寺に行ったことがない。

僕の知り合いからも、

「京都に住んでいるのなら、南禅寺や水路閣は絶対に行かないとダメだよ」

と言われることもあって、いつか行こうと思っていた。

観光地が近いと、なかなか見に行かないものなのかもしれない。

僕は廃墟のように古びた建造物が好きで、デジタルアートの世界観にも取り入れることもある。

ここも僕の好きな、赤レンガ調でレトロ感を味わえる大きな建造物。

色のあせり具合もとても良く、なんとも言えない曲線を描いた上部の形。

昔の人はこんなバランスの良い建造物を、どうやって作ったんだろうと思いながら写真を撮り歩く。

遠目で見ると、手前にある木とのバランスも良く、昭和時代に戻ってきたような感覚になる。

赤レンガの上の部分の劣化が、とてもアートな感じ。

そして、水路閣で写真撮る定番の位置に向かう。

この橋桁では、ポートレート撮影をする人が多く、定番の撮影スポットになっている。

これが定番のポートレート撮影の画角。
↓↓↓

本当はモデルさんを入れて撮影したかったが、今回は1人で自由に撮り歩きたかったため、次の機会に取っておくことにしよう。

オススメ『蹴上インクライン』

そして、ここも定番の撮影スポット『蹴上インクライン』

全長582メートルもあって、世界最長の傾斜鉄道跡で船を運航するためにつくられた傾斜鉄道の跡地である。

そこをのんびり歩いていると、僕と同じようにゆったりと休んでいる鳩に出会った。

写真を撮らせてくれているようで、全然動かない。

こんな感じで、僕にはゆったりした時間を過ごすことも必要なのである。

自分が理想にしている人生を歩くためには、

  • 行動
  • 努力
  • 続ける力

は必要なもの。

だけど、時には心も体も休ませることも大切

仕事がうまくいかずに焦って仕事をするよりも、思い切って1日のんびり過ごせる時間をつくることも大切だ。

そうすることで心の調整ができて、質の高い仕事にも繋がるのである。

僕もデジタルアートで行き詰まった時は制作の途中でも、外に出てのんびりした時間を過ごすようにしている。

ストレスを抱えていると、仕事がスムーズに進まない。

人によってストレスの発散方法は違うが、時には自分なりにゆったりした自由な時間を過ごしてみてほしい。

体を動かすこともストレス発散になる

僕の場合は、仕事上どうしてもパソコンに向き合う時間が多く、集中しすぎて気づかないうちにストレスを抱えてしまっていることがある。

そんな時に、今回のように自然を見に行ったり観光地を訪れたり、レトロな雰囲気で懐かしさを感じれる喫茶店に行ったり。

その他にも、行きつけのエスニックファッションのお店に行ったり。

こうして心の調整をしているのである。

体を動かすこともストレス発散に効果的

さらに最近はデスクワークが多くなり、体がガチガチに硬くなってきている。

さらに体重も増えてきているため、YouTubeチャンネルを見て自宅でもできる簡単ストレッチを取り入れている。

体を動かすこともストレス発散にとても効果的なので、是非、ライフスタイルに取り入れてみてほしい。

僕がつくるデジタルアート

僕がつくるデジタルアートを見た人は、

「不思議で幻想的だけどなぜか心が癒される」

「自分もこんな世界に行ってみたい」

と言う感想をいただくことが多い。

作品#055『遊びの森の住人』

フワフワと浮かび上がる時計とテーブルで遊び心をイメージし、そんな遊びの森の住人がどんなキャラなのかを、この作品を見てくれた人に想像して欲しくてつくった作品である。

遊びの森に住んでいるキャラは、いたずらをしそうなキャラなのか、子供のような可愛いキャラなのか。

作品#008『和み、秋色の記憶のヒカリ降る』

僕自身がお気に入りの一眼レフカメラで撮影した、京都の竹林の写真を使ったデジタルアートである。

あたり一面に生えている背の高い竹の隙間から、優しい光が降っている風景を見て懐かしさを感じた。

この2つの作品は、全て自分で撮影した風景写真を使ったデジタルアートである。

その素材をグラフィックソフトのPhotoshopで、合成や加工を重ねてつくっている。

まとめ

時間を自由に使える価値は、心のストレスをなくすことができるだけではなく、質の高い仕事をすることもできるのである

今回は僕が自由な時間を過ごしに行った京都の南禅寺を紹介したが、観光地を訪れることに執着しなくてもいい。

気分転換ができるのなら、近くの公園でゆったりした時間を過ごすだけでも気分を変えることはできる。

こうして定期的に気分転換をしながら、焦らずに理想の人生を歩いていくことが大切なのである。


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リョウ

リョウ

アートマネージャー。1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府でアート×写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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リョウ

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アートマネージャー。1974年生まれ。大阪出身。現在は京都府でアート×写真家の活動をしながら芸術家を目指す人へ理想の芸術生活の過ごし方について提案しています。2018年に京都で個展を開催。2019年に横浜赤レンガ倉庫でのグループ展に参加。2021年に奈良のクリエイターイベントに参加。現在はAI生成NFTアートについても研究中。

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